- 販売開始日: 2017/11/02
- 販売終了日:2021/03/31
- 出版社: GUSH COMICS
- ISBN:978-4-7964-0983-4
陰と日向のボーダーライン
著者 大島かもめ
ゲイであることを必死に抑え込んで生きてきた新人サラリーマンの柴村。憧れているのは会社の出世頭である上司の丸山課長だ。スマートで仕事ができて格好いい大人の男。そんな完璧な丸...
陰と日向のボーダーライン
陰と日向のボーダーライン
商品説明
ゲイであることを必死に抑え込んで生きてきた新人サラリーマンの柴村。憧れているのは会社の出世頭である上司の丸山課長だ。スマートで仕事ができて格好いい大人の男。そんな完璧な丸山が夜の公園で行きずりの男とセックスしている場面を目撃してしまう。お互いゲイであることがわかり付き合うことになるが、逢瀬を重ねるごとに会社での丸山と違う顔を見せるようになる。人前でいたずらされ、冷たい言葉に辱められ、乱暴なセックスを要求され…。柴村の歪んだ顔を望む丸山に、心は乱されてしまい――。
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おすすめ!
2017/03/21 14:03
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamham - この投稿者のレビュー一覧を見る
二部作とも面白かったですが、2作目のイタリア人視点のお話がとても好きです!電子化まで待てなかったので買いましたが、買ってよかった!電子化早よ。
寂しい課長と、真面目な伊太利亜人。
2017/11/13 00:52
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mimimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年期に親の都合で養子に出された過去から、どんなことをすると自分は捨てられてしまうのか、どこまでなら許してもらえるのか、常にボーダーラインを測ってしまうゲイの上司(攻)と、真面目で優しく少し不器用な部下(受)との、駆け引きを越えた愛を見つける話しと、
世間のイメージである陽気なイタリア気質ではない、勤勉実直・独りを好むイタリア男が、語学留学生の日本人とのルームシェアをして新しい扉を開いてしまった話し、の2本立て。
表題作はちょっと暗いので萌えには至らなかったけれど、描きおろしがステキだった。
イタリアの話しはすごく好み!ノンケ同士なのでえろとか無しで、一人より二人を望むようになる過程が静かに描かれていて、最後にきゅん。
絵柄も好きなタイプだったので、おまけで星5つ!
歪んだ男が救済されるまで。
2017/04/14 22:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
憧れの丸山課長と付き合う事になった純朴な部下柴村。
穏やかでスマートだと思ってた丸山が柴村だけに見せる歪んだ要求に戸惑いを感じます。
最初っから目が笑ってない丸山課長に対し、柴村クンは表情豊か。
いろいろ温度差とか違和感とかがありますが、徐々に丸山課長のトラウマが分かってきます。
ちょっと後ろ暗い大人なお話し。最中の柴村クンがエロ可愛いです。
後半、無口で真面目なイタリア男とお喋りで社交的な日本人留学生。
国民性を逆にした面白い設定。「これから始まる」みたいなお話です。
二本とも面白かったです。
大島作品で今のところ一番好き
2019/05/19 08:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷに - この投稿者のレビュー一覧を見る
「街角のプロローグ」がとてもいい。
短編ながらロベルトの心の変化がうまく描かれていて、最後の初めての一言に向かって気持ちがギュッと集約されていくのが見事だった。
表題作も最初の印象では暗いし納得がいかない感じがしたけど、回数を重ねるとまた違った味わいがでてきた。
話が暗そうと尻込みしていたけど、ものすごく良かった
2018/07/23 14:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これ、何度か試し読みして暗くて重そうだなと買わなかったのです。
それでもやっぱり気になって電子で購入。
確かに仄暗い話なのですが、受の性格故か重さが少し軽減されています。
そして、最後にはほんのりと雪解けの予感。
同時収録の真面目なイタリア人と陽気な日本人の話もこれまた良かった。
表題作から続けて読むと、テンションの落差に笑っちゃいましたが
最後まで読むと、案外真面目な話でした。
こっちの話は続きが読みたい。切実に!
この本、暗くて重そうと読むの迷っている人には是非読んで!
すごくいいから!と勧めたいです。
深く染み入る作品…佳き
2024/03/14 10:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あひる - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しい作品に出合ったという感想。
2作品入っていて、どちらのカップルもこの先、暖かい関係が築いていけますようにと願って止まない!
さすが先生…と、無駄なシーンが一切なく、シンプルなのに丁寧な心理描写です。
暗いけど、わかる……
2020/11/15 09:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「俺は最後まで手放せないものになりかった」
誰しも、相手の気持ちを試すようなこと、
ありますよね、ここまで極端ではなくても。
安心して預けられる人に出会えてよかった!
初めての作家さん
2020/12/06 23:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わーち - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めての作家さんでした。電子サイトで立ち読みして内容が気になって購入。ただメインよりイタリアのカップルの方がとてもかわいくて好きでした。絵は少し雑さが気になります。イタリアの話しの方で星4。
良い話なだけに…
2020/01/04 17:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひつじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もうちょっと先を読みたい…!!!
と思うような終わりでした、2作品とも。ハッピーエンドなのですが、余韻が足りないというか、腹六分くらいなので、あと2話くらい読みたいです、2作品とも。すごく良い雰囲気の絵・ストーリーなので、ぜひ続編を!
静かな味わい
2018/08/23 19:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あおまさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
冷たい空気が静かに張りつめているような印象の、表題作でした。
まさにタイトルどおり、陰と日向のように対照的な二人。
丸山の、冷静沈着な顔の下で実は…というところが萌えるのだが、そこに彼がずっと抱えているものの重さ、辛さを、よりはっきりと垣間見る。
柴村が本当に日向のような人で良かった。
同時収録のもう一作は、小品ながら読ませる。舞台がイタリアだからか、静かな進行なのにロマンチック。でも、固定観念や偏見というものについて、ちょっと考えさせられた。
全体的に淡々としているけど、味わい深い一冊でした。
これから
2018/08/18 14:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
暗いお話とのレビューを読んだので避けてましたが、もったいないことをしました!早くに読めばよかった。
表題作は家族の愛に恵まれなかったので人を信じられない攻め様が愛情に触れて…。これから幸せになってね!
2作
2018/07/13 10:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふ~ラブとか萌じゃない仄暗さだけど丸山課長みたいな人・・・・大好き♪
なので柴村が諦めないでくれて嬉しい!
イタリア人と日本人のも良かった♪はわ~ってなった。
ちょっと闇もありつつ、読みやすい
2017/11/08 18:59
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チキンペット - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんか ちょっと暗くなるかと思ったのですが
受の子の健全さなのか、
作家さんの性質なのか どろどろした感じはなかったです。
ちょい暗めの わりといちゃいちゃしてるカップルが見たい方は是非どうぞ。
ネタバレありです。
2020/01/24 14:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレありです。
ヤンデレ上司×純朴部下
上司はちょっと病んでますが、経緯を読むとその気持ちにすごく共感しました。
幼い頃の両親との関りって、大なり小なりその人の人格形成に大きな影響を与えますよね。
分別つく年齢になり表面上は普通にみえても、心の中に闇を持っていたりするものです。
だから、受け君頑張って受け入れてあげて!とエールを送りながら読みました。
ちょっとずつでもいいので課長の闇が少しは晴れるといいな。
二作目はあまりBL臭がしませんでした。
最後にBLになりましたが、それまではどっちかというと友情です。