メロドラマ
著者 村上もとか(著)
1925年(大正14年)大日本帝国陸軍大尉・都筑慎太郎・29歳、花の都・巴里(パリ)に赴任す。
フランス駐在員としてパリに配属になった慎太郎。異なる民族を受け入れない西洋社会を淡々と生きる慎太郎は、画家志望のかつての友人・今広美、そしてレオ伯爵の美しき愛娘・ソフィと運命的な出会いを果たす。
村上もとかがお贈りする、19世紀パリ、そして当時の芸術の世界を描いた歴史ロマン・コミック。
メロドラマ(2)
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2018/12/06 01:55
ソフィ、脱・令嬢
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投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2巻の幕開けがソフィの庶民化で、二人の距離がやっと縮まりやすくなったというところ。
その割にファッション界での成功までが素早くて、ちょっとついていけないなーと思いました。
(一巻同様にココ・シャネルの登場がドラマチックすぎる。
藤田嗣治もここまで長々出すのかと驚きました。
実はシラフで奇行を演じられる人でしたからね(苦笑)
依存性のない習慣で生き残った画家といっても過言ではないかもしれません。)
1巻でメロドラマな最後をやってしまったので、どう収拾するのかと別離から
どのように最後に繋げるか見たくて2巻の後半は一気読みでしたが、
壮大かつ、「メロドラマ」な終わりかたでした。
2018/12/06 01:45
読み返してみて
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投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はキャラも舞台もぶっ飛んでるなぁ~と少しひいちゃうんですが、
なんか後を引くものがある不思議な作品ですね。
(渡仏してからの実在人物の登場させ方が1巻はややくどい+セコいです。)
苦手な人は苦手なままでしょうし、私みたいに読み返す人もいるのかも?というクセのある作品。
1巻はパリ編だけでも十分回収できていない伏線がいろいろ残るので、
時代も相まってどう変化していくか気になるところ。
というか、どう締めくくるのかが一番気になりました。