さよならクリームソーダ
著者 額賀澪
松本清張賞作家の描く美大生の青春美大合格を機に上京した友親に、やさしく接する先輩・若菜。しかし、二人はそれぞれに問題を抱えており――みずみずしい青春の日々。恋をした。とて...
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商品説明
松本清張賞作家の描く美大生の青春
美大合格を機に上京した友親に、やさしく接する先輩・若菜。しかし、二人はそれぞれに問題を抱えており――みずみずしい青春の日々。
恋をした。とても悲しい恋を。
美大に入学したての友親は、知り合った先輩の若菜と親交を深めるうちに、自らの中にある問題に向き合うことになる。一方、若菜も心に傷と秘密を抱えていて……。友親の前に現れた少女・恭子は何を知っているのか。かつての悲恋、家族との軋轢、才能への渇望と絶望――美大生たちがすごす、瑞々しくも痛切な日々を描いた、額賀澪の青春小説。
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とある美大生たちのお話
2020/02/03 04:59
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投稿者:春 - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族、恋愛、生死、芸術、青春。様々なことが描かれているが、その全てにおいて指標となりえる言葉が何度か出てくる。人から人へと、そのたびに言い回しが変わるそれは、家族という繋がりに問題を抱えている人に、生から一歩踏み出して死へ向かう人に、表現という分野に携わる人に、まだ青い季節にいる人に、きっと響くはずだ。
読み返すことはあまりないかもしれないけれど、その言葉はずっと覚えているような、そんな作品。