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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代社会のいろいろな問題に悩んでいる学生たちに、役立ちそうな一冊だと思いました。生き方を考えるきっかけになりそうです。
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今年のベスト3に入るくらい、心に届くメッセージばかりだった。今、人間関係で悩んでいる人たちに勧めたい。
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中高生に向けて。君たちはどう生きるか、ではなく君はどう生きるか。スマホ、友達、いじめなどのことについて書かれていた。
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君たちはどう生きるか から、君はどう生きるか へと、時代の変化は必然なのですが、なぜ「君たち」の方もいまさらあれほど受け入れられたのか。
読んでないからなんともですが、そちらにも何か現代とリンクするものがあるのかも。
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鴻上さんによる10代に向けてのメッセージの決定版的一冊。「51対49」の説得を目指すこと、シンパシーとエンパシーを育むこと、ジャンケンと多数決の使い所を考えること、ベターとワースで選択すること、「普通」という返答を禁ずること、などは心に留めておきたい。
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内容は、鴻上さんの著書でよく書かれていることを10代の若者向けにまとめたもの。
悩める若者たちにぜひ読んでほしい1冊。
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人の生き方と自分の違いで迷ったりした時に必ず読むのが向上さんの本です。
この本はとても良いが、読むべきはもっと若い世代の子たち。
中学か高校の科目として取り入れるべき!!
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悩める10代に向けて書かれた本だけど、青年期、壮年期にも。心が軽くなった。
特に「スマホについて」「なんのために生きるか」の章は若い人も大人も読んだ方が良いと思った。
自分の足で見聞きして自分の頭で考えて判断する生き方をしないとなと、再認識。
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鴻上さんが若いひとたちに向けて送るさまざまなアドバイスが中年にも刺さる。
鴻上さんの著書は何冊も読んできたので、既知の言葉が多いのだが、何度読んでも刺さる刺さる。
最初、タイトル、某有名作品のほぼパクリやん!と、びっくり、がっかりしたけれど、「君たち」ではなく「君」とした理由も、あえてこのタイトルにした理由も納得できるものだった。
*
“「多様性」は、素晴らしいことだが、しんどい”
──確かに。
みんな同じだったら楽だもんね。(わたしの感想)
鴻上さんは、多様性はしんどいことだけれど、これからもどんどん進むべきだし、私たちもそれに対応できるようになるようにするべき、というようなことを口を酸っぱくしてさまざまなご著書で述べられている。
“コンプレックス・ビジネス”
──「あなたにはここが足りません」「◯◯はいけない」という、脅しビジネス。ひとびとの心の隙間に付け入る。思えばビジネスの半分はこれではないだろうか、は言い過ぎかな。(同上)
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自分自身で幸せを探せるようになるためのコミュニケーションの上達方法や自信の持ち方など、多様性の時代に生きる10代の人へのアドバイス。
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悩める10代の若者に向けた、鴻上尚史氏のアドバイスではあるが、世代を問わず心に刺さる言葉がたくさん書いてある。多くの人にお勧めしたい本。
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「君たち」ではなく、「君」は、どう生きるか?
中高生の生きづらさに向き合う著書のアドバイスは、人生の終盤に向かっている人間の心も打つ。
きれいごとで済ませず、ちゃんと逃げ道も教えてくれる。特に遺書について書かれている部分は、今さらながらそういう使い方もあるのかと気づいた。
自分の周りの10代にせひ読んでもらいたい。
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鴻上先生の本何冊か読んでれば新しい発見はない、簡単な言葉で書かれた総集編って感じの本
令和の教科書に鴻上先生の文章載ってるの希望しかない
マジで鴻上さんのすごいところは、語り手が受け取りやすい語り口のパターンがたくさんあるところ
あの人生相談ができる経験の厚みと寄り添える器のデカさよ
分厚い大人になりてえなという最近のテーマ
もうちょっと考えたい
それはそれとして、大人になった今も実践がうまくできてないことばっかだわ〜
思考の癖を矯正するのにはまだまだトライアンドエラーよ
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日本以外はじゃんけんはあまり有名ではない。日本人が対話が苦手なのは、じゃんけんがあるから。大切な問題はじゃんけんに任せてはいけない。
多数決もどうか。最終的にはそうするにしても、対話が先にあるべき。数の暴力を防ぐ。
シンパシーとエンパシー。同情、共感、と客観的な立場で相手の気持ちを考えること。シンデレラの継母は、なぜシンデレラをいじめたのだろう、と考える能力がエンパシー。
被災地に折り鶴を送る人はシンパシーが強い人。しかし相手の立場では考えていない。シンパシーよりエンパシーを育てる。
進路、良いもの、ベター、がわからないときは、最悪じゃないもの、を選ぶ。どちらがいいか、ではなくどちらが避けたいか、を考える。
考えることを邪魔にする強敵「面倒くさい」と「普通」。
面倒くさいは好奇心を殺す。普通(別に)は思考が停止する。思考停止は、その瞬間は楽だが、ゆっくり腐らせる=不幸にする。
普通を疑うためには、考える必要がある。
優秀な工場労働者が必要な時代から、多様性に対応できる優秀な人材=自分の頭で考える人材、が必要になった。日本にユニコーン企業が生まれないのは、考えず、和を大切に、という工場労働者を作る教育から、多様性の時代に合わせた教育に切り替えなかったから。
みんなのために頑張る、はわかりやすい動機だが集団がなくなったら何もできない。
答えがひとつではない問題に取り組むのは、考えるため。
では、答えが一つの問題を学ぶのはなんのためか=多様な視点を身につけるため。知識が多ければいろいろな角度から考えられる。
大学で急に考えろ、といわれても無理。それまでは暗記=正解を出す、ことが勉強だった。
世界の問題はひとつの正解がないものばかり。地球温暖化、経済格差、エネルギー問題、食料問題、紛争、核問題など。
今は面白いが苦しい時代。情報が多くて偽物も多い。
スマホによって、1,自意識が拡大した=いいね、を意識する。2,不安が加速した=他人と比較することが増えれば不安になるのは当たり前。3,デフォルトモードネットワークが働かない=ぼーっとする時間がなくなった。4,広告が追いかける=検索ワードに従って広告がでてくる。5,孤独がなくなった=ひとりで孤独を味わう時間は無い>孤独を知ると、新しい世界が見えてくる。どこにいても、自宅と同じ生活ができてしまう、のは孤独がないという欠点。
スマホは日常生活そのもの。連れ戻される。
ネットで簡単に時間が潰れるのは、考えずにいられるから。長編映画、本を読むように体力や精神力がいらない。
簡単に手に入れた知識は簡単に忘れる。何かに感度したら、ひとりでゆっくりと考える時間をつくる。
ツイッターでの匿名率は、諸外国は3割くらい。日本は75%。
悩んで意味のあることと悩んでもしょうがないこと、を分けられるか。
成熟する、大人になる、成長する、とは、問題がおきたときになんとかできる人、もめたとき、トラブル、調子がいいとき、など、いつでも主体的に解決できる人。
映画は時々ぼーっとしても終わるが、本は終わらない。
なんのために生きるか=幸せになるために生きる=幸せとはなにか。これを考えると、なんのために生きるか、の解答が出る。
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10代のみならず、多様性の時代を生きる人必読の一冊。
この本に出会っていたら、今の自分はもっと幸せだったかもしれないと思わせられた。
ただ、この本に出会えたから、これからの自分はこれまでの自分よりもきっと幸せな生き方をするんだと思った。
鴻上さんがこの著書の中でおっしゃっていたように、何冊も本を読むより、良い本を何度も読むことは確かに大切。
もう一度読みたい。