蜩の声
著者 古井由吉 (著)
日々の移ろいのなか、おぼろげに浮かんでくるのは、男と女、今は亡き人達の思い出、戦時下の風景──。時空を超越し、生と死のあわいに浮かぶ、世相の実相。 現代文学の到達点、古井由吉の世界。
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蜩の声
2017/07/08 09:52
読んでいて気を許せないが、それだけ読み応えがある
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらず難解な文章である。読んでいて気を許せないが、それだけ読み応えがある。一遍一遍は短い文章なので、集中力は持続するだろう。この人の小説は文章が難解だが、読者を納得させる何かがある。それをこの人独特の表現力と呼んでもいいかもしれない。