イギリスのお菓子
2024/01/01 19:34
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティーの作品はほとんど読んだことないのですけど、イギリスの伝統料理やお菓子がたくさん紹介されてあり、読んでなくても楽しめます。
食で読み解くミステリーとイギリス文化
2024/05/23 11:31
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投稿者:今井 - この投稿者のレビュー一覧を見る
外国の小説を読んでいると、よく「あんまり分からない食べ物」が出てくる。例えば〇〇プディングとか。なにから出来ているのかまったく想像できない。この本ではクリスティの小説に出てくるお菓子などを題材に、それらが詳しく紹介されている。もちろん、プディングがなんたるかも詳細に載っている。それにしても、クリスティ作品に出てくる食べ物の多いこと!食べ物が事件解決のきっかけになることも多いのだとか。誤字、脱字の多さが少し気になった。クリスティ作品のガイドブックとして、イギリスの歴史や食文化を知る足がかりとして、この本は最適の一冊といえるだろう。
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恐らくアガサ・クリスティの本を読んでいたら物語に登場する文化や食事の理解が深まり、面白いのだろう。私自身はポアロの映画しか知らず、この本を読むに値しなかった...
ただイギリスのご飯はあまり美味しくないという噂は本当なのだろうか。
どのレシピからもそんな印象は受けない。
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素晴らしすぎるこの本。
イギリスのお菓子とごちそう、で私はかなり満足してたけど、更にありがたい内容。
アガサクリスティーが好きなのに、なかなか全部は読めない私は、作者の頭の中やその時の背景には興味があり、自伝を読んでいる。
それでも、アガサクリスティーの生活や背景を覗けた気がしたけど。
この本は色をつけてくれたし、更にアガサクリスティーもイギリスも好きになる。
こんなに中身ぎっしりの本と出会えて嬉しい。
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アガサ・クリスティの作品には、さらっと美味しいものがたくさん登場している。
子供の頃、聞いたこともないその食べ物を想像し、食べてみたいと願っていた、そんなことを思い出させてくれる本。
土地柄、歴史的背景などにも触れてあって、とても読みごたえのある一冊だった。
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アガサクリスティのミステリを読もうと考えて、図書館で調べてみたら、偶然目についた本。
アガサクリスティ作品に出てくる食べ物(一部小物を含む)を著者のイギリスでのホームステイの逸話もからめて紹介している。写真も多く、イギリスの風土がとてもわかりやすい本で、可能ならば紹介されているお菓子や食べ物を(レシピも載っているので)食べたいものだとしみじみ思った。
マクドナルドの朝マックにはマックグリドルという柔らかい甘みのあるパンにベーコンとタマゴが挟まっているメニューがある。私は長いこと『グリドル』というのがなんなのかがわからなかったのだが、この本で知る事が出来た。パン、時に甘いケーキのようなパンを焼く時に使う平たい鉄板をグリドルというのだ。つまり、無理にグリドルで焼いた菓子パンサンドってことだったわけだ。
この本には、沢山のお菓子があり〆を飾ったのはチョコレートケーキだった。その紹介されているチョコレートケーキの美味しそうなこと……今から、買いに行ってしまおうかしらなんて考えている。