いいストーリーでした
2024/11/01 14:42
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投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後になって、この一連のストーリーがしっかりと分かり、とてもいい話だと感じました。もう一度読みたい気分です。
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始まりから終わりまで、ありとあらゆるところが赤と青!
一枚のエスキースにそれぞれの人生が詰め込まれていて、目の奥がジンと熱くなる作品だった。
切ないも、悔しいも、苦しいも、悲しいも、嬉しいも、好きだと言う気持ちも全部ひっくるめて丸ごと自分を好きでいようと思える作品だと思う。
優しくて、温かくて、愛しくて、構成も良くて最初からまた読み直してしまってた!
好き!!!!
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赤と青、レイとブー、redとblue、茜と蒼
短編集だから一章でこの男女の物語は完結かなーでも椅子が倒れたって事は勢い余って抱き着いたか何かして結果オーライハッピーエンドかなって色々想像して終わらせてたけど、読み進めるにつれおやおや?エスキース出てきたぞ?繋がってる??額職人ブーじゃない?喫茶店の定員さんもしかしてこの2人?トマトジュースとバタフライピー赤と青じゃん、バタフライピー色変わったら紫色になるぞ、黒髪表現する時合わさって紫って言ってたぞ、赤鬼と青鬼もそうだし、最後エピローグでジャック目線の2人を知れて読み終えた後何とも言えない気持ちになりました。終わったと思ってた2人の物語が何年にも渡って他の人との物語に関わってた…何だこの作品素晴らし過ぎる…と余韻に浸りながらぼーっと表紙を眺めてたら白猫…青い羽根、ペン、グラス、ブローチ、赤と青の絵の具、額縁、エスキース…気づいた途端鳥肌でした。ここも繋がってたのか…天才だ。この作品は何度も読み返す度に新たな発見がありそうで、帯の二度読み必須の意味納得です。
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星4.5。エピローグで全てが繋がるのが非常に良い。一つ一つの短編集も読みやすく、頁を捲る手が止まらない。
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そういうことか~!
伏線が「赤鬼と青鬼」の章とエピローグで一気に回収された。
時間と愛と1枚の絵画がつなぐ物語。
時間軸が前後したり飛んだりするストーリーは
たまにあるけれど、どの章にも実はブーとレイが
出てきてたんだ~!と嬉しくなった。
世の中の価値観はめまぐるしく変わっても
個人の価値観は不変である。
ブーとレイと、ジャックジャクソンが
そのことを教えてくれたように思う。
青山美智子さんの小説は大好きで
よく読んでいるが、今回の物語は
今までと少し違って、切なさもあるし
言葉の1つ1つが美しく丁寧に紡がれていて
読んでいて心が洗われた感じ。
こういった純愛って素敵だな。
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それは期限つきの恋__メルボルンの若手画家は2人の想いを閉じ込めるようにエスキースを描いた。赤と青は混じり合わず個々として物語の中に点在していて、まるでレイとブーのようだと思った。私は額"縁"職人の話が好きでした。
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帯にもある通り、「二度読み必至」
後半のさらりと書かれた一文で「はっ」と気づかされ、そこからドミノ倒しのように繋がりに気づいて思わず「すごい…」と声が出てしまった。
元々絵画にはあまり興味がなく、取っ付き難い内容かな?と思ったけれど、まとまりが良くスラスラと読めた。
むしろこの作品のおかげで、絵画にも興味が湧いてきた。
『エスキース』という絵画を中心に約30年間の色々なふたりの人生を見守っている気持ちで読むことができた。
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3作目の青山 美智子作品。読んだ中で、個人的には1番好きな作品となりました❗
1枚の絵画を巡る温かい愛の物語。最初のエピソードがどのように繋がって展開されるのか、とても興味深くじっくりと読むことができました❗
好きなエピソードは、『1章 金魚とカワセミ』、『2章 東京タワーとアーツ・センター』です。額縁って余り注意して見たことなかったけれども、今度絵画鑑賞する時にじっくり見てみようと思います。
全部読み終えたあとで再度、1章を読み返すと涙腺が緩みます❗️
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赤と青が散りばめられていて、なんとなく各話の統一感みたいなものがふんわりと感じられて、なんだろう、読後感がすごくいい。素敵な話を読んだなぁ、と思った。いい絵で、いい物語だ。
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確かに最後まで読んで、もう一度読みたくなった。
各章の登場人物がオーバーラップして、最後すべてが繋がった。
青と赤とエスキースが人と人を繋げていく。
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相変わらず優しい本でほっこり
最後の繋がり方が良かった。話しも最後のが1番好き
何気ない日常の中でちょっと躓きそうなときに背中を押してくれるような素敵なフレーズがちりばめられてて良かった。
明日もがんばろう
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画家の感性やモデルの感情を空気ごと閉じ込めた絵の中の少女と、海を越えて持ち主を見守り続けた時間の対比が深い。赤と青の関連付けも素敵。
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「二度読み必至の感動作」
元々読みたいと思っていた小説でしたし、その文言につられ早速読みましたよ。
うん、「赤鬼と青鬼」のあと、ざっと読み返してからエピローグに突入し勝手に納得。まんまとその文言にハマりましたよ。
長いときを経て、1枚の絵が人生に寄り添う。とても素敵なお話しでした。
青山さんって時間軸の使い方が秀逸ですよね。
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感想
どこかで誰かと繋がっている。でもそのことに気づけない。だからこそ他人との繋がりは温かい。自分は孤独ではない。その感覚で生きていける。
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一つ一つの物語はそこまで感動するという内容ではないけれど、最後のエピローグがとても良かった。
外出先で読んでいるにも関わらず、涙しちゃうほど良かった。
運命って、どこで繋がるか分からないからこそ、縁を大事にしていかなきゃな。