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盛者必衰
2024/09/29 22:56
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投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
闇雲に他国を侵略し領地を広げる大国、ザルツハイム帝国の伯爵家の三男リナル。
ずいぶんと自国の民に嫌悪感があるようだけれど、特権階級と違い下々が『そう考える』ことは国の教育が有るが故。
それを思うと特権階級にありながら、それがわかる位置にいながら何も変えてこようとしなかったリナルが、一方的に自国の民の残虐性を憎む事にどうしても違和感を覚えずに居られなかった。
それでいながら家族は特別に思う。
それは仲間を殺された見張りにとっても同じではないだろうか。
リナルのような力が、立場がないが故に、大切に思う人を助けられない民もいるのではないだろうか。
お話として楽しみながらも、自分もまた単一語圏の小国に住む一員として、少し複雑な気持ちで読みました。
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