やっぱり北村さん
2022/04/28 12:53
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投稿者:にゃんぱり - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も楽しみました。
親子の会話も微笑ましく,「謎」のほうも面白かったです。
印象に残ったのは,尾崎紅葉をめぐる弟子の泉鏡花と徳田秋声のけんかの話です。
ひとつひとつ糸のもつれを解すように,過去の雑誌等から答えを導いていく様子は,いつもながらあっばれ,やっぱり北村さん!です。
本や文学のことを聞ける人が近くにいるっていいなあ
2022/01/11 12:36
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投稿者:きり - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常の謎解きもさることながら、文学史に詳しい「お父さん」の、昔の大御所作家にまつわる謎解きも楽しくて文壇への好奇心が刺激されました。
教科書で名を知る作家の人間味ある一面が感じられるのも楽しい。本や文学のことを直接話せる人が近くにいる主人公の美希がうらやましくなる大好きなシリーズです。
yappaお父さんはすごい
2021/11/20 08:03
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
親子でこうう会話が出来るってすごい。
難問も解決出来ちゃうし、根拠の本もすぐ出てくる。頭のなかも、書庫のなかも、整理できているのに感服。
そして枝豆栽培も出来ちゃうお父さん。
手塚氏と結ばれたら、プラス運動能力ね。
次作が待ち遠しい。
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シリーズ2作目。中野のお父さんの知識と言うか、本の内容を覚えているチカラに圧倒される。自分に当てはめると確かに余りお金もない頃に買った本は、何回でも読んでいるし、セリフも言えたりするからなぁとは思うが、いやはや、やっぱり凄い。そしてお父さんと娘の関係がなかなか可愛らしいのが羨ましい。
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【中野のお父さん、入院!】小説誌編集者・田川美希は本にまつわる謎にてんてこ舞いの日々だ。知恵袋のお父さんが体調を崩すが、病床でも推理の冴えは衰えない。
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相変わらず謎の多い出版界隈。
作家のふとした言葉が気になるのだが、知識豊富な父親に相談すると意外な事実が。
ある大御所作家の古希の記念に野球勝負をしたのだが、
何やら気になる人が現れた?
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今回は、中々難しかった。
今の私の精神状態に合っていなかったのかも。
文豪のエピソードが知れるのは面白い。北村さんならではの優しさのようなものも感じられた。
解説も面白く、解説を読むことで本文の復習も出来たように思う。
まだまだ続きそうで、これからも読み続けたいシリーズ。
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こんなお父さんがいたら、ちょこちょこ実家に帰っちゃうなぁ。
それにしても、もっと本を読みたい!と思わせてくれる。
さっそく神保町に繰り出したら、カートの中に著者の単行本を発見!引きまで強い中野のお父さん、相変わらず最高です。
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本にまつわるささやかな謎を解く、中野のお父さんの2巻目が文庫本になりました。
文庫になると、新しくあとがき、とか、解説、がつきますが、今回の解説は、本の中の謎を解くのに一役買った、金沢の学芸員さんです。
素晴らしく達者な文章です。
司書ってこういうこともするのね〜、のいいお手本ですので、みなさんもご一読をーー。
あ、もちろん本文もね。
2021/11/24 更新
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とてもこんなに読んだ本の内容を覚えてはいない。
昔読んだ本で印象に残っている本は記憶が正しいとは限らないし、すっかり忘れているのがほとんどだし。
覚えていた方が良いのかはわからないけど。
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北村薫の「中野のお父さんシリーズ」第2弾
文芸誌編集者の娘が“謎”に直面した時、相談に訪れる中野の実家に住む父親との交流を軸に、編集者として働く娘の日常を描いています。
やはり北村薫の「日常の謎」は秀逸!普通の本好きでは(私も含め)全くたどり着けない境地での謎解きにはただただ・・・(^_^;)
次作の文庫化が楽しみです。
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北村薫の中野のお父さんは謎を解くかを読みました。
中野のお父さんの続編でした。
雑誌の編集者、田川美希が担当している作家と話している中で出てきた日常の謎や昭和の文豪たちのエピソードに関する謎を解き明かしていくミステリでした。
美希が謎をもって中野の実家に帰ると、高校の国語教師をしているお父さんがその謎を解き明かしてくれるのでした。
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このくらいのミステリーが自分にとってちょうどいい!とてもいい。
言葉のやり取りのテンポやユーモアセンスもほんのりしてるし、
人が死なない、シリアスほとんどない。
人間関係ストレスない、ハラハラしない。
扱っているテーマは昭和文学が中心。
新しい知識も増える。
文学に詳しくない自分でもおもしろい。
米澤穂信氏の名前がちょっと出てきて嬉しかった。
作家さん同士の横のつながりってよく分からないけど、
多かれ少なかれ交流があるのが両方好きな作家さんだとなんか幸せ。
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20200103読了
この中の謎はどれも文学的な謎
文芸誌編集者の主人公が、作家の先生との会話や、文献の調査で出てきた謎を実家に帰ってお父さんに相談すると、本棚からいろんな本を出してきて謎を解いてくれる。
これは作家の北村薫が説いた謎なのかな。北村薫はとも高校教師。
こんな先生に国語習いたかったな。
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今回は謎の種類ががっつり「文学」に関するものだけで、個人的にはあまり興味を引かれなかった…太宰とか松本清張とか、もちろん読んだことはあるけど、そこまで掘り下げたことはないし、解説されても、「はぁ…」ぐらいにしか、時分は思えない。これは個人の趣向の問題なので、きっと好きな人にはハマるのだろう。