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老子のお言葉をベースにした、精神科医による解釈。私的には老子の自然体の生き方、示唆がすんなり入ってきます。孔子についてももう少し学んでみたいですね
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悩める人が陥りやすい「4つの心的傾向」
ちなみに、これはうつ病の心理特性を表したものです。
①自分は弱い=劣等意識
②自分は損をしている=被害者意識
③自分は完璧であるべきだがむずかしい=I完璧主義
④自分のペースにこだわる=執着主義
人に勝つ人というのは力(権力、経済力、腕力)がある。
しかし、本当に強いのは「自分の弱さに勝つ人」だ。
知ったかぶりは結局ボロが出る。
知っていても「知らない」と言うのが謙虚な人間である。
だいたい知っていると言っても、どのレベルで知っているのか怪しいものだ。
ここは「知らない」とするのがよい。
まして知らないのに「知っている」と言えば
災難がもたらされるだろう。
私たちはいったい何のために学ぶのでしょうか。
これまたむずかしいテーマですが、ひとつ言えることは「自分が豊かになるため」だと思います。人と比べてどうこうでなく、あなたがあなたらしく、自然のままに生きること。それこそが老子の教える「豊かさ」だと私は捉えています。
もし溢れ出た不満の一つひとつが解消され、すべてクリアになったとしたら、あなたは本当の幸せを手にするのでしょうか。
きっとそうではないと思います。
そのときはまた新しい不満が生まれ、今と同じように愚痴や文句が溢れ出ているでしょう。
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人生の選択と判断とは人それぞれの「感じ方次第」の時代だと言う。だから「ジャッジ・フリー」(決め込んでしまう、思い込みを止める)を持ち生きることが精神的にも良い、と言う。「こうでなくてはダメ」あるいは「自分で勝手に優劣をつけてしまう」と言う思考ではストレスが溜まる世の中だ、だから柔軟思考であることが大切だ。特に「知らないことを」知らないと言えること、そうして人の話を聞くことが大事だと思う時代なのだ。だから思い込んだ自分だけのこだわりを捨て、「そう言う事もある」と見識を広げる意識が大事だ思う。