館シリーズ
著者 綾辻行人
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)
奇面館の殺人(下)
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十角館の殺人 新装改訂版
2015/12/13 17:29
衝撃!
16人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヴァン - この投稿者のレビュー一覧を見る
綾辻行人氏衝撃のデビュー作にして代表作。
館シリーズ1作目で、ミステリ界に新たな風を吹き込んだ。
しばしばミステリ初心者に対しておすすめされているのを見かけるが
個人的にはそれはおすすめできない。
なぜならあまりに衝撃的すぎて、以後いかなる作品を読んでも
そのとき以上の衝撃がなかなか味わえないからである。
ミステリは麻薬のようなもので、より刺激の強い作品を求めてしまう。
他の作品でミステリ慣れした後読めば、心地よい満足感と衝撃が得られるだろう。
十角館の殺人 新装改訂版
2013/09/09 23:33
皆様に膝を打って驚く経験をしてもらいたい。
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
未だに覚えている、解答編のページのある一文を読んだときに、今までのシーンがつながっていく感動を。フェアに提示されたヒントに最初から気づいていたら、作中人物を救えたのではないかという焦燥感など、新本格のすごさを初めて味わった作品。残念ながらその後もそんなに感動はなかった。故にこの作品の感動をまだ味わっていない人はある意味幸運である。この感動をこれから経験できることにうらやましさすら感じます。
十角館の殺人 新装改訂版
2017/04/01 00:43
ミステリーに興味を持ったきっかけの本
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
鳥肌もので、圧巻です。この本を読んでミステリーにはまりました。でもこれ以上の物にはまだ会えていません。もうこの驚きが味わえないのが本当に残念です。まだ読んでない人にはぜひ取っておいてほしいです。