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私は、人間観察をよくするのですが、人の行動は様々で飽きずにずっとできます。
気づくことは、楽しいことと認識していてこのタイトルを観てすぐに読みました。
話の内容は、大学の先生らしく分かりやすく書かれていて2時間くらいで読み終わりました。
これからも、経験したことない気づきがまだまだあると思うと楽しみです。
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人口減少時代に突入し、一部の業種ではサービスのレベルの低下を感じさせるような、人手不足の影響を身近に感じる事も増えてきた。今までが便利すぎたという事もあるのであろうが、一度味わった便利さを失っていくのは、流石に不便さへの慣れにある程度の時間が必要だ。コンビニではレジの間違いをその場で指摘しても通じずに、後ろの列を気にして諦める。中々来ない荷物を待っている時間も待ち遠しい。居酒屋では何度頼んでもビールは来ない。これらが単純に日本語の通じない店員さんのせいだとは限らないし、荷物の受け取り時間に不在にする事も多いから、単純に配送の手際のせいにもしない。とは言え、人手不足とそれに伴う、海外の人員への依存に伴う一時的な?サービスの違いを如実に感じる。こうした事はどの企業でも発生しており、私の勤め先も、人口減少で市場が縮小するような、内需依存からの脱却、少人数で効率的な業務への根本的な見直し、更には変化の激しい社会に対応すべく、毎日の様にイノベーションの言葉が踊る。DXという単語すら徐々にバズワード化したかの様に、実態からは未だ未だ遠い所を歩いている気がする。目の前の業務に忙殺される日々は、とてもじゃないが「気づき」を感じない。
とは言え、気づきやインスピレーションが無ければ、現状維持どころか、ビジネスの縮小を招き、小さな改善レベルの事をいくら積み重ねても、社会の変化には追いつけない。今は創造と改革の時代に入ったのだ。求められる能力は、正に新しいものを生み出す「気づき」の能力だ。
本書は我々がこうした気づきを得るために、日常的に何をすべきか、どの様に振る舞うべきかを教えてくれる。気づきを得るための行動や考え方、得るために身に付ける習慣と思考。そしてそれが得られるシチュエーションを自分で作る事、そうした場に訪れる事など、様々な気づきのきっかけを作ることに繋がっていく。やはりよく気づく人の考え方は違うな、と感じさせる様々な例を挙げており、それがまた何か特別な能力を必要とせず、いつからでも自分で出来ることも教えてくれる。
ビジネスに携わる人間は常に新しい価値を生み出す事を求められる。それは今抱えている問題や課題の改善レベルではなく、全く別の世界、次元といったレベルだ。正に新しく誰も登った事の無い山、誰も到達していない島を探す事に近い。だがその目指す場所は、ただ見えていないだけで、意外にも自分の身近な所にあったりもする。それに気づくか気づかないかは、自分の意識が大きく影響しているだけだ。本書ではそこにはインプットとしての知識も必要であると言う。確かに何が普通で何がダメで、その反対に何が良いかという自分の物差しが無ければ、自分にとっての気づきは、他者にとっては普通のことかもしれない。インプットを増やすには情報を仕入れるだけでなく、情報を発信する事も役に立つ。今こうして感想を書く様な行為も、自分にとっては復習の意味合いだが、誰かが反応してくれる事は、次へのモチベーションになる。
先ずは本書に記載される様々な気づきの引き寄せを使いつつ、新しい何かを創造し、社会変化に追随できれば、このレビューを書いている事も無駄では無いと言う事かもしれない���
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気づきの多い人になるにはどうしたらいいか?
まず知識を持つこと。無駄な行為に時間を費やすこと。メモをとること。発信する習慣をつけること。仕事をする上でよりレベルの高い仕事ができる、
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気づきは快感に:
気づき→価値
気づき≒インスピレーション
気づきとツッコミ
ミスから大量の気づき
人は意識したものしか見えず
気づきが多い→セレンディピティ
習慣:
当事者意識
チャレンジ
イレギュラーを経験
音楽を聴きながら集中
俯瞰視点
自分の話しを客観
インプット:
多いほどいい
スタンダート→斬新
細部をどこまで意識できるか
変化に着目
気づき・直感の相乗効果
予想+答え合わせ
古典
発信を意識:
気づきをストック
気づきの連鎖
古典をアレンジ
やってみる→気づき
チーム:
観想戦
気づきのラリー
ディベート<気づき
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著者の「気づき」の定義は、「周りの状況や出来事に対して、新たな理解や洞察を得て、ハッとすること」である。この気づきは、何かに注意を向けない限り、生まれない。気づきは、多ければ多いほど、仕事で結果を出すことができるし、人生も楽しくなる。本書では、どうすれば「気づきが多い人」になれるかを解説されている。
当事者意識を持つこと、チャレンジすることなどから、気づきを得ることができる。インプットは多ければ多いほうがよい。その他にも、著者のご経験に基づいた気づきを得る考え方や方法、効果などについて解説されている。気づきに対して意識的になる(気づきのスイッチを入れる)ことで、新たな発見があって「充実している!」と思える瞬間があるという。アンテナを張って、新たな気づきを得られるよう意識していきたいと思う。楽しい気持ちで読むことができた。
【目次】
1. 「気づき」は快感になる
2. 「気づき」の多い人が習慣にしていること
3. 「気づき」が多い人は、どのようなインプットをしているのか
4. 発信を意識すると、「気づき」が増える!
5. チームで「気づき」を増やし、結果を出す
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気付きとは単に情報を記憶するよりも有機的な学びであり、しかもその効果は広範な領域にまで連鎖するものである。本書ではその重要性、感度を高めて気づきを増やす方法、自分にとどまらず組織全体で気づきを活性化させる方法について具体的なところまで詳細に説明されている。
2章で説明される、当事者意識によってセンサーを活性化させる方法というのは仏教における縁起性が智慧をもたらすと言われていることに対して、その理由の一つになりうるのではと感じた。