昭和二十年夏、子供たちが見た戦争
著者 著者:梯 久美子
あの戦争で子供たちは何を見て、生き抜いていったのか。角野栄子、児玉清、舘野泉、辻村寿三郎、梁石日、福原義春、山田洋次、中村メイコ、倉本聰、五木寛之が語る戦時中の思い出、そ...
昭和二十年夏、子供たちが見た戦争
02/06まで通常726円
税込 508 円 4pt商品説明
あの戦争で子供たちは何を見て、生き抜いていったのか。角野栄子、児玉清、舘野泉、辻村寿三郎、梁石日、福原義春、山田洋次、中村メイコ、倉本聰、五木寛之が語る戦時中の思い出、そしてその後の人生軌跡。
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シリーズ最後の巻
2024/04/28 20:35
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投稿者:ひでくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『昭和二十年夏、~』の3冊目。
1巻目は「兵士」が語る、2巻目は「若い女性」が語る、3巻目、今回は「子供」が語る戦時戦後。
疎開や親の都合によって子供には子供の苦労が書かれている。
子供の素直さ、そして教育による軍への憧れも隠すことなく語ってくれる。
私が驚いたのは国民学校の配属将校が「特攻を志願するものは一歩前に出ろ」と小学生にも言ったことだ。
軍事教練で小学生までも「自身の死を覚悟させられる」のか。
子供にとっても恐ろしい時代があったのだと今更ながらに思い知らされた。
今回は子供時代の人の体験談であるが、子供故に大人と取り巻く世界をよく観察していたのだと分かる。
3巻目、最後にこの目線を出版した理由がよくわかる。