投稿元:
レビューを見る
「聴く監督」に続いて読了
マリーンズを指揮する上での吉井監督の方針とその考えに至る根拠、自身の経験を踏まえて述べられています。
マリーンズファンが試合を見ていて感じること、感じ取れないことも本書を読めば見方が変わるかもしれません。
投稿元:
レビューを見る
マネージメントに役に立つ内容でした。
管理職の人には読んで欲しい。
吉井本は内容が面白い。
今後も吉井本は読もうと思った作品でした。
投稿元:
レビューを見る
選手の自主性に働きかけ、そこから思考を求めてる。ウィルと思考力のある選手は、活躍する。そのための監督とコーチの役割がある。
投稿元:
レビューを見る
組織運営のトップがどういった日々を過ごしているのか。思考や習慣、想いといったものが淡々と綴られている。個人的には非常に波長が合うなと感じた。
投稿元:
レビューを見る
分かりやすく、面白い。
具体例はほとんど野球の話だが、心理的安全性を作るためにどのようなタイミングで、どのような言葉かけるのか等イメージしやすい本です。
投稿元:
レビューを見る
レバレッジ(てこの原理)方式のリリーバーの使い方 クオリティースタート(6回以上の投球、自責点3点以下) 6回辺りで相手の息を止める優れたリリーバーが居れば、価値は見えて来るので有る。 勝利へ突き進むレバーを入れるという意味で パフォーマンス向上の要素は「技術」「戦術」「メンタル」「体力」の4つが挙げられる。即時性が有るのは戦術だけ。 朝令暮改で無能と思われたく無いという自尊心も有る 選手に主体性を求めるならば、出来るだけ考える材料と、準備をする時間を与えるべきだ。 即時性が有り、重要度が高い課題から取り組む。 社会人の基本は、物事を深く考える事が起点になる。負けてしまうと、自分が考えた事が正しかったのかと不安になり、思考が停止する。考える習慣をドライブさせる為にも、勝利が必要だ。勝利と育成が両輪で有る事は、此処でも証明される。 課題に気付かせる為の「質問の抽斗」を沢山用意する 人は、出来る事しか出来ない。出来る事を整理し、出来る事の水準を上げる事に集中すれば良い。 自分で言葉にしないと、直ぐに忘れてしまう。 心理的安全性を担保する事で、意見を言い易い環境を整える。それこそが、チーム力の向上に寄与するのは確実である。 課題の解像度を高める狙いがあった データに関する深い洞察力と、経験則の蓄積の両方が求められる。 インクルージョン(包摂) データをフル活用する為にも、データでは説明出来ない事を熟知する必要がある。 主体的と自主的は違う
投稿元:
レビューを見る
「選手の主体性を育むことが重要」とあったが、学校現場と同じだなぁと感じた。「言われたことはできる」は裏を返せば「言われないとできない」と同じこと。知識偏重の教育になった弊害を受けているのが今の新社会人の世代なのかもしれない。「主体性」をきっちり育てることができれば、どんな世界においても活躍できる。肝に銘じたい。
投稿元:
レビューを見る
ロッテ監督業での経験をもとに書いており、内容にそれなりの迫真さを感じた。心理的安定性が組織運営と成果達成に重要なのは、私個人の経験とも合致するところだ。
投稿元:
レビューを見る
・主体性:自分自身の意志や判断に基づいて行動を決定する様子
・自主性:当然になすべきことを、他人から指図されたり、他人の力を借りたりせずに自分から進んでやろうとする様子
・主体性には自分の意志や判断が含まれているが、自主性には含まれていない
・主体的になることは、ある意味でエゴイスティックになることだ。自分の考えに基づいて自分がいいと思ったことを自由にする。欧米のキリスト教文化下では、自分のエゴが周りを不幸にしているかどうかを気にする
・それぞれの階層で担うべき役割を明確にし、担当した人に任せ、それぞれの立場から生まれる疑問や意見を参考にしながら方向性を決めていくのが監督の仕事である。自分でやったほうが早いからと言って、コーチの業務領域を審判するのは、監督としては越権行為になる
・パフォーマンス向上の要素は「技術」「戦術」「メンタル」「体力」の4つが挙げられる。即時性があるのは戦術だけ。だからできるだけ早く伝え頭の中で整理してもらって戦いに臨んでもらう
・「今日はどうなるんだろう」そんな不安を抱えながら球場に行くよりも「今日はこれで行く」とわかっているほうが、選手は思い切ったプレーができる
・監督は変化するプロセスを含め、すべてをオープンにしたほうがいい
・それぞれの分野のプロフェッショナルが他の領域についても考えることで、新しいアイディアが生まれる
・選手は、あたかも自分一人の力でうまくなったと思ってくれたほうがいい。監督やコーチによって引き出されたことに気づかないうちに「俺ってすげえ」と思ってほしい
・その意見は間違っていると強く言ったことで、意見を言いにくくすることのほうが大きな損失になる。大事なのは「間違えることは、間違いではない」という思考だ
・自分の経験を語らない
・間違ったときに素直に間違いを認めることができれば、信頼関係は崩壊しない
・領域を超える意見を聞く機会を設けなければ、どうしても他の領域に口を出し、組織の内側から崩壊する。あるいは、他の領域に無関心になり、相互作用による向上が望めなくなる
・専門家だけの凝り固まった発想から自由になる必要がある
・人は、できることしかできない。できることを整理し、できることの水準を上げることに集中すればいい。できないことを克服するのは、時間をかけてじっくり取り組めばいいのだ
・返り咲くチャンスが有ることも、心理的安全性の一つの形だろう
・専門家からは因果関係から課題を解決する方法を、未経験者からは常識を疑う方法を取り入れる
・個性が選手の数だけあり、個性が化学反応を起こして新たな何かが生まれれば、それは極めて魅力的なチームになる
・強みをさらに伸ばし、弱みを強みで補う
・常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う
・何かを学ぶのに、自分自身で経験する以上にいい方法はない
・間違いを犯したことのない人とは、何も新しいことをしていない人だ
投稿元:
レビューを見る
吉井監督の目指している監督像がはっきりとわかった気がする。これまでの采配を思い返すとまさにと言うことばかりでした。あとは選手が主体的に成長するだけです。
投稿元:
レビューを見る
選手の主体性がチームを強くする。
主体性とは、それぞれが必要なことを考え
行動することである。
それは協調性がないのとは違う。
メジャーでは、プレーオフになるとがらっとチームの雰囲気が変わる。
mojo rising
言語化できない、すると矮小化してしまうこの雰囲気を作り出したい。