死体は語る2 上野博士の法医学ノート
著者 上野正彦
死後も名医にかかるべし。『死体は語る』に続く最新作。 首吊り自殺と絞殺の違いは? 18箇所も刺した犯人像を推理せよ。物言わぬ死体から真相を明らかにする。焼け跡から発見され...
死体は語る2 上野博士の法医学ノート
商品説明
死後も名医にかかるべし。『死体は語る』に続く最新作。 首吊り自殺と絞殺の違いは? 18箇所も刺した犯人像を推理せよ。物言わぬ死体から真相を明らかにする。
焼け跡から発見された頸や顔が焼け焦げた母子の死体。監察医の著者は、焼死ではない、「絞殺死」だと見破る。その根拠とは? 死斑の色に、まぶたの裏に、頭蓋骨の奥底に、本当の死因は隠されている。
捜査機関から絶大な信頼を得た元監察医が、2万体を越す検死実績から導き出した、死体の声なき声を聞く「上野法医学」の決定版。
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小説とノンフィクション
2020/03/31 14:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノンフィクションでも、おそらく一線を画す法医学の関連図書が、文庫本になるのかと驚いたものだ。それが、2巻目とは、それだけ一般書に近いということだろうか。
初めて、上野先生の本に出合った時から思ったのは、死に際し人間に対して真摯だとということだ。その先生の人柄が文章に反映されているからだろうと考えながら、上野先生の本を、気が付けば何冊も読んでいた。
もとはと言えば、推理小説やサスペンス小説の延長として、トリックを解くのに役立つのではといった考えから読み始めたのだから、ミイラ取りがミイラになった口だ。
だが、冷静でありながら、温かみを感じさせる文章は、何冊読んでも野次馬根性で読むものではないなと考えさせられた。それとともに、死者の権利として、不審な亡くなり方をした人をもっとしっかり調べられる制度が、日本にも欲しいと考える機会をいただいた。
死体専属医師
2020/03/11 07:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作を読んで久しくなるが、
やはり上野先生のような人に
死後も診てもらいたい。
その一言に尽きる。
自分がどんな形で死ぬか分からないが
きちんとした法医学の人が見れば
結果など一目瞭然とのこと。
事実が闇に葬られずにいたいものだ
前作よりも
挿し絵や写真が多かったように思う。
より分かりやすくなったこの本を読んで
未来の法医学生が増えたらいいなと思う
死体は語る1よりも更に情報量多し
2021/07/28 19:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「死体は語る1」が面白かったので本作を購入。
前作と一部内容が重複する部分があるものの、本作の方がより専門知識多めである。
正直内容の面白さでは前作の方が飛び抜けており、法医学について更に専門的に知りたい方に本作は有益であるように思う。