- 販売開始日: 2013/07/23
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-310780-7
25時のバカンス 市川春子作品集II
著者 市川春子 (著)
海底から月、宇宙へ。生命の彩りはどこまでも。さらりと深い、フシギな3編を収録。●「25時のバカンス」深海生物圏研究室に勤務する乙女(おとめ)は、久しぶりに弟の甲太郎(こう...
25時のバカンス 市川春子作品集II
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
海底から月、宇宙へ。生命の彩りはどこまでも。さらりと深い、フシギな3編を収録。●「25時のバカンス」深海生物圏研究室に勤務する乙女(おとめ)は、久しぶりに弟の甲太郎(こうたろう)と再会する。深夜の海辺にて彼女が弟に見せたのは、貝に侵食された自分の姿だった。●「パンドラにて」土星の衛星に立地する「パンドラ女学院」。物言わぬ奇妙な新入生・ロロに気に入られたナナは、幼き日の記憶を思い起こす。●「月の葬式」勉強も親の期待もわかってしまう天才高校生。試験の日に乗る電車を「間違えた」彼は、雪深い北の果てで、ひとりの「王子」と出会う。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
祝・「宝石の国」アニメ化
2017/10/27 00:30
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:色鳥鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初読みのときは『虫と歌』のが印象強かったのですが、再読してみるとこっちもSFホラーっぽい世界観で思いがけずゾッとした。「25時のバカンス」「パンドラにて」「月の葬式」収録、すべての中短編に必ず1つギョッとする身体的転換の場面があって、そこから物語が加速する。上手い絵、というのとはちょっと違うのかもしれないが水は動くし生卵は揺れるし真空で星は輝いているし、人々はたしかに生きているように感じられるのが凄い。
表題作が秀逸
2016/06/21 00:22
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作と違って、海や宇宙がモチーフになった作品が収録されています。大きめのコマ割りで一見大味に見えて、実はかなり細かい楽しみがちりばめられています。何回も読み返したくなりました。
特に表題作「25時のバカンス」は簡単に人間と非人間の境界をなくす世界観と、最後まで人間らしい兄弟愛のアンバランスさがとても良かったです。
引き続き傑作
2016/12/10 21:17
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:休暇旅行 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題作は、『虫と歌』収録作とあわせても一番の作品だと思う。ちゃんとあれを超えてくるかー。理解もしやすいし万人に薦められる。
SF志向の人みたいなので、説明過剰にならないようにするのがむずかしいところだと思う(説明しすぎると一気に嘘っぽくなる)。台詞も絵も、そのへんのバランスが素晴らしい。……理解できたとは言えませんが……。
宝石の国を観て、読んでから。
2021/07/14 09:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゲタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ作者の作品「宝石の国」をみた後、購入して読んでみると、宝石の国と同じように独創的な話であったので、大変に面白かった。
こんなに独創的で面白い話を描いていただけるのは、とても幸せです。
市川春子の作品集
2015/02/02 17:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hutuyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在「宝石の国」を書いている市川春子が書いた短編です。
25時のバカンス、パンドラにて、月の葬式、といった題名の短編三つが収録されています。この中では「25時のバカンス」が一番おもしろかったです。こういった切ない感じのは読んでておもしろいです、あまり表に出さない感じも良いです。
今の連載が終わったら、また短編を書いて、短編集がでることを願っています。
姉弟の海辺
2022/10/31 16:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
はっきりとは言わず、やりとりは軽妙なんだけど、核心がチラチラする感じ。そうなんだろうな…という感じがすごい。美しい構図と線がこの繊細な世界を作っていて、入り込むような感覚。
『宝石の国』とのつながり
2022/06/26 06:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いとたま - この投稿者のレビュー一覧を見る
『宝石の国』11巻まで読んだ後、本作を入手しました。
表題作の西姉弟、「月の葬式」のよみちと間さんと、
登場人物が『宝石の国』を彷彿とさせました。
『虫と歌』に比べ、ぞくりとする描写が多いですが、
いずれも他人への愛情が感じられます。
「パンドラにて」のナナの、ダンスについてのセリフが印錠的です。
孤独は生まれてから塵に帰るまでの苦い贅沢品
2019/09/20 22:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しくもグロテスクな絵柄、背徳的だがユーモラスなストーリー。どの作品も非常に耽美で目が離せない。「寂しいのは 悪いことではありません 他の存在に感謝できます」「孤独は 生まれてから 塵に帰るまでの 苦い贅沢品です」。市川春子先生の作品には、ハッとする言葉や表現が溢れている。
美しい話
2018/11/01 12:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レイン - この投稿者のレビュー一覧を見る
線の細い、漫画としても読みづらい話が多いのに惹かれてしまう作者の魅力が光る短編集。話も面白いけど何より漫画の絵の重要性を示してくれる
言わずもがな、という感じです。
2018/09/02 09:29
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ささはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
市川春子先生の作風がとても分かりやすく出ていると思います。
今現在も宝石の国が続いていてそちらの方の知名度も高いと思うのですが、宝石の国が好きな方であるのならこちらの作品も読んで欲しいと思います。
幻想的な短編集
2017/01/08 23:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひつじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の前後編の姉弟の話が良かったです。
なんとも言いがたいですが、寓話といった感じの雰囲気です。
最後の月の王子様の話は、、、ちょいとビジュアル的にいまいちでした。
「お前は私を粉々にしてもいいんだ」
2018/12/24 09:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
空洞な体の中で変な深海生物を飼っている美人より、体中に穴が開いたイケメン王子の方が受け付けない、思い出しただけでサブイボが…。作品集2冊を通じてどこか宝石の国に繋がるエッセンスがあちらこちらに見えます。一読の価値ありです。
独特な世界
2018/05/01 00:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議な印象というか、独特な世界を感じました。画も素敵です。
集合体恐怖症の方は注意が必要
2019/02/12 03:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スー - この投稿者のレビュー一覧を見る
集合体恐怖症の方は最終話を読まない方が良いです。トラウマになり得ます。
これを書いている今も気分が悪いです。ご注意を
感想
2020/06/12 04:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議な話。
顔外れた時は私も状況が飲み込めませんでした。
説明受けてもよくわかりません。
共存していくのかな