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当たり前だけど、人によって考え方が全然違っておもしろい。
文脈棚が楽しくてすき。
よく手入れされた棚かどうか、素人目ながら少し気にするようになった。
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行動範囲の中に街の本屋を見かけなくなって何年経つだろう。先日大型書店も一つなくなった。そんな時代に本屋を営んでいる方々、どんな考えを持って運営しているか知りたい
#しぶとい十人の本屋
#辻山良雄
24/6/4出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/4bGLUMP
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本屋の店主から聞く働き方、お店の苦労、そして本屋の未来。1人ひとりの言葉はどれもまっすぐで飾りはない。だから読んでいてとてもすっきりする。新潟の北書店が最後を飾る。本屋に行きたいと思わせる本だ。
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2024年12作目
個人書店を営む皆さんの本が大好きだ
残念ながら自分の住む地域には大型書店しかなく、休日にしか足を運べないが、店主の個性や想いみたいなものが店内の全てから伝わってくる感覚は特別なものだと思う
本書を読んでいると、まだまだ本屋は無くならなそうだと安堵できたし、本を読むことの尊さを感じられた
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定員25人だけで開催された青山ゆみこさんの『ほんのちょっと当事者』発売記念のトークイベントのために一度だけ(憧れの)titleに行ったことがある。その時のおふたりの話しかた、絶妙な間合いが印象的で忘れられないのだが、本書のどの対談からも、じっくり考えて言葉を選ぶ落ち着いたそれぞれの店主の声が聞こえてきそうだった。コロナ禍を経て、書店のイベントはもっぱら配信ばかりになってしまったけど、またtitleの本棚を眺めに行きたいし、近くにもきっとあるはずのしぶとい本屋さんを探さなくちゃ。
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経済における失われた30年は、我々のこころに潤いを与える本屋の激減も招いた。大手書店が点在し、地方によっては書店がなくなり本に触れる機会も激減したのではないだろうか。本屋が減っても図書館を利用できるではないか、との意見はもっともだろう。
本書は、スタジオジブリが発行している雑誌『熱風』で、「日本の『地の塩(マタイによる福音書の5章13節)』をめぐる旅」として連載された文章を再編し、若い編集者が同行して9人の本屋を訪ねる旅をまとめた書籍である。本屋の激減は、一方でインターネットの普及により、クリック一つで翌日に届くシステムは普及するが、独居老人などのインターネット難民にとっては、街の本屋が唯一の本注文の手段となる。また、本屋も含む小規模店にとって電子マネーや電子決済は、利用者には便利であっても店にとっては逆に費用増となり、経営に重くのしかかり、加えてインボイスはさらに困難を極めることは、多くの人々が声を上げたことは記憶に新しい。そんな厳しい中でも、個性豊に生きいきと本屋を営む「しぶとい10人の本屋」。本屋こそ「人にしかできない仕事」として、「本は、商品であると同時に、読者の一生を決めてしまうかもしれない可能性を秘めた<爆弾>でもある」と指摘するが、大いに感動する言葉で共感する。情報を一方通行で流すマスコミと対峙して、ミニコミこそ相互対話のコミュニケーションの基礎となる事も指摘します。本やアートに触れることには膨大な時間を要する。読んですぐに役に立つということはないけれど、気づけばいつの間にかその全てが血肉化することを指摘するが、納得の一言である。現代に突きつけられた、本屋にまつわる話題に触れる重厚な一冊となった。
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荻窪の本屋Titleの店主が各地の本屋を営む方達との対談。誠光社を訪れた時にも感じたのは「本屋」の定義が変わってきているということ。少なくとも「本を売る場所」だけではなくなっていて、タイトルの「しぶとい」とリンクする様々な「本屋」のあり方が綴られている。「続けるためにしていること」と「本当はそうしたかったこと」がごちゃごちゃしてきたときにまた読みたくなる1冊。
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Titleの店主が、個人で書店を営んでいる店主に話を聞きに全国を回った。なぜ自分は本屋をしているのか、それを探す旅だった。
全国の、業界的にはとても有名で個性的な独立系書店の店主たちの話はとても興味深い。皆それぞれ個性的だけど、本が好きで、本を届けたくて、本屋が好きで、人が集まる場所が必要とされていると思っていて・・・・という共通項はすぐに見つかる。店主たちの熱量を感じる本だった。
高久書店/市場の古本屋ウララ/ほっとけない/誠光社/ON READING/B&B/北書店
この店主らの本屋さんにいってみたい。
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個人事業主ではないし出版業界のことはわからないので「そうなのか!」な事が沢山あった。出版特に紙媒体は厳しいのだろうが、まだまだ本屋さんが頑張っていると感じた。
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いい本だった。
登場する方々、話を聞きに回っているお二人の発する言葉の一つひとつが心に響く。
やはり本屋はいいな。
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ほっとするし勇気も出た。何度か読み直したい本。本とはひとがひとであることを教えてくれるものだと感じた。
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昔、新卒で入った会社を六年で辞めようと思ったとき、本屋に勤めたいとは思ったが本屋をやりたいとは思えなかった。それからはや約30年、自分にとって本屋は、自分に返らせてくれる場所なあんてカッコいいことは言えないが、あいも変わらず落ち着いていられる場所ではあるが、やろうと思える場所ではなかったなあ。いや、やろうと思わなかっただけだから、これから本気で考えたらできるんじゃないのかな、なんていうことを、この本を読んでいる間考えていた。
でもな、ここで訪ねた九人の本屋は、恐らくみんな坪数の少ないお店ばかりだろうから、自分がそういうところ行くのが苦手なのに、自分がやれるとはやっぱ思えないな…
でも、兎にも角にもこの人たちのことは本当に羨ましい限りなんだよな…
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各地で日々本を手渡し続ける人たちの想い。
プロとプロの出会い、交わされる言葉はとてもリアルでどこかロマンを内包している。
良かった。