【電子限定おまけ付き】 ご主人さまとけだま

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：TRanan　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

妖怪ネコ「けだま」がとにかく献身。命を削って千草に尽くしまくります。
一見ぶっきらぼうでもっさり男な千草なんだけど、実はそうでもないんだよ。さりげなく描かれているから読み取らないと分からない感じが『棘の王様』に通じるな、と思いました。
けだまがだんだん弱ってきているときに千草が川にネコを助けに入るのって唐突な感じもするんですけど、それもけだまなんですよ。そう思えば話は通ります。我が身を削ってでもけだまを助けたい千草、我が命を差し出しても千草を助けたいけだま。
命がシーソーしている間は幸せではないですね。もちろんちゃんとハッピーになります。ご都合主義といえばそれまでですけど、そもそも妖怪ネコなんだから全然かまいません。どうぞお幸せに♪

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：あおまさ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

けだまの一途な思いと無垢な献身と、ご主人の優しさや思いやり、全て愛しく感じます。
相手の幸せを一番に願う、切なくも尊い物語を拝ませていただきました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ななぜろはち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品をただの人外BLと見なしてしまうのは勿体ないと思う。人間に対して人外が一生懸命に尽くそうとする姿勢はよくある展開だけど、話が展開していく中で徐々に切なさが増していき、気付いたら胸が締め付けられる思いで二人の展開を見届けていた。よくある形でのハッピーエンドではないかもしれないけど、この話ではこのエンドが相応しいと思う。幸せになってほしいなと読み終えての感想はそれに尽きる。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

猫のもののけの恩返しモノです。

ネタバレがあります。

●妻に先立たれたサラリーマン・千草
●ツナ缶が大好物の猫のもののけ・けだま
●ヘビが友達の霊感男子高校生・九十九晴明

ある雨の日、サラリーマンの千草は子猫と勘違いして白い生き物を拾い、「けだま」と名付けました。ところがその生き物は猫のもののけで、人の姿に変化し、恩返しとばかりに千草の世話を焼きますが・・・

人と人外のピュアラブなお話です。

ご主人のため、あれこれと頑張るけだまが健気でピュア過ぎて、それだけでもう涙腺崩壊。そんなけだまの思いに真摯に向き合おうとする千草。

でも人外BLの常といえるでしょう、けだまに残された時間は長くはありません。

ご主人とけだまは幸せになれるのでしょうか。それは読んでからのお楽しみ〜！ハッピーエンドなのでご安心ください。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：生姜と檸檬　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ご主人様の心がじんわり癒されていく様が丁寧に描かれていてよかったです。
けだまが健気過ぎて泣けてきます。
どうにか報われてほしいと願いながら読み進めました。
奥様を思う気持ちも尊くて、こころが暖かくなりました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：はなめ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

健気受けが好きで、以前から色々と探していたところ、偶然見つけました。
健気なけだまとご主人の暖かくなる物語です。
少し悲しいところもあるけど、最後には幸せになれて良かったです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ゆきちん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

妻に先立たれたリーマン×猫のもののけ。
自分を拾ってくれたご主人様に一生懸命尽くそうとする
けだまが健気でいじらしくて、涙なくして読めません。
けだまの想いが報われて良かった。
ちょっと絵に昭和の香りが漂います。