ヘタリア
著者 日丸屋秀和
イタリアは砂漠でパスタを茹でていた!? 戦車部隊で小銃&槍に負けちゃったり、逃げ足だけは早かったり。遊び好きで女好きでヘタレだけど愛すべきイタリア! 読むと世界中が好きになる。イタリア・ドイツ・日本の同盟国と、世界の愉快な仲間達を描くゆるキャラ系コメディ!!
ヘタリア 6 Axis Powers
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ヘタリア Axis Powers
2008/02/25 14:30
ヘタリア!
42人中、40人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AQUIZ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者初単行本で、総描き下ろし。
ある意味ではパロディとも呼べなくはないが、同人的な二次創作ではないオリジナル。
人気の原作付きでも無いし、話題作のコミカライズでも無い。
そんな条件で、商業漫画誌的には「突発」な登場となる本作、ウェブ漫画好きなら未知の人がいないんじゃないだろうか?
賛否両論の部分もあるとは云え、知名度の高さは圧倒的だ。
日本名産と云えるかも知れない「擬人化」。万物に神々を見た日本古来の性質は、動物どころか、物体や現象までをも「擬人化」するのが得意。
「ヘタリア」 が「人」と見なしたのは、何と「国家」である。
○○人って、こんなタイプだよね…なんて、ステロタイプを笑ったギャグなら、各国にある。ブラックなユーモア好きなイギリス人なんかも得意だ。
そんな「○○国」を擬人化したのが、「ヘタリア」の登場人物達だ。
生まれが良くて才能があり、恵まれた資質を備えながら,何故だか「ヘタレ」な主人公イタリアを中心に、各国が繰り広げる「国家擬人化コメディ」。
キャラクタ=国家、なので歴史的な事実や現代の事件・出来事が、個人の行動のように反映されていますが、世界情勢も歴史も地理も、すべてに疎くても大丈夫。
世界大戦って、どことどこが戦ったんだっけ? と云うレベルでも、いつの間にか枢軸と連合の各国を暗記しています。見た事ない気さえする国旗が、一瞬で判別できるように。ニュースで聞こえる国家名で、まずキャラクタの顔が浮かんでしまうように…
大量の漫画を無料で、個人で、異様なスピードでアップし続けた著者の本が出ると聞きファンはみんな、サイトの漫画の焼き直し+アルファ、を想像したのに、描き下ろし。
その修羅場の製作期間中にすら、どんどん新作がアップされる本家サイト。
漫画にハマって、歴史の教科書を買い込んでみたり、ウィキペディアでヨーロッパ諸国のページに萌えてみたり、国旗モチーフの雑貨がキャラクタグッズに見えちゃったりするファン。
初単行本でも、面白さ絶対保証!
サイトを見れば一目瞭然な上に、ウェブ再録本じゃないから欲しくなります。
ヘタリア Axis Powers
2008/04/02 21:12
擬人化ブームの先駆者
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はたけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、インターネットサイト「キタユメ。」で連載されている「ヘタリア」の書籍化である。作者のサイトでは過去にも各都道府県の性格をキャラクター化したコミックが連載されており、そのワールドワイド版であり作者の得意分野が存分に発揮された作品が「ヘタリア」なのである。
昨年、早川隆氏が著した「世界の日本人ジョーク集」が話題になったことを覚えておいでの方は多いのではないだろうか。また、昨今のご当地キャラクターブームは、特産品をかわいらしく“擬人化”したものが多い。
そう考えると、ヘタリアが私たちの心をぎゅっと掴む理由もわかるのではないだろうか。
特徴的なお国柄をもつ登場人物(?)が可愛い絵柄とコミカルなストーリー展開で活躍する「ヘタリア」の世界に誰もが引き込まれることは間違いない。
ヘタリア Axis Powers
2013/07/08 16:35
ヘタリアァァァアアアァアァ!!!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:殊理 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この漫画は4コマ漫画風になっていてとてもおもしろかったです。
web漫画と同じで鉛筆で描かれていました。
たまにペンで描いているのもあってそれも新鮮でよかったです。
ただ、web漫画からそのまま載せているものもあったのですが、少し印刷がブレ(?)ているというか見にくいところもありました。もう少し見やすくしてほしいものですね(笑)