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『小さき王たち』第3部。
高樹家と田岡家の争い、ついに決着。
コロナ禍の2021年。
高樹治郎の孫・健介は、東日新聞の記者として、因縁の新潟支局にいた。
祖父の命を受け…
田岡総司の孫・愛海もまたNBSの記者として、新潟にいた。父・稔の後継者として、地盤を引き継ぐという、祖父・総司の狙いのために…
決着は着いた…
健介と愛海によって。
結局、じいさん同士の喧嘩だった、長い長い。
50年も…
もっと早く決着できていたのではないかと思う…
和希が25年前の田岡の策略に嵌ったまま、立ち直れなかったことが残念すぎる…
あのままなんて…
50年もかけなくても…
なんと執念深いんだ…
結局は田岡総司が権力を得たかっただけなんだろう。総理大臣にはなれなかったが…
高樹の正義が最後に田岡にダメージを与えて欲しかった。稔の落選で…
なんだか…
『ジイさんたち、いいかげんにしてくれ』だろう…
健介と愛海がどう生きるのか、みてみたい。