- 販売開始日: 2013/11/15
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: フルール文庫ブルーライン
- ISBN:978-4-04-066104-9
うなじまで、7秒【電子特典イラスト付】
著者 著者:ナツ之 えだまめ , イラスト:高崎 ぼすこ
彼はいつも、自分を見ていた――。魅力あふれる取引先の男・貴船笙一郎に、突然エレベーターでうなじに口づけられた佐々木伊織。その熱を忘れようとしても、貴船の手が、指が、唇が、...
うなじまで、7秒【電子特典イラスト付】
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商品説明
彼はいつも、自分を見ていた――。魅力あふれる取引先の男・貴船笙一郎に、突然エレベーターでうなじに口づけられた佐々木伊織。その熱を忘れようとしても、貴船の手が、指が、唇が、伊織の身体に悦楽を刻み込んでいく。深い快楽を身体が知っても、逢瀬の合間に愛をささやく彼の心だけが見えない……。貴船の手慣れた愛撫ゆえに彼の言葉を信じられない伊織が取った行動は? 相手のすべてが欲しいと、狂おしく焦がれる恋。
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雰囲気のあるお話でした。
2017/05/22 10:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エレベーターでいきなり、うなじにキス。普通なら、引いてしまうような出来事ですが、これが始まりとなり、素敵な感じで話が進んでいきます。
伊織の弟が辟易するくらい、端から見たら、伊織にベタぼれな貴船なのに、伊織はいつ飽きられるかとマイナスなことしか考えられなくて。貴船が怪我をしたのをきっかけに、ようやく思いが通じた二人でした。
色っぽい♪
2015/10/10 05:49
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:智蔵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体的に色っぽいお話。
攻の言動、表情、惑う受の心情。改行の入れ方、文体、空気感。
気持ちが包まれて、自分まで攻に攻略されているような気がしてくる(笑)というか。
男女ものではよくあるエロメインの話なんですが、世界が出来上がって空気感がよいので私的にOK。
現実にはありえないだろ、という急展開なストーリーですが、これはある意味のファンタジーとしてアリだと思います。
エロ小説として、かなりグレード高いと思います。
丁寧な文体
2016/03/29 19:08
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編がほとんどエロい内容なのに下品な感じになっていないのに感心した。読みやすく丁寧な文体に好感を持ちました。言葉の言い回しが(いい意味で)古典を読んでいる気分になりました。登場人物は魅力的で良かったと思いましたが、離婚のくだりや生活感にあれと疑問に思う点もありました。色気のある雰囲気を楽しむのに満足できる一冊でした。
雰囲気のある作品
2017/03/27 12:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
初読み作家さんです。
全体的に、フランス映画を見てるような印象でした。
現実離れしているというか、世俗的ではないというか、そんな感じ。
ストーリーは、そんなに凝ってる訳ではないのですが、文体が独特なのでしょう。
弟の隼人くんが、気になる存在でした。
きらきらした
2023/08/28 05:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
一言で言うときらきらした感じの作品でした。
表題作は全体的に艶っぽくて、
リアルにはないだろうって思いながら恋愛小説だものね的な気持ちになるという不思議。
恋人(女性)が途切れたことのない貴船の初恋が
取引相手の伊織(既婚・男性)
伊織は離婚調停中なのだが、貴船の与えてくれる快楽に逆らえない。
身体から始まる関係なのだけれど、始終乱暴さがないのが読んでいて心地良くすらある。
でも、言葉は足りない。
相互視点なので読者には貴船の感情は見えるのだが、伊織には見えてない。
ただ、貴船を信用できない気持ちは痛いほどわかる。
でも、離婚調停中で「別れたくない」と言っている方がそれで良いのかというところも実はちょっとある。
なので、どっちもどっちかと思って読んでしまった。
割れ鍋に綴じ蓋的な・・・気持ちに最終的になりました
そして、まあ結局は伊織の弟くんと同じスタンスで見守ってしまいました。
本編後の掌編は色々な人々
清水さんが職場にこういう女子いるなぁって感じで良かったです。
(靴を脱いでストッキングで仕事するところとか、
ちょっとおしゃべりなところとか・・・でも憎めない感じの)
「キュンキュンレモン」って品名がツボってしまいました。
続編があるそうなので、手に入れて読もうと思います。
☆3.5
身体から篭絡され
2022/11/01 15:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は読んでいても攻めがどういった気持でアプローチしているのか真意分からなかった。それに攻めの強引で不可思議な行動は、離婚調停中の受けにとっては青天の霹靂な出来事で受けは自分の感じた快感に翻弄され戸惑うばかり。なので当然雰囲気は暗くスッキリしない。
しかし最終的に攻めの上司のアシストもあり両者が分かり合えてからは、前半の攻めの行動の意味も理解できて納得。
独特な文章
2019/04/01 10:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さなにょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初読みの作家さんです。
女相手に下半身がだらしなかった攻めが、グイグイ来る話。
受けは離婚調停中。
受けの葛藤がメインで描かれています。
その流れを丁寧と捉えるかイライラしなが読むかで
この作品を楽しめるか否かが決まるかと思います。
私はこの作家さんの文章といいますか、言い回しが好きになれませんでした。
やたらと倒置法が多いし、接続詞の後に「。」で止められてるし。
「それとも。◯◯だと思う」みたいな。
話の内容よりも、むしろそっちにイラつきました。
変態
2019/01/27 22:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かなぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじからも、攻めがそれなりに変態なのはわかると思いますが、
予想を超える変態でした。
行為自体がどうこうよりも、考え方や突飛さが変態、といいますか・・・
インパクトは大きい作品
2017/04/30 13:34
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初からそれはないでしょ、と思ってしまったら、すっかり乗り遅れてしまいました…。
最後までそれが引っかかって。
とにかく受けが調停中とは言え、まだ結婚している状態で攻めに流され…。
不倫はちょっと、という気分でした。
殺人ものとかもネタとして扱われることもあるので、慣れといえばそれまでなのですが、
BLのLはLOVEなので、その過程に不倫という不道徳さが混じるのが純粋に話を楽しめない要因だったと思います。
残念。