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投稿者:キェルケゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小田嶋さんのツイッターの文章に、内田さんが後からコメントをよせるという、かなり変則的な著述スタイル。
学生運動が華やかだった昭和世代の実感のこもった言葉の数々、古くさくもあり愚直に素晴らしくもありといった印象。二人の結節点として、同世代の橋本治さんが大きな存在になっていることもキーポイントだと思う。
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やっぱり素敵だな~、小田嶋さんのtweet。あらためて、しみじみ。本書で取り上げられている時期は、自分もリアルタイムでフォローしていたし、目にしていたものも多いはず。内田さんの合いの手も流石で、まさに今、そんなやり取りが繰り広げられているかのよう。でも実際には、この先を読むことはもう叶わないのですね…。
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内田樹にはウンザリ。
気持ち悪いので、避け続けてきた。
それも多分10年以上。
だから、何が気持ち悪かったかすら、思い出せないくらいだ。
最後の数年は小田嶋さんにも、あぁ焼きが回ったな、と思い興味をなくしていたが、その名前が題名になっているとどうしても手に取ってしまう。
好きだっただけに、内田氏などに論じられることに不快感が抑えられないが、後書きには、親交があったなどと書かれている。
表現者には、表現を通じてだけ会うのがいいのかも、しれない。
表現以外は、ただの生活に過ぎないかもしれない。
と、内田樹の長い「はじめに」と「おわりに」を読んで書いた後,Twitterの抜書きからなる本文を見たのだが…
2020年からのものだった。
ある人がTwitterで
「小田嶋隆?俺の知ってる小田嶋ならもう死んだぞ。」
と書いていて、その通りだな、と思ったあたりからの話だった。だんだん内田樹あたりと話が合いそうなことばかり書くようになってしまってからの小田嶋さんのTwitterだった。
ご遺族の生活もあるだろうし、こういうのはやめた方がいい、と一概には言えないかもしれないけど。ちょっとね。
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内田さんのコラムで知った小田嶋さん。内田さんがどれだけ小田嶋さんを必要とし、小田嶋さんが世間がどれだけ鋭く見て言葉にしていたのか痛いほど伝わりました。