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定期的に百合モノを読みたくなる。
書店でたまたま本作を見かけ、表紙がなんとなくエロかったので購入。物語の概要としてはタイトルのまんまで、主人公が好きになった少女の、その「いもうと」となんやかんやするお話。
読んだ感じではどうやら一巻で完結するわけでなく、次巻以降もありそう。とりあえず一巻では三角関係っぽい図式ができておしまい、という流れだった。
感想としては「雑だなあ」の一言に尽きる。文章力、登場人物たちの行動や感情の移り変わり、いろんなところが雑だなあと感じてしまった。
特に「おいおい」と思ったシーンが、主人公が「いもうと」と「好きな子」を勘違いしてキスしてしまうシーン。めちゃくちゃそっくりな双子さんって設定でもなかったはずなのに、すこしの変装だけで主人公が見間違えてしまうのが個人的には「うーん」となった。他にも「いもうと」が家出して、みんなで散々探した挙句に実は主人公の家にいました〜!とか、「いや、なんで他人の家に勝手に上がり込んでんだよ」とツッコミを入れたくなった。他にも怪しいシーンがいくつかあり、いろいろ雑だなあと思ったので⭐︎一つ。