ヤマケイ文庫 新編 西蔵漂泊 チベットに潜入した10人の日本人
著者 江本 嘉伸
仏教の経典を求めて、あるいは僧院での修学に、そして国の密命を帯びて、鎖国状態のチベットに潜入した10人の日本人を、新発見の資料と現地を含めた取材で探ったドキュメンタリー。...
ヤマケイ文庫 新編 西蔵漂泊 チベットに潜入した10人の日本人
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商品説明
仏教の経典を求めて、あるいは僧院での修学に、そして国の密命を帯びて、鎖国状態のチベットに潜入した10人の日本人を、新発見の資料と現地を含めた取材で探ったドキュメンタリー。
当時のチベットの特異性と歴史に翻弄された日本人の稀有な体験を著わしたノンフィクション。
なかでも仏教の原典を求めて潜入した河口慧海や能海寛、青木文教などの稀有な旅やその足跡をたどりながら、鎖国時代のチベットの特異性を随所に盛り込む。
一方、野元甚蔵と西川一三は、ともにモンゴル、チベットの草原でモンゴル人になりすまして特務機関の研究生として生き抜き、帰国後の不遇な時代、晩年の知られざる日々などにも言及される。
10人が実践した旅はそれぞれにきわめて稀なものであったが、そのなかでも特に象徴的な体験をした河口慧海らに焦点をあて、2冊の『西蔵漂泊』を大幅に再構成、さらに最近の動向も含めて加筆、1冊に再編集、なによりも読みやすさを心がけた。
当時のチベットの特異性と歴史に翻弄された日本人の稀有な体験を著わしたノンフィクション。
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「天路の旅人」との併せ読みもオススメ
2024/09/30 22:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
沢木耕太郎著の「天路の旅人」からの
「芋蔓式読書」の流れで手に取った作品です。
本書では、西川一三と木村肥佐生両氏
それぞれの、上述書におけるそれとは
やや異なった横顔が描き出されていることに
大きな興味を覚えました。