0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田ひ香さんの本です。タイトルに惹かれて読んでみました。
私も親から荷物を送ってもらっていました。
ダサいものもあったけど、懐かしく泣けるものもあったなぁ。
新書にありがちなタイトルでいて短編小説集
2024/12/05 16:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親からの小包はダサい。なんか分かる。いつの時代も、ほかの人も、同じなんだと手に取った。
新書にありがちなタイトルだが、小包を介した物語6つを収めた短編集。
受け取り主は、母の反対を押し切って上京し、自由な1人暮らしを手に入れた短大生や、理想の「母親からの小包」を通販で買う女性などさまざま。
小包から亡き親を知る子どもの話も滋味深い。各話で開封された小包の中身がまたいい。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編はかりです。小包にまつわる短編が6つ有りました。これ、短いからキュンと来るんだろうなと。あまりダラダラだと…ね。
どれも様々な気持ちが込められた小包ばかりで、はじめの方より、あとのお話がいいのが多かった印象
投稿元:
レビューを見る
無償の愛情表現って、カッコじゃないんだよね、、
小さな小包の中には相手(本書の場合、娘など)を想う気持ちがたくさん、たくさん詰まっている。
それは「価値」では測れないもの、、
そんな中で一番印象に残ったのは、
「疑似家族」だ、、
愛華の気持ちも分かる、、大切と思える人に出会えて、でも自分の家族に引け目を感じてしまう。
そんな時、「きっとこの人なら理想の家族を演じてくれそう、、、」
めぐみさんはさすが、大人だ、、それは先の先まで考えて「貴方はこうすべきでは?」と優しく寄り添ってくれる。
次章にも繋がるストーリーだが、自分はこの二人を応援したい気持ちでいっぱいになる。
そう、その気持ちが小包の中いっぱいに詰まっているから、、
大切な物語ですね。
投稿元:
レビューを見る
ダサいのではなく、「温かい」のだろう。
私自身毎週実家に帰ると、母が用意していた紙袋を身体に気をつけてねという言葉とともに戴いて帰ってくる。
その袋の中身が笑える。だいたいが綺麗に洗われた野菜だが、他に栄誉ドリンク、ビール、柿の種、おにぎり、ヨーグルト、サバ缶(笑)
そんな私としてはすごく解るお話。
なかでも母の理想と自身の生活様式の考え方が違う物語はぐさぐさ来た。
話しても話しても平行線をたどる母の理想の娘像にそぐえない娘。
むちゃくちゃ解る。
いろんな親子の形はあれど、ダサいけど温かく、娘の幸せを祈る母の、そして、そんな母に対する迷惑そうな顔をするも感謝しかない娘。
温かいお話でした
投稿元:
レビューを見る
読んでいたのに、文庫見かけて買ってしまった^^;
まぁ、娘にあげよう
2年前に読んだ時から親の状況も私の状況も変わっているので、また違う感じで読む。
はて、自分は娘に小包送ったことあるけど、母からもらったことないなーという事実に気づく。結婚して他県にいたのは2年くらいだけど、母よ、仕事も忙しかったし、余裕もなかったろうけどあっさりしすぎじゃない?=愛情とも思わないけど、なんだかなー
投稿元:
レビューを見る
小包にまつわる6つのお話。
どれも様々な愛が詰まった小包で、
心がほっこりした。
中でも後半に行くにつれて、
グッとくるお話もあって、、、、
涙が出る場面もあった。
小包に焦点を当てたことなかったけれど、
渡す側の愛と受け取る側のワクワクと、
どちらも素敵だなと強く感じた。
投稿元:
レビューを見る
題名に超絶頷き、読み始めて気付いた!私、ダサい小包送る母や?
ムスメに、これ良いよとか言ってこれもあれも持たせたがって。
一方、ムスメの気持ちにも寄り添い、どれもこれも笑ったり涙ぐんで、やられたー!さすが原田ひ香さん
投稿元:
レビューを見る
母親からの小包をテーマにしたオムニバス形式です
原田先生は人の心の機微や群像劇を軽妙に描かれるので、とても読みやすいですが心に響きました
母親に会いたくなります
投稿元:
レビューを見る
和歌山に住む叔母がミカンを母宛に送ってくれていたのですが、私が小さいころはその中にオモチャ付きのお菓子を入れてくれたりしていて、それが嬉しかったのを思い出しました。
母から小包をもらったことはないので、欲しいなぁと思いました。
投稿元:
レビューを見る
うちにも母親からの小包が時々届きます。
確かにダサい。
でも、いろいろ送ってくれるのは嬉しい。
この小説のように下着やストッキングなどは入っていないけど、隙間があると鰹節や自家製のきゅうりの佃煮などを詰めてきたり…
どこの母親もみんな同じだなぁ〜と。
一度好きだと言ったものは毎回入ってくる。
「もういらないよ」と言わない限り永遠に。
母親を思いながら読みました。
投稿元:
レビューを見る
私も母とのことを思い出し涙が溢れました。上京した私を心配して何度も小包を送ってくれる母に「また送ってきた‥もういいよ」なんて冷たく言ってしまった事も。
その当時の体験は 母の温かな愛情をもらっていた貴重な時間であり‥当たり前ではなかったんだなと。今は亡き母にありがとうと伝えたいです
投稿元:
レビューを見る
ひ香さんらしい短編集ですが、つながってる話は二つで、後はバラバラなのがちと中途半端かも。でも読みやすくて良い話でしたよ
投稿元:
レビューを見る
昭和、平成、令和――時代は変わっても実家から送られてくる小包の中身は変わらない!? 家族から届く《想い》を開封してください。〈解説〉岩井志麻子
投稿元:
レビューを見る
最後はお家で読んで欲しい。
号泣してしまった。ダサいが愛おしい、子供として親として、だよなーだよなーと思い読み進める。
昆布じゃないのかよ。
は声出て笑った。