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もーーーーっ、冒頭の大ちゃんと塔太郎のおデートったら、初々しくて、最高じゃないのーーーっ。塔太郎が、意外にも(ごめん)文学青年なのも好き。
その後の、琴子さんと玉木くんの様子も、素敵ーーー。
白刃の女王の二つ名、まさに琴子さんにぴったり!
2人の距離、縮まっていくといいな。玉木くんが琴子さんのことをちゃんと分かっているのがよき。
しかし、あいつは、とんだブ〇〇ンだねぇ、怖いってば。
今後、あれがどう関わってくるのか、不穏すぎる。
ま、その後の喫茶ちとせの様子が素敵すぎて、笑顔で読了できたけど!まさるの成長ぶりにも泣きそうになったし、塔太郎の壊滅的だった英語をがんばってるとこもナイスw(←いや、笑っちゃいかん。)
あれもこれも、語りつくせないけど、とにかく、続きが楽しみ!
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シリーズ第九弾。
“人外”のモノを取り締まる、京都府警「あやかし課」の隊員たちの活躍を描くシリーズ。
この巻から“第二部始動”とのことで、ウォーミングアップ的な内容となっております。
・前巻でようやく想いが通じ合った大と塔太郎の初デートの様子と、その最中に巻き込まれた思わぬ“あやかしトラブル”を描いた(第一話&表題作「龍王と女神の純愛歌」)
・あやかし課“伏見稲荷大社氏子区域事務所”所属の総代くん&栗山さんのコンビの活躍が楽しい(第二話「総代和樹の変な奴事件簿」)
・奉納コンサートでの息の合った警備っぷりを見せてくれた、琴子さんと玉木君の絶妙な関係が“ええ感じ”な(第三話「宇治の女王に捧ぐ交響曲」)
大と塔太郎カップルのラブラブなじゃれ合いには、もう、“ごちそうさま~(♡´艸`)”としかいいようがないですね・・二人が幸せそうで何よりです~。
一方、恋愛を諦めていたバツイチ子持ちの琴子さんと“貴公子”玉木君の、何とも甘酸っぱい関係も今後どのように進展するのか注目ですね。
因みに、琴子さんの地元の宇治には私も何度か訪れているのですが、〈源氏物語ミュージアム〉にはタイミングが合わず行けてなかったので、第三話を読んで是非訪れてみたい!という気持ちが強くなりました。
そして、巻末に収録された「特別掌編」で描かれた、まさるの成長も微笑ましかったですね。
この巻は、いつもに増して喫茶〈ちとせ〉のスタッフ(所謂「あやかし課」の隊員たち)の仲の良さが伝わってきて、平和な雰囲気の場面も多かっただけに、「幕間」で描かれた〈理想京〉の様子が不穏で、あの父親とはまた違ったベクトルで塔太郎を狙う“弟”の存在に戦慄を覚えた次第です。
今後、「京都信奉会」がどう動くのか・・塔太郎達に真の平和が訪れるのはいつになるのか、これからの展開が気になります~。
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塔太郎と大の初デートに琴子と玉木の微妙な関係。そして総代和樹が遭遇した事件が描かれたりと各視点からの描写が面白かった。塔太郎が文学青年だったのも驚き。理想郷の方で何やら不穏な動きもあり今後の展開が楽しみ。
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大ちゃんと塔太郎が無事に引っ付いたので、シリーズ終わったくらいの気持ちでいたら、そう言えば理想京の件が終わっていなかったと気がついた9巻。
二人の初デートを微笑ましく見守っていたら騒動に巻き込まれてるし、総代くん結構大変な目に遭っているなと思っていたら栗山くんの評価が上がったし、まさかの琴子さん主役話だと思っていたら玉木さんがついに動いた!という。
ある恋が決着ついたと思ったら、次の恋のお話が立ち上がりそうな感じ。
地味に琴子さん離婚歴ありお子さん持ちだったことを忘れていて驚きました。
イラストのせいか、もう少し若いイメージだった。
ただ本編の進展としては、終章がメインだったように思う。
それまでは、どちらかというと単発の番外編に近い印象。
結局、塔太郎と父の決着がつかないとシリーズの終了ということにはならなさそう。
あやかし課のメンツの力量も上がってはきているが、戦力の補強がもっと欲しいところ。
安心材料が欲しいなと切に思った。
巻末の特別掌編は、まさる視点の物語。
ここでも、まさるの成長が見られて嬉しく思った。
本当に初期の頃から比べるといい子に成長したなあ、まさる。
親戚のおばさんくらいの立ち位置で眺めております。