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第4弾
2024/07/21 00:30
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワガママボディのしゃべる猫「おもちさん」と新米おまわりさんの小槇くんが、長閑な港町で起こるちょっとした不思議を解決する、癒やしのファンタジー第4弾。
前作に続き、少し重い内容から何の変哲もない平和な日常のひとコマまで、かつぶし町の魅力がふんだんに詰め込まれた短編集。
鳩郵便や三兄弟など前作からのキャラの他、新たに不思議な生物も参戦し、ますます謎が深まるかつぶし町。「そういうもの(力)」に頼らないごく普通の人と人との結び付きも印象深い作品。
春川くんの全面に出ている真っ直ぐさが毎回好きで、後悔すらもちゃんと口に出来る所に表現者としての魅力を感じ、彼の作る曲を聴いてみたいと興味を持った。おのりちゃんとの作曲風景を想像するだけで自然と頬が緩んだ。
心の穴すらも愛おしい証拠。毀れた部分があっても、なにもかもを塞いで、新しくする必要はない。おもちさんの深い考えに毎回ハッとさせられ、そのすぐ後にはただのワガママ猫になる、そんな所がまた愛らしい。
4巻では積み重ねた絆を強く感じ、次巻にどう繋がっていくのか今からとても楽しみ。
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