氷の勇者は恋に泣く
著者 著者:桃瀬 わさび , イラスト:アヒル 森下
【ルビー文庫:D……ルビー文庫より電子限定のBL作品を配信!】平凡な酒場の次男・イリヤには、貧しい村の孤児院で天使のように可愛らしい幼馴染・ライリーと一緒に、魔王を倒すた...
氷の勇者は恋に泣く
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商品説明
【ルビー文庫:D……ルビー文庫より電子限定のBL作品を配信!】
平凡な酒場の次男・イリヤには、貧しい村の孤児院で天使のように可愛らしい幼馴染・ライリーと一緒に、魔王を倒すために修業をしていた記憶がある。だが、勇者の存在を知った魔族が村を襲撃したため、イリヤはライリーの身代わりとなって死んでしまったのだ。一方、成長したライリーは、イリヤを失ってしまった後、感情が抜け落ちて常に無表情になり「氷の勇者」と呼ばれていた。魔王への復讐を果たすためだけに生きていたライリーだったが、転生したイリヤと再会して――?
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転生もの大好きです
2019/12/06 22:32
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
Web版が凄好みなお話だったので、電子書籍版も購入しました。転生もののハピエンで、しかも執着攻×男前受けという、個人的にはかなりどハマりな内容で、どっぷり話に引き込まれて読んでしまいました。。イリヤのあの明るい性格は読んでいる方も楽しい気分になります! ライリーの辛さが所々伝わってきてほんとこれから2人で幸せになってね!!と、近所のおばちゃんのような気分になりました笑
感想
2020/01/29 18:45
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:薄荷湯 - この投稿者のレビュー一覧を見る
号泣しました。最後はほっこりと、「読んで良かった…!」と思いつつ、また最初から読んでしまうようなお話です。書籍で購入する際は絶対紙派なので、電子書籍だけなら購入しない主義なのですが、ムーンライトさんでも原作の方を読めるのに気に入りすぎて手元に置きたくて思わずポチッと…。原作よりも文章量が多く、購入して良かったと心から思ってます!
おすすめです
2021/11/03 10:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:swanlake - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリー構成も文章も、とても良いです。ネットで読んでいた時からのお気に入りですが、折角の書籍化なので、あんな人やこんな人も見たかったので、挿絵があるともっと嬉しかったですね。ネットで読める小説は、挿絵が楽しみで書籍化されたものを買うことが多いので、出版社の方の配慮が欲しいです。
何度も読み返す、個人的ベストバイな一冊
2024/01/04 01:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
再読。
やっぱり凄く好きで何度読んでも泣いてしまう。
「魔王討伐後の勇者は幸せなのか?」と言うテーマが新鮮で面白く、一人称視点でライトな文体なのにシリアスなストーリーで読み応え抜群です。
とはいえ、約束されしハッピーエンドなので重い展開でも安心して楽しめるのが嬉しいポイントですね!
ライリーには申し訳ないですが、【トラウマを抱えた病み男子】が性癖なので、イリヤと再会してからのヤンデレ執着度合いにめちゃくちゃ萌えました!
【トラウマを抱えた病み男子が圧倒的“光”に出会って浄化される】展開が性癖すぎて何度も読み返す、ベストバイな作品です。
そして、読み返す度に萌滾っているので紛う事なき“神”作品なんだろうな…と。
因みにイラストは表紙のみで挿絵はありません。
気軽に何度も読み返したいので、挿絵を追加の上で紙書籍で再販して欲しい…切実に!
悲しみと共存しつつも前を向いて進む二人の話
2020/12/08 15:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても良かった。
故郷を失った勇者は魔王を倒し復讐を終えて、それからの話。
攻めが背負う深い悲しみの重さに切なくて泣いちゃう。
彼らの運命の始まりがしんどい。
大人しくて心優しい、とても争いや勇者には向かない少年が
不幸にも勇者の素質を持ち合わせてしまう。
一方、魔力は持たないがそんな攻めをいつも守って傷だらけになっている
勇敢で溌剌なまさに勇者の相応しいような性格の受け。
そんな対のような関係の二人が好きだった。
少年達を語るケネスさん視点のパートがめちゃくちゃ泣ける。
再会した二人が過去の話をしながら旅をして
帰り道ではこれからの話をしているのがとても印象的で素敵でした。
「勇者」
2024/09/05 06:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
アレンがイリヤになった過程が本当に痛ましく胸にぎしぎし刺さってきます。
アレンとイリヤの地続き感も不自然でなく、なぜかすとんと読む側にも落ちてきます。
そして「勇者アレン」の意味
ライリーがどうして「勇者アレン」になったのか
その痛さがきりきりとこちらを抉ってきます。
アレンの願いとライリーの思いと。
「勇者なんて」という言葉の意味
前半はその重さに涙します。
勇者が魔物や魔王を退治する「理由」が痛々しく禍々しくもあり
ライリーの心はまさに氷の炎になっているのです。
正義ではなく復讐
そんな彼になってしまった理由はアレンであり
(アレンが悪いわけでは決してない)
その心を溶かしていったのはイリヤです。
イリヤの首尾一貫した男前ぶりに惚れ惚れします。
(残していってしまった者の痛みもきちんと認識して)
氷解してしまったライリーの執着ぶりは微笑ましく
幼なじみだったのが年の差カップルになってしまったしね。
再び彼らが出会えたことが本当に良かったなぁとしみじみ感じましたね。
☆3.5
守られ残された勇者
2023/02/10 21:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
なにがなんでも友を守りたかった受けと友に守られ友を亡くしてしまった攻め、守られ残された彼の心情を思うと辛過ぎる。彼らを第三者として見ていたケネスさんのやるせなさは想像に難くない。
今まで明るく楽しい転生の話ばかり読んでいたので今回は重くてしんどかった。しかし受けの前向きで男前な性格に救われた。
今度こそ手を離さないでふたりで幸せになって欲しい。