探偵ではなく、シェフ・・・その意味。
2024/12/01 18:03
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宅配専門レストランに妙な取り合わせの注文が入れば、それは謎解きの依頼。結構な高額。
一見ただの事故だったり、ただの空き巣だったり、不思議ないたずらだったり。
シェフは宅配スタッフに指示をだし情報を収集させ、その裏に隠れた秘密に解答を出します。
探偵ではないので、お客が納得する答えを出すだけ。
シェフは息をのむほどの美青年。しかし、眼は無表情。きっと怖い人。そしてやっぱり怖い人ってのが最後に発覚。どうなる宅配スタッフ。
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴーストレストランとデリバリーを組み合わせた謎解きっていうアイデアが勝ち。
謎解き自体は粗いけど、十分楽しめる。
配達員が毎回変わるのが不思議だったけど、それも納得。
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなレストランがあったら利用したいような気もするし、怖いような気もします。謎解きもおもしろいのですが、デリバリーの配達員について知らなかったことを知ることができて良かったです。
アニメに良さそう
2024/11/26 10:22
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投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気ミステリーだけあって面白かった。連作短編集の形式で構成はすべて同じ形になっており、同じすぎるなと思うところもあったけれど、それによって読みやすさもある。小説とかミステリーとか読み慣れてない人にも良さそう。
六本木のレストラン
2024/11/16 20:17
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
その六本木のレストラン、ソレがなんとも怪しいンです。本当、裏に、なんか、あるある感がねえ………。まぁ良いけど………。読了のちの感想としては、ああ……、でした。タイトルとしては、宮沢賢治の注文の多い料理店、なんですけど……。一度お読みください
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投稿者:ゆめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴーストレストランを運営する謎多きオーナーに、「これを届けたら即日一万円」という報酬につられた配達員たち。
謎解きの依頼・成功報酬のシステムがうまい具合に作られているなと思います。
謎自体は、突飛なものが多いですが楽しめました。
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダメだ。私には馴染めす。いわゆるゴーストレストランのオーナーシェフが安楽椅子探偵、配達員がその助手となる短編集。おもしろそうではあったのですが謎解きの内容など私は受け入れ難い。
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ビーバーイーツの配達員達が情報収集しつつ、
謎のシェフが事件の真相に迫るという設定が面白い。
各話単品での面白さもあり、ドラマ風味強め。
ただし個人的にはパンチに欠けて、前作の方が好みでした。
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ワンクールのドラマを観ているようでした。
一話一話完結している連作短篇でもあり全体を通して起承転結している面白さもあり、ラストまでお腹いっぱいです。
食欲も「知りたい」欲も、人間の欲望がある限りそれを満たそうとする人たち、煽ろうとする人たちがいます。どこまでも消費される社会の、ひとつの歯車であることをビーバーイーツの配達員を通して見せられているような気がしました。
それにしても…ほんとのところ、どうなのオーナー!…知りたい!
第三者として想像してあれこれ言う分には楽しくても、当事者となれば一歩踏みとどまらずにはいられない人の領分を感じました。
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ビーバーイーツの配達員が注文を受ける怪しげなレストラン。料理と裏メニューなる物を一緒に届ける事で1万貰えると言われ、引き受ける。一見ヤバい事をやらされてる様に見えたが、実は探偵助手の様な事をお願いされて…
依頼を外に漏らしたら、消されると念押しされると怪しさ満載の依頼だけど、依頼人の注文は料理ではなく「真実」。しかもシェフは探偵ではなく、あくまでシェフだと言い切る理由がラスト明かされゾッとしました。
シェフの『真実など放っておけ』と言う言葉は言い得て妙でした。
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シェフの真実は存在しない。そこにあるのは解釈だけ。この言葉が強く印象的だった。今の世の中は自分に都合の良い事実を欲しがっている人が多くその欲求を満たす為にシェフは店を出している。かなり面白かった
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それぞれの難問の謎が知りたくて、あっという間に読めてしまいました。
面白かったけど、恐怖と気持ち悪さがあります。
最終章はシェフの正体(?)が少しずつあばかれていき、それが気持ち悪くて悪くて…
衝撃でしたね。
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設定は面白い。
スマホでサクッと注文すれば、あっという間に家までお届け!便利な世の中です。
そんな配達員と店舗先とメニューの"隠しコマンド"で捻りのある謎解きが楽しめる。各話が短いし、ことの起こりからオーナーの"解釈"までテンポよくサクサク読み切れるのが良い。
ただ、回全部に『隠しコマンドの件』、『店に出会った経緯と"ゴーストレストラン"の件』、『オーナーの容姿に関しての件…特に瞳に関すること・マジックミラーとか』などほとんど同じ言い回しが何度も登場するのがな〜〜正直2回くらいでやめてほしい(~_~;)またかと思う。
雑誌掲載なら、次の号が出るまで空くし違和感少ないのかもしれんけど正直単行本ではくどい。
各話の、依頼人側のストーリーより配達する調査側のストーリーに重きを置いているからどちらが本命か忘れる。。自分の現状と依頼者の調査依頼がダブることにより、捜査員たちが自分のことを重ねて捜査してるのがな…
日本人離れしているオーナーの顔、全然想像つかない。海外のイケメンやハーフなら顔が良い〜ってなるのに…
ありがちだけど、最終話に各回の登場人物が顔を揃えて一つの話を迎える展開は結構好き。同じお店で起こる展開だし、実際それぞれ顔見知りでっていうのはあり得そう。
ラストのオーナーの告白(真意は不明)で語られるバラバラ遺体の行先が『ヴィーガンズ・ハム』『琵琶湖バラバラ殺人事件』を思い起こした。調理して食べたら案外人間も美味しくいけるのかもしれない。脂はのってるし、適度に運動してるし。
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真相をお話ししますに次いで結城さんの作品は2冊目の読了。
始めの流れはどの章も共通してて、型が決まっているんだけれど、店長は怪しいしどの章も謎すぎるミステリーに結末が知りたくなる!そして読みやすい!
続きがあるのかな?店長は一体どんな人なのかわからないままだったから気になる!
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どうも乗れなかったな。ウーバーイーツを彷彿とさせる配達員が事件解決のお手伝いをするミステリで、謎のオーナーの推理力は凄いし面白かったはずなんだけど。
どうにも小難しいというか、すっきりしない感じで毎回話が終わる。特に消失していた指の事件なんてモヤモヤ感が残る。指輪をなくしたのがバレないように指ごとちょん切った…なんて雑過ぎやしません?
空室への誤配達の話は真相含め楽しかった。そういう手があったか。簡単に言ってしまえばただの嫌がらせなのだが、なかなか思いつかないと思う。
最後、なぜモヤモヤ感があったのかが分かる(しかし、解消はされない)。そして少しゾッとした。
私はどうしても真実を知りたいし、犯人が動機を自白するところに重きを置いてしまう体質ゆえに、本書が合わなかったのかもしれない。