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面白かった。
が、しかしけっこう後半までネット民にイライラさせられる。
まあそういう話だから仕方ないけど。
最近ネットリンチが多いからなんとなく現実とリンクしてしまう部分が多い。
つい「おまえらみたいな奴らのせいで死んだ人もいるのに」と思いながら読んでしまう。
映画でも小説でもSNSがテーマの話が増えてきてて、時代なんだなぁと思う。
2時間ドラマになったら面白そうだなと思いました。
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まさに、今、現代の話。
SNSのせいで犯人扱いされた売れてない芸人、浮気淳弥。相方の昌紀とともに真犯人を探し始める。
それもまたSNSを使って。
テンポよく読めたし、浮気の成長物語でもあり、事件の謎解きでもあり、家族の話でもあり、友情もあり、現代の風刺でもある。
たいていの人は聖人君子ではないから、叩けば埃が出るし、自分にも失言、暴言、褒められない行動は多少なりともある。
その痛いとこを突いてくる。
そしてそうじゃない自分、も本物だ。
面白かった。
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SNSにいると正義がどこに向くのかわからなくて怖いなー。
でも、一つの目標について色んな人の知識や情報が集まると大きな力になって人を苦しめることも助けることもできる便利さも感じる。
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装丁を応援しているアーティストの方が書いているという理由から手に取った。小説の中で起こる事件、どう収束させていくのかと思ったら、結構意外な終わり方だった。敵だった大衆を味方につける、本来のインターネットの良いところである「集合知」というところに希望を託したかったか。いろんな人が同様のテーマで描いているけれども、twitterの登場が全ての元凶ではなく、もともと人の中にある負の側面がツールによって現れているだけ。スマイリー菊池さんにまつわる騒動とか、この本に興味を持った人はぜひ調べて知って欲しい。
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意外と面白かった。失礼ながら装丁と題名から期待していなかったものの、ボリュームの割にスピーディーな展開なので飽きずに読めた。最近よくあるSNSから大ごとになる話で、誹謗中傷、陰湿なネット社会には辟易としてしまう私でも意外と軽く読めた。売れないお笑い芸人の浮気(うき)は、自身のちょっとしたツイートから10年前に起きたひき逃げ犯にされてしまい、大炎上してしまう。汚名返上となるか。とりあえずネットの特定班ってすげーな。暇なのかなと思いつつ感心した。都合が良すぎ、ありえない展開だけど真犯人にはしっかり驚いた。
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ある朝目覚めるとネット上で殺人犯になっていた…。殺人犯まではなくても、誰の身にも起きそうな事ばかりで、一気に読み切りました。
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脚本など書かれている方なのですね、SNSの進み方、広がり方の描写が鬼気迫るものがあり、スピード感がある展開を読めました。では、実際はとかではなく。この現代ならではの追われる感ってのは、読む方によって感じ方違うのだろうなと思いました。
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売れないお笑いコンビの浮気(うき)はある日突然ひき逃げ犯としてネットで炎上する。
次々に個人情報が晒されて追い詰められていくー
現代のネットリンチを映した話。
誰かが言い出した根拠のない話を盲目的に信じて袋叩きにする恐ろしさ、発信源が悪意を持ってやっていたら…
真実を特定する特定班はすごいと思うけどね。わずかな手掛かりと知識を駆使して情報を見つけ出してる。こういう人が警察の捜査に協力してくれたら、と思う。
ミステリーではないから犯人に繋がる伏線とかはなく、突然判明する感じ。
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物語にスピード感があった一気に読み終えました。
今のこのSNS時代。本当にこういうことがあってもおかしくない
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ネット時代、正しい事なのかは分からない事を事実かのように拡散される。実際にも有り得る内容だと思った。
匿名だから周りの人が怪しく見えてくるし、人間不信になりそ~
犯人特定のやり取りは実際には難しそうだけど、的にも味方にもなるネット恐るべし
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ミステリーというよりは、SNS時代の「悪意」の怖さを感じる一冊。SNSの怖さは「何気ない」「なんの気なし」の発言が永遠に残るということ。中高生の道徳の時間に読んでもいいかも。若者にオススメできる。
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どうしても好きになれなかったので、途中で読み辞めた。
主人公の口調や性格の癖が強すぎる。ネタバレはしたくないですが、自分がピンチな場面で、あまりにも現実逃避がすぎる。そして急に状況を把握したと思いきや、極端すぎる態度…。ちょっと事件の犯人より、この主人公の方が気になりすぎて、全く集中できなかった。
話の内容も特別オリジナル感があるわけでもなかった(最後まで読んでいないので、ここはご理解ください)。
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テンポめっちゃ良い!
エピローグめっちゃ良い!
少しボリュームあるけど昨日の夜から一気読みしてしまいました!マジで面白かった!
小説って素晴らしい
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浮気と書いて『うき』と読む浮気淳弥・28歳。
ある朝、目覚めると充電切れのスマホ。
LINEとTwitterには大量のリプライ。
これは怖い。
いつの間にか自分が轢き逃げ犯人となっていて過去の言動や卒アルの写真まで拡散される。
昨今のSNSを見ていると、これはいつ現実に起こってもおかしくない話だと思える。
たった1欠片のパズルのピースから、どんどん捏造されたピースが集まり、事実と掛け離れた1枚の大きな贋作が完成される様な恐ろしさを感じる。
SNSで心がボロボロになった時を思い出し、無責任な発言に怒り以上に悲しみを感じた。
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ある朝目覚めたらSNSで「ひき逃げ犯」にされていた。誰もが顔の見えない安全圏で名ばかりの正義を振りかざしてくる。どんどん過去が晒され、人格否定が続く。本当にネットの怖さを感じた。警察も真っ青な「特定班」なるものがSNSに存在していて、その能力がすごい。この解析能力が小説の中だけでなく現実世界でも実際すごいですよね。