韃靼疾風録 (上)
著者 司馬遼太郎 著
なぜか九州平戸島に漂着した韃靼公主を送って、謎多いその故国に赴く平戸武士桂庄助の前途になにが待ちかまえていたか。「十七世紀の歴史が裂けてゆく時期」に出会った二人の愛の行方...
韃靼疾風録 (上)
商品説明
なぜか九州平戸島に漂着した韃靼公主を送って、謎多いその故国に赴く平戸武士桂庄助の前途になにが待ちかまえていたか。「十七世紀の歴史が裂けてゆく時期」に出会った二人の愛の行方を軸に、東アジアの海陸に展開される雄大なロマン。第十五回大佛次郎賞受賞作。
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司馬遼太郎氏による東アジアの海陸に展開される雄大なロマン小説です!
2020/07/29 10:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和から平成に活躍され、、『梟の城』、『竜馬がゆく』、『燃えよ剣』、『国盗り物語』、『坂の上の雲』などの傑作で歴史小説に新たな風を吹き込まれた小説家であり、ノンフィクション作家、評論家であった司馬遼太郎氏の作品です。同書『韃靼疾風録』(だったんしっぷうろく)は、同氏の最後の長編歴史小説であり、大佛次郎賞を受賞された名作です。内容は、なぜか九州平戸島に漂着した韃靼公主を送って、謎多いその故国に赴く平戸武士桂庄助の前途になにが待ちかまえていたかということを描いた書で、「17世紀の歴史が裂けてゆく時期」に出会った2人の愛の行方を軸に、東アジアの海陸に展開される雄大なロマン小説となっています。ぜひ、一度は読んでおきたい傑作です!
韃靼、という言葉に興味を持ちました。
2023/04/06 10:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
(上下巻)
韃靼は、ほんのひと時の間、繁栄した国です。だからこそ、どんな国だったのか、歴史好きには興味をそそられる言葉です。
ユーラシア大陸の東側に面した、地球が温暖化していた頃に今では寒冷地ですが、繁栄した国のイメージでしたが、そこで繰り広げられる壮大な歴史ロマンでした。
日本を飛び出し、大陸の少数民族に大変な興味を抱かれてい氏のまなざしの一端を見る思いがする本でした。
清
2024/01/08 05:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
珍しく歴史的有名人の登場は少ないが清国黎明期を描いたと言えなくはない小説となっている。相変わらずどこまでが史実なのかわからない上手さが光るがちょくちょく挟まれる資料解説などがうまみを加えている。
女真族から見た明末清初
2003/08/25 22:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:春や昔 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒険小説のようで面白かった。中軸は清(女真族)側から見た明末清初の動乱という視点で、それが斬新で読みやすかった。