記憶シリーズ
著者 高橋克彦 (著)
生まれ故郷の古い住宅地図には、あの少女の家だけが、なぜか記されていなかった。あの家が怖くて、ずっと帰らなかったのに。同窓会を口実に、ひさしぶりに故郷を訪ねた主人公の隠された過去、そして彼の瞼の裏側に広がる鮮やかな“緋色のイメージ”とは、一体何なのか……。直木賞受賞の傑作ホラー。表題作ほか、選考委員の激賞を受けた「ねじれた記憶」など、粒よりの七篇を収録。痺れるように怖いのに、とてつもなく懐かしい――高橋克彦ならではの独自の世界を満喫できます。
蒼い記憶
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前世の記憶
2004/06/20 11:54
忘れていた記憶が蘇る瞬間は怖いと思います
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投稿者:E.o - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が最も怖いと思ったのは、子供の頃に忘れていた記憶が蘇る事です。その瞬間、今まで平然と接していた人達がいきなり怖く見えてくるからです。
しかしそれとは対照的に、この本の題名でもある前世の記憶が蘇ったとしたら、私は多分なにかほっとするようなものがあると思います(実際に蘇った事があるわけではありませんが)。
2023/01/14 20:00
8話の短編集
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な記憶の断片から過去の謎が明らかになっていくミステリー短編集。表題作や「昨日の記憶」は時空を超える感じがあって面白い。「匂いの記憶」のようなホラーもあり飽きない構成
2023/01/08 18:33
七話の短編集
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーもあるが全体としてはホラージャンルだと思う。特に「ねじれた記憶」は時空がゆがむホラーで、理屈はどうあれ面白い。「冥い記憶」もミステリーとして面白かった。