NHKドラマを見て読んでみました
2022/07/19 07:34
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKドラマが良かったので、原作を読んでみました。ドラマのほうが見せ方は面白いですが、少し見せ方に懲りすぎ(劇場型まではいきませんが)なので、原作のほうが現実的で心に響く感じがしました。でも両方見るとよりこの本の良さが伝わると思いました。
NHKのドラマが
2021/02/28 13:11
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投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマがあまりにも良くて、感動して原作本を購入しました。
いくつものエピソードが重なっていく、その筆力の確かなこと。初めて読む著者でしたが、生きている、頑張っている人を優しく見守る視点がいいです。
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苦しくて切ない。
読みながらナミダが・・・
嫌なこと苦しいことから逃げることは恥ずかしい事じゃない。
死ぬほど嫌なら今すぐ逃げよう。
命より大切なものなんてないのだから・・・
主人公たちの人生が交錯して行く展開にグイグイ引き込まれて一気に読了!
読み終わった後、友達とビールが飲みたくなりました。
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短編集かと思いきや、登場人物に繋がりのある形。
一番初めのパワハラ上司の話がダークで、この先どう読み進めようかと思ったが、色々関わりのある人の話を読み進めていくうちに、あの出来事も無駄じゃなかったというか、生かされて、最後には読み手も少し前向きになれる一冊だった。
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NHKのドラマにはまり、原作を読んでみたくなって読んだ。
ドラマ化された場合、ドラマは良いけど原作はあんまり、、やその逆も結構多いが、これはどっちも良かった。原作の方がドラマより亡くなり方が辛かった、苦しかった。でも最後にポッと心が暖かくなった気がした。
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TVドラマのために書かれたようだ、と思うのは本の帯のせいだろうか。ブラック企業で酷い上司に罵倒されるところから、偶然の繋がりで色々な人の人間模様を描く。ストーリーは面白かったがこのリアリティの無さを感じるのは何故だろうと思いながら、最後まで読んでしまった。いい話だと思うのだけど、そんなTVドラマみたいな、という違和感ありあり。
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感動しました。
世界一うまいビールとピアノマンと。
世界で2番目、と聞いて多くを語らなかったところは涙。
ふとしたこと。
それはことばかもしれない。香りかもしれない。音かもしれない。
音楽かもしれない。
そこから思い出されるできごと、暮らし、そして人生。
それらが溢れ出てくる。そしてつながっていく。
さらっと書かれていたけれど、脇見さん、粋な計らいをしたってことかな? やり方がかっこいいし、うまい。
+++
以下、本題から逸れますが。。
会社と自分の人生とどちらが大切か。言うまでもないことだけれど、追い込まれることもあるし、そのような境遇に(程度の差こそあれ)置かれている人もいると思います。理不尽だと思えても言えずに抱えてしまうのが日本の社会人の姿ともいえるでしょう。
冷静に考えれば、逃げる選択肢が正しい。本当に正しい。
でも、別の結末を迎える背景にあるのは、「抱え込み」ではあるけれども、
引き金を引いたのは、投薬治療です。
このお話のなかでは投薬は出てきません。小説だからというのもあるでしょう。
現実社会では、投薬さえしなければ、多くの人は正しい結論(=逃げる方が正しい)を選択します。(凶悪犯罪や自死の背景には100%といっていいほど薬が関係している、と、"クスリは飲んではいけない!"に書かれていました。この事実は隠されているとおもわれます。確かに最近亡くなっている芸能人は治療中でした。放火事件もそうですね。治療さえしていなければ。。。
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1章目を読んだ後、夏野の周りの人たちや残された2人のその後がどうなったか気になったので…
その後少しずつ物語が繋がる中で、その後の様子も出てきて満足して読めました。
ここまでのブラック企業は 今では珍しいと思いますが、物語的には分かりやすくて面白かった!
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人にやさしくなりたいと思う。
あまりにも偶然が上手く起こりすぎていて、小説だなあ、と思うけれど、現実はそうも行かないからこそ小説の中でぐらいうまくいっていて欲しいような気もした。
脇見さんみたいに、かっこよく助けてくれる人は、大抵現れないから、自分でなんとかするしかない。村沢の人格みたいな、極端なほどに淡々とした語り口が少し気になった。酷な出来事を、第三者の目で冷静に伝えるような、あえての文体なのかもしれない。
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投資用マンションの営業として入社した、大友、夏野、村沢。厳しいノルマ、GPS付き携帯で終始見張られ、早朝深夜を問わずの飛び込み営業、家へ帰る時間が惜しく、事務所の床で寝るような生活。
超ブラック企業のパワハラ上司による洗脳で、もはや人間であることを忘れたかのような三人。
やがて締め付けはエスカレートし、洗脳から解き放たれ、こっち側に戻った者と、追い詰められあっち側に行ってしまったものと。
人間、働かなくてはいけないが、命を懸けてまでする仕事なんてない。
自分の居場所など、探せばどこにでもあるだろう。
そこにとどまる理由などきっとたいした理由ではない。
今こうしている時にも、理不尽な職場で、理不尽な仕事に追われている人がいるかもしれない。
少しその手を止めて、周りを見渡してほしい。
自分のことを見つめてほしい。
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ブラック企業にも負けず強く生きていく悲しいけど爽快な物語でした!
世界で二番目に旨いビールが飲みたい!
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最悪の出だしで、以降もずっととても苦しい物語りなのに、一気に読まされて最後は感動で涙目になってしまいました。私も洗脳されて人生のほとんどを過ごしてきたのかも知れません。今からでも籠から飛び出そうと思います。
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読んだことある内容なはずなんだけど、自分のレビューを検索しても該当作は出てこない、、、
なんでだろうと思ったら、最後のページで謎が解けました。
「逃げ出せなかった君へ」というタイトルから改題して加筆修正されていたんですね。
軸となる内容は変わっていないと思うのですが、改題前のものよりこちらの方が星の評価が高くなってて面白い。
どこが変わったかは分からないけど、タイトルにもなったピアノマンの内容が増えているのかな?
それぞれの人の関わりは、出来すぎな気もするけど、読んでいてスッキリするし、意外にそういう偶然のようなものが人生には起こったりするんだよなぁと、自分の経験からも思います。
ひとつ言えることは、ブラック企業、人を人とも思っていない企業は滅びろ!!です。
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NHKのドラマ「六畳間のピアノマン」を観て原作も読んでみた。ドラマもよかったが原作も感動した。ビリー・ジョエルの「ピアノマン」の曲が頭から離れない。
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ビリージョエルの「ピアノマン」が好きだったので、「ピアノマン」と検索して出会った本。 ブラック企業と、人生で一番美味いビールと、名曲ピアノマンとを軸に、独立した話しが見事に繋がっていく。 思っていたのとは全然違う話しだったけど、とてもよかった。 この本、元々は「逃げられなかった君へ」というタイトルだったので、改題されなければ出会えなかったかもしれない。 やはり、本は、出会いだ。 ここまで酷くはないが、私も長時間労働の真面目なハードワーカーなので、他人事ではなく痛かった。 そう。逃げていい。逃げていいんだ。