- 販売開始日: 2012/03/08
- 出版社: 小学館
- レーベル: IKKI コミックス
- ISBN:978-4-09-188502-9
ぼくらの 1
著者 鬼頭 莫宏
夏休み、過疎地の村へ“自然学校”にやってきた少年少女15人。1週間が経ったある日、海辺の洞窟へ探検に入った一同は、その奥にコンピューターを持ち込んで住んでいた謎の男・ココ...
ぼくらの 1
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商品説明
夏休み、過疎地の村へ“自然学校”にやってきた少年少女15人。1週間が経ったある日、海辺の洞窟へ探検に入った一同は、その奥にコンピューターを持ち込んで住んでいた謎の男・ココペリと出会う。彼は自分が作ったゲームをやらないかと誘い、宇白可奈を除く14人の中学1年生が同意して契約を結ぶ。半信半疑で宿舎に戻った一同だったが、その日の夕刻、大きな物音と共に巨大ロボットが現れて…。
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不思議な雰囲気
2024/05/30 09:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとも不思議な雰囲気に包まれた漫画です。子供たち15人がロボットを操って謎の敵ロボットと戦うというぶっ飛んだ設定ですが、導入はドラマチックで端的に分かりやすく説明してあり、理解しやすかったです。謎がたくさんあるのも興味深いです。でもこの漫画の最大の特徴は子供たち一人一人が抱える希望や闇を描いている哀愁タッチの漫画だということです。作品全体が悲しみに包まれているようで今後の展開にゾクゾクします。
ジアース
2023/04/30 03:59
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投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏休みに過疎の進む村への臨海学校にやってきた十五人の少年少女。初対面が多い中、一週間経って打ち解けてきた頃、海辺の洞窟に探検に入った彼らは謎の男・ココペリと出会う。彼が製作したというゲームに誘われ、最年少で唯一の小学生だった宇白可奈を除く中学一年生の十四人は促されるままに契約し、気が付けば全員が洞窟の外で倒れ込んでいた。不可解に思いながらも宿舎に戻った彼らだったが、既にゲームは始まっていて、大きな地響きと共に巨大なロボットが現実の世界に現れ…。一巻から衝撃的な展開が詰まったロボット漫画で、所謂鬱漫画と言われるタイプの作品です。物語において全ての人が脇役でしかなく、思春期特有の未熟で繊細、不器用な精神が印象的でした。
まだまだ続く
2021/07/17 02:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読んだ時、衝撃を受けて、しばらくこの世界観から抜け出せませんでした。普通に日常生活を送っていた少年少女達が、いきなり命をかけた戦いに巻き込まれる、しかも勝っても負けても救われない、絶望的な戦いが続きます。
アニメOPの脳内再生が止まらず気になって購入
2019/09/09 16:30
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投稿者:みーちゃそ - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族がいて、クラスメイトがいて、当たり前の生活...そんな日常がいともたやすく破壊されるとき、私たちは何を考え、どう行動するか?そんなことを考えさせられる作品。以前から気になっていた作品だったので、お安い電子書籍の方で購入。ちょっとずつ続きも読んでいきたい。
一筋縄ではいかないオモシロさ!!を求めるあなたに。
2005/03/28 03:30
16人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:陰日向弁慶 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一昔前の巨大ロボット作品は、アニメにしても漫画にしても「エヴァンゲリオン」の影響を良くも悪くも受けている作品が横行していた。伏線を張るだけ張っておいて、そのほとんどの謎が解明されないまま終了してしまったり…主人公はロボットを操縦することを厭うくせに、一度搭乗すれば鬼神の如く活躍する…基本的に、作中の美少女には無条件にモテモテ…といった荒唐無稽であり、選民意識の塊だった。その作品から、一体なにを受け手に伝えたいのかが不明であり、製作者郡が明らかに「おたく」であることが明白だった。無気力・無関心・無責任にスカしていることがカッコイイと勘違いしている奴等が、脂下がった顔でアニメや漫画を製作している時代があった。そして、純文学だの、文芸だのと高踏を気取ったところで所詮、本が売れなければ生活がしていけない、結局はサラリーマンの延長戦上に居る出版社が、時流に阿り、その手の「おたく作品」を助長した。なぜなら、売れるからだ。薄汚い人間の欲望が、かわいらしい美少女のイラストと当たり障りのない薄っぺらいストーリーに包まれて、物語の様相を呈していたにすぎない。以前の、10代の少年少女の成長物語を巨大ロボットを仲立ちとすることで、親しみやすく判りやすく「勇気」と「友情」と「愛」を隠喩的に示唆していた心地よくも骨太な作品は死滅の間際だった。
鬼頭 莫宏氏による「ぼくらの」は、まさに絶滅寸前のソレだ。決して熱血でもなく、厚かましくもなく、荒唐無稽でもなく、「おたく」でもない。しかし、オモシロイ。勝てば官軍という諺があるように、面白くなければ伝えたい大切なメッセージも読者には伝わらない。元来、巨大ロボットを、漫画で表現するのが難しい。が、氏は、絶妙のコマ取りで、作中のロボットをスタイリッシュに描いている。それだけではなく、知的好奇心を刺激する謎も随所に散りばめられていて、一筋縄ではいかない展開だ。それでいて、今を生きる10代の少年少女の葛藤や成長を真摯に綴っている。一読をオススメする。
どんなに目をこらしても
2024/04/23 16:43
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある日突然日常から切り離れて謎の敵と戦う事になった少年少女。
たとえ勝とうと死は避けられない…。
救いがない。
どんなに目をこらしても欠片も救いが見えない。
ある意味とえも恐ろしい作品。
衝撃
2022/01/10 11:20
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投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
訳もわからず連れて来られた子供達が戦闘が終わる毎に一人ずつ死んでいく衝撃の話。キラキラ感皆無の絵柄が余計に胸を打つ。
導入
2019/08/17 21:34
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻はまだ真実が明らかになっていない序盤で、物語の導入だ。暗い気分になるようなものではない。なお、アニメ化されている本作は、阿野万記編までは原作とアニメが同様の展開になるようで、本巻はアニメでは忠実に映像化されている。和久隆は標準的な物語では主人公となりやすいだろうが、本作では1番目のパイロットとして活躍後死亡する。何も知らずに終わったのだからある意味では幸福であろう。
1巻
2018/05/03 06:40
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年少女がロボットに乗って世界を救うヒーローに!?
…でも一筋縄ではいかない感じ。
ダークな感も見え隠れでこの作者らしい。
奇抜なストーリー展開
2015/08/25 12:27
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投稿者:しなもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKにてアニメ化もされた作品です。一般的なSFロボット的な物語と違い、ダークな部分があり、今後、どのような展開で物語を終わらせるのか気になる内容となっています。