夢の上2 - 紅輝晶・黄輝晶
著者 多崎礼 (著)
眼前で解かれる夢の結晶。誰よりも激しい夢に身を焦がした『復讐者の遺言』、そして夢見ることを恐れた男が辿り着いた『夢の果て』――夜の王が呟く。叶わぬ夢はどこに行くのだろう、...
夢の上2 - 紅輝晶・黄輝晶
商品説明
眼前で解かれる夢の結晶。誰よりも激しい夢に身を焦がした『復讐者の遺言』、そして夢見ることを恐れた男が辿り着いた『夢の果て』――夜の王が呟く。叶わぬ夢はどこに行くのだろう、と。
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書店員レビュー
夜の王へ夢売りが見せ...
ジュンク堂書店千日前店さん
夜の王へ夢売りが見せる、6つの結晶に封じられた6人の「叶わなかった夢」の物語。
そして、それらが織り上げるひとつの物語。
第2巻です。
今巻で紐解かれるのは2つ。
〈紅輝晶〉
誰よりも激しい夢に身を焦がした女の『復讐者の遺言』。
〈黄輝晶〉
夢見ることを恐れた男が辿り着いた『夢の果て』。
それぞれがそれぞれとして高い完成度を保ちながらも、前巻にて語られた物語の裏側やその先を補強してゆきます。
「夢のような人生」が守ったものは……
「沈黙の誓い」が支えたものは……
「復讐者の遺言」が残したものは……
「夢の果て」のその先は……
……叶わぬ夢はどこに行くのでしょうか。
次の最終第3巻では、果たしてどんな物語として織り上がるのか。
楽しみで、楽しみで、もう仕方ありません。
(卯)
読み始めたらとまらないファンタジー
2015/12/13 21:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:uri - この投稿者のレビュー一覧を見る
語られる夢は違う者の視点で描かれているとはいえ、同じ人物が登場したりするので内容的にかぶってしまう部分はもちろんあります。
でも変わらず面白いのは、一人一人の描写がとても丁寧だから。あの人はあの時こんなことを考えていたのか、こんな行動を起こしていたのか、というのがよくわかります。しかも謎と伏線をいい感じに明かして、次に残していく。
久々に出会った、読み始めたらとまらないファンタジー。三巻もとても楽しみです。