名画の謎
著者 中野京子
「この絵のメインテーマは『電撃的一目惚れ』だ。びびび、ときた瞬間が描かれている」――歓喜と絶望、嫉妬に自己愛、同性愛! 人間臭く、凶暴なエネルギーが渦巻くギリシャ神話はまさに物語の宝庫。エロスに振り回される身勝手な神々の姿を描いた名画を、深い人間解釈と魅惑の文章で読み解いた極上のエッセイ! 人気の『名画の謎』シリーズ文庫化第一弾!
名画の謎 対決篇
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2022/09/23 16:34
こんな楽しい本、読んだことがない。
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投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく面白かったです。ギリシャ神話にまつわる絵画についてのいろいろがケラケラ笑いながら楽しめます。
偶然、原画を美術館で見る機会がありましたが、親戚の絵を見るかのように親しみを持って鑑賞しました。
もっともっと他の神話についても話してほしい作家さんです。
名画の謎 ギリシャ神話篇
2019/10/31 19:59
ドラマチック
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
ギリシャ神話といってもよくわからないので、オリュンポス十二神、神々の系譜が載っているのは有難いです。「電撃的!」の絵がとてもドラマチックで綺麗でした。
名画の謎 陰謀の歴史篇
2019/10/18 19:45
消えた少年達
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロンドン塔の王子達、犯人はリチャード3世説が濃厚と書かれていますが、私はヘンリー7世母マーガレット・ボーフォートだと勝手に思っています。リチャード3世を倒しても、たとえエドワード4世の私生児でも王子達が生きていたら私生児の子孫であるヘンリー7世よりは優位ではないかと思うからです。リチャード3世は忠誠が私を縛る、というモットーに則り女性や子供を殺害することはなかった(はず)のに対し、ヘンリー7世はリチャードの兄クラレンス公の息子を、ヘンリー8世はクラレンス公の娘を残虐に処刑しています。リチャードよりもヘンリーの方が残虐な血なのではないかと。