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現代でのみ成り立つ,身の回りのニュースを題材に,どんでん返しミステリの連作がまとめられる.ライトなミステリ好き読者にどんでん返し推理を体験して貰う,謎解き例題集のような立ち位置.
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いわゆる「どんでん返し」系を読みたい人にはオススメできる一作。
各作品には「返し」が二つ以上用意されている。Aだと思っていたらBで、最後にCになった!!みたいな、ラストに2回驚かすように設計されていたのが好印象。ちなみに作品の内容的にはいわゆる「ヒトコワ」系で、対象読者層はかなり幅広そう。どの作品もどんでん返しのクオリティが高く、面白かった。
というわけで⭐︎4つ。
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現代っ子ミステリーの決定版!
サクッと読めて、ゾワッとする短編集。
中学受験の家庭教師、マッチングアプリ、妊活、リモート飲み会、YouTube。
それぞれをテーマにした5編の短編集。
テーマもさる事ながら、現代っ子だな〜という印象。
1つ目の家庭教師の話が個人的に一番衝撃だったかな。
短編ながら、各話で頭フル回転してのめり込んでしまう。
楽しかったです。
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先が読める内容になっていて緊張感は余りなかった。
ストーリー自体も特に変わった内容ではなくあるあるな感じ
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初読みです。
単行本が発売された時から気になっていたけど、文庫化まで我慢して購入。
『惨者面談』『ヤリモク』は、サクサク読めて、前半部分でオチが読み解けるキーワードもあって、モヤモヤで終わらず納得のスッキリ感で面白かった。
でも『パンドラ』『三角奸計』は、読んでいる最中から「これってミステリーなの?」という興味が薄れてしまい、オチも無理矢理感があって、ちょっと残念だった。
『#拡散希望』は、構成は良かったけれど、オチが残念だった。無闇にネット社会と殺人を織り込んでミステリーにするのはなんだかなぁって感じだった。
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短篇だったのでとてもサクサク読めて読みやすかった。
現代社会をテーマに書かれている作品は自分の身にも起こり得る身近さがあった。
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以前から気になっていましたが、文庫化を期に購読。
現代社会の暗部がテーマの短編ミステリー。
各話が短編で起承転結、伏線回収をしっかり行うので展開が早くて読みやすく、ミステリーとしても面白い。
扱うテーマがそれぞれニュースで聞いたことがあるようなものなので、
ここまででは無いにしろ、近いことは現実でも起こっているのかなぁ…。と思わせる内容。
敢えて残念な所を挙げるなら、基本的に各話の構成が同じなので最後の方はこの後また来るよね?となって、なんとなくオチを想像できてしまう点。
ただ、現代の社会問題をテーマで5つ。この縛りをしつつ、どれも短い中に2段階のオチを入れ込んでいるのは凄いと思いました。
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読みやすい文章でサクサク読める。伏線もこれが絶対伏線だ!と分かりやすく、その分回収も予想できる。
だから少し物足りない気がするのは否めない。想像を超えた驚愕や感嘆がないのは自分には物足りなさを感じてしまうが、先が読める安心感を求める人には満足だろうと思う。
長編では無いので、
空いた時間にサクッと読むことが出来るのは助かった。
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結城真一郎『#真相をお話しします』
2024年 新潮文庫
初読み作家さんですが、ずっと気になっていた作品。
5編からなる短編集でした。
じわっと恐怖も覚えるミステリー。どれも結末のさらに結末がある感じでおもしろかったです!
現代社会の闇だったり、怖さだったりを巧みに描いています。
こんなことある?いや、起こりうるだろうと思わせる説得力も。
恐ろしさが余韻となり、読後感が楽しめました。
一気にファンになりました。そこで早速文庫化されている著書を2冊買ってきました。ともに長編小説なので楽しみです。
#結城真一郎
#真相をお話しします
#新潮文庫
#読了
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ずっと気になっていた本が文庫化されて、新潮文庫の夏フェア対象だったので迷わず購入。
現代的かつ身近なテーマのはずが日常から転がり落ちる感覚がとてもよかったです。
初めての作者さんだったけど、最初の「惨者面談」でまぁそうだよなぁと思っていたら、それ以上のラストが来て一気に好きになりました(単純)。
でもいちばん好きなのは「#拡散希望」かな!何とも言えない読後感が病みつきだったので、他の作品も読んでみたい!
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なんか読んだことあったような気がしたけど、サイン本だったのでつい購入。やはり半分くらい覚えがあり、無料キャンペーンとかで読んだんじゃなかろうか。
「♯拡散希望」は1番現実味がないのに、1番ありそうで面白い。
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短編小説ということで展開も早く読みやすい作品である。
第一話の惨者面談で完成度の期待感が高まっていったが、それ以降は展開が予想できたり"どんでん返し"的な衝撃は感じられなかった。
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レベルの高い短編集。読みやすい。読書苦手な若者向きな気がする。
でも、人気だからって期待しすぎると少し残念かも?(わたしが期待値上げすぎただけ)
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どの話しもテンポよくすぐに読了
現在のSNSによる事項
事実はSNSだけでは本当に解らないことだらけだなと。
そしてそれを楽しむ人たち
つくづく恐ろしい世の中だな
読書が妄想ができてSNSより楽しい
てか、これに書いてるのも(笑)
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全体的にちょっとへこむお話だったので元気な時に読みたい本でした。
とは言えどのお話も面白くてあっという間に読み終えました。
『ヤリモク』が一番好きだったというか何というか。
読み終えた瞬間、名前を呟いてうなだれましたよね。
新潮文庫100冊のしおり目当てで購入しましたが、この本が100冊の中に入っていて良かったです。