対決! 日本史
戦国時代は世界の大航海時代を抜きにしては語れないと主張する安部龍太郎氏。かたやプロテスタント神学者でもある佐藤優氏は、イエズス会(カトリック)が世界を席巻した戦国時代をど...
対決! 日本史
商品説明
戦国時代は世界の大航海時代を抜きにしては語れないと主張する安部龍太郎氏。
かたやプロテスタント神学者でもある佐藤優氏は、イエズス会(カトリック)が世界を席巻した戦国時代をどう分析するのか――。
知性の双璧が日本史を世界史からとらえ直す対談は、未だかつてない知的刺激を与えてくれる!
●イエズス会はポルトガルの商社マンだった!?
●キリスト教の布教と鉄砲・火薬の売買はセットだった!?
●信長はなぜ自分を神として祀らせたのか!?
●秀吉の朝鮮出兵は明のキリスト教化が目的だった!?
●キリシタンは踏み絵を踏んでも問題なかった!?
●鎖国をしなければ日本はスペインの植民地と化していた!?
世界史と日本史を同時に語れる二人が、これまで見落とされてきた歴史の真実に迫る。
「史観」を磨き、「教養」を身につける面白さ、その醍醐味にあふれた珠玉の対談から、真の日本の将来像を見つけ出せ!
まえがき 安部龍太郎
第1章 乱世を生き延びるための「史観」
第2章 歴史から読み解く日韓関係
第3章 大航海時代と重商主義
第4章 天下統一への野望
第5章 織田信長「時代に呼ばれていた男」
第6章 豊臣秀吉の光と影
第7章 「パクス・トクガワーナ」の完成
第8章 現代に生きる徳川家康
あとがき 佐藤優
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各テーマについての縦横な読み解きが面白い
2020/06/15 15:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TK - この投稿者のレビュー一覧を見る
各テーマについての縦横な読み解きが面白い。
こんな風に小中高の歴史で教えてくれていれば、よかったのにと思う。
世界史と日本史は、お互いに関連付けながら、背景、各視点、影響や意義について理解することが大切だと痛感。
丁度、フィリピンのホセ・リサール、フィリピンの歴史について読んでおり、大航海時代、キリスト教の宣教と帝国主義、フィリピンの独立から現代までを俯瞰していた。
フィリピンと日本の歴史について、キリスト教の宣教と帝国主義を軸に比較対照でき、とても勉強になった。
改めて気になった日本のキリシタン対応、弾圧に至る経緯、踏み絵について仏教とキリスト教の考え方の違い、関連する世界遺産登録の話しなども、多角的に理解することができた。
潮出版社による対談とあって、池田大作氏の発言、書籍、対談集からの引用などもところどころに見られる。
この引用は、カッコ書きで特に引用元の記載はされていない。
これらの引用は、佐藤優氏がラジオや他の出版社の書籍ではあまり発言していないと思われる内容で、今の日本では、特に、ネトウヨや、自他を分断して比較的に他者をさげすむ国粋主義者からは、猛批判を受けるような内容も含む。
それ故に、自身の宗教的信念に照らして道理に適っていると肯定し、後世に対する文献的意義を意図して、敢えて引用したのではないかと思われ、興味深い。
過去の歴史から、現在、未来を見渡す意味でも、両者の読み解きは、とても参考になった。
これは面白い
2023/08/31 09:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
安部龍太郎さんと佐藤優さんによる、日本史に関する対談第二弾です。今回は幕末から明治維新を扱っていますが、司馬遼太郎さんとは違いが判り面白いです。
学校で習った日本史は何だったのか!
2021/12/04 07:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:W124 - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史の因果というものが改めて認識される本です。学校で習った日本史がいかに薄っぺらいものかを思い知らされました。1と2が出版されていますが、早く続編が読みたいです。
過去から未来を導く
2020/07/27 18:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
信長から秀吉まで、戦国時代の偉人たちを滅多斬りです。経済中心の社会から人道主義への転換を訴えるなど、現代への批判も忘れていません。