白い手
著者 椎名 誠
親分格のヒロミツ。括約筋の働きが悪い松井。コロッケ屋の息子・神田パッチン。そして思い出しても“しん”とした気持になる〈白い手〉の女の子。海がひかり、風がおどり、森がさわい...
白い手
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商品説明
親分格のヒロミツ。括約筋の働きが悪い松井。コロッケ屋の息子・神田パッチン。そして思い出しても“しん”とした気持になる〈白い手〉の女の子。海がひかり、風がおどり、森がさわいでいたあの頃。歩いていく先すべての風景が優しくするどく輝き、いつも何かがキラキラしていた少年たちの黄金時代。シーナとその仲間たちがくりひろげる、冒険と試練と友情の物語。
著者紹介
椎名 誠
- 略歴
- 1944年東京都生まれ。作家。『本の雑誌』初代編集長。写真家、映画監督としても活躍。「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。
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昔懐かしい素朴な子どもたちの物語
2022/11/24 13:11
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投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ力道山が活躍していた頃、近所に上がり込んでテレビを観るような時代のなんとものどかで純朴な小学生の成長物語。近所の川でしじみを獲ったり、ザリガニを捕まえて食べたり(えっ!ザリガニ食べちゃうの?)、川の中でウンコしちゃったり、女の子目当てにソロバン塾に頑張って通ったり、思わずクスッと笑みが溢れてしまうような当時の子どもたちの日常。通学途中、ある家の窓から毎日小さな白い手だけが見える。どうやら病気の少女が退屈しのぎに手だけを出しているようなのだが、ある日から突然その手が見えなくなり・・・。