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基本的にはインデックス推奨本なので、自分と思うところは同じだが、ラップ口座の推奨だけは気になったインデックス一本ならラップも手数料高いしいらないのでは?
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著者は金融庁の出身者。インフレ下における投資の必要性を説くと共に、その唯一の最適な手段は全世界株に投資するインデックス投資と主張。
[印象に残った点と感想]
・インデックス投資は、「長い目で見ればまだまだ人類は進化するという大局観にベットするもの」
→インデックス投資の本質をシンプルに言い表していると思った。
・iDeCoについて。著者は一時金の一括受取が最も有利となる現在の税制を疑問視。「そもそもiDeCoは個人型確定拠出年金の名が示す通り、本来は年金である」
→2025年度税制改正におけるiDeCo退職所得控除の取扱いや出口戦略が現在(2025.1)話題になっている。上の考え方に違和感はなく、そもそもこれまでの税制が制度の趣旨に合致したものではなかったと考えれば、一概に「改悪」とは言えないと自分なりに考えを整理できた。
・youtube等のインターネットで投資の勉強しようとすることは非推奨。「玉石混交どころか石ばっかり。競馬新聞と同じレベル」
→投資系youtuberには有益な情報発信者が多い。上の発言はやや問題ではないかと感じた。
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本書では、様々な金融商品の説明がされており、絶対に投資してはいけない商品を知るという意味では有益な本だとは思いますが、かなりの数の金融商品等の紹介がされていることもあり、それぞれの説明内容が薄いと感じました。
また、文章のみの解説部分が大部分で、しかも、著者の独自の見解と思われる部分が多く、納得感がやや得られにくいとも感じました。
そして、私が本書を良い本だと感じにくい一番の理由が、著者ご自身の利用経験や投資経験が全くない若しくはちょっとだけの経験から、それぞれの金融商品を判断してしまっていることです。
ざっくりな判断で投資をしてもいいという著者の主張には同意しますが、著者がラップ口座を利用されているというくだりを読んで、読者をミスリードしかねないとも思いました。
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01/2025
「全世界株式のインデックス投資のみ!」
これが著者が言いたいメッセージです。
なぜこれだけだ良いのかを
元金融庁官僚の目線で丁寧に説明してくれています
デイトレやFX、レバレッジなどなど
リスクを知ることができたので
身の振り方を考える良いきっかけになりました
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証券会社に入社するにあたり、部署は異なるかもしれないが必要最低限商品を人に紹介するうえで大切なことを探ろうと思い本書を手にした。一言で、一般人は全世界株式を採用したインデックス投資信託を行うことが貯金以外に家計を維持する上で重要な株式投資であると主張している。軽く証券の勉強をしてきた身からして特段こだわりがなければその説は納得感があり適切であるように思った。実際に、一般人であり、貯蓄も高が知れている、投資に回せるお金が少ない人にとってはできるだけリスクを負いたくない。それゆえ、余ったお金は貯金に回すことは妥当であったが、それはこれまでの話であり、これからも経済成長が完全に停滞することはほとんどの確率で起こり得ないことを想定すると、インフレは必至であり、明日のお金の価値は今日のお金の価値より低くなることは避けられない。その意味において考えれば貯蓄は利回りがほとんどないためリスクとなるだろう。