徳富蘇峰 終戦後日記 『頑蘇夢物語』
明治・大正・昭和を通じ活躍した言論人、徳富蘇峰が、終戦直後から書き残していた膨大な日記を発掘。戦争中、大日本言論報国会会長として戦意を煽ったと戦犯容疑のため自宅に蟄居しな...
徳富蘇峰 終戦後日記 『頑蘇夢物語』
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商品説明
明治・大正・昭和を通じ活躍した言論人、徳富蘇峰が、終戦直後から書き残していた膨大な日記を発掘。戦争中、大日本言論報国会会長として戦意を煽ったと戦犯容疑のため自宅に蟄居しながら綴り、『頑蘇夢物語』と自ら命名した日記には、無条件降伏への憤り、昭和天皇への苦言から東條英機、近衛文麿ら元首相らへの批判と大戦の行方を見誤った悔悟の思いが明かされている。解説:御厨貴(講談社学術文庫)
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我が国の明治から昭和にかけての思想家・ジャーナリストであった徳富蘇峰氏の終戦直後に書かれた日記です!
2020/03/22 10:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、明治から昭和戦後期にかけての我が国のジャーナリストであり、思想家であり、歴史家であり、また評論家でもあった徳富蘇峰氏による日記です。徳富蘇峰氏は『國民新聞』を主宰し、大著『近世日本国民史』を著したことで知られる有名な人物です。同書は、その彼が終戦の3日間から書き残した膨大な日記で、蘇峰氏自らは『頑蘇夢物語』と命名したということです。ここには、戦争に超然としていた昭和天皇への厳しい言葉、東條首相及び近衛首相らに対する批判、大戦を見誤った悔悟の思いが告白されています。当時の政府や天皇への痛烈な批判が含まれていたため、公開がはばかられた重要な史料でもあります。
鋭い
2015/09/29 21:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みま - この投稿者のレビュー一覧を見る
天皇親政は、明治人らしくそのままうなずけないが、同時代にマッカーサーを客観視できているのはやはり一流のジャーナリスト