- 販売開始日: 2021/03/11
- 出版社: 笠倉出版社
- レーベル: Cross novels
- ISBN:978-4-7730-6072-0
熱砂の黒鷹と約束のつがい【特別版】(イラスト付き)
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】鷹匠は国のために戦う鷹族に我が身を与え、彼らを癒やす。そんな自分の運命を嘆くナダは、最強にして最も危険...
熱砂の黒鷹と約束のつがい【特別版】(イラスト付き)
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商品説明
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】
鷹匠は国のために戦う鷹族に我が身を与え、彼らを癒やす。そんな自分の運命を嘆くナダは、最強にして最も危険な鷹族・ヴィルベルトの番に選ばれてしまう。
だが、ヴィルベルトは戦いの後、鷹匠の躰と癒やしを欲して劣情に駆られても、ナダを求めてはこない。慮ってくれているのか、気に入られていないのか。
消耗したまま戦いに出たヴィルベルトは命を落としかけて…。ナダは思いきって、数日間まぐわい続ける「巣籠もり」で彼を癒やそうとするも、必要ないと突き放され!?
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濃厚で濃密でたまらん
2021/02/13 15:52
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりのり - この投稿者のレビュー一覧を見る
濃密な世界観を堪能しました。砂漠と鷹族と鷹匠の命懸けの生き方に、心を鷲掴みにされました。
それぞれが色んな想いを抱えて生きていて、それが変化していく様子が濃厚にえがかれています。中原先生には珍しく、主人公のナダが若くて「僕」視点なので、ナダと一緒に世界やヴィルベルトを知って悩んでいき、いつの間にかすっかり物語に入り込んでいました。色々良かった〜。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、読んだらきっと虜になりますよ。奈良先生の絵もとても美しい…
あ、エチシーンは分量的には少ないかもしれませんが、その分とても濃厚で…
ああああ、もっとこの世界を知りたい〜
鷹と鷹匠
2021/05/06 06:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
世間では人外ものはモフモフ系がメインのようですが
私もふもふ系にはそれほど萌えないのですよね。
でも鳥は萌える・・・
作者さんの鳥もの大好きなんですけど
これまたドストライク来ました。
しかもかっこよい!!!
(作者さんの作品はコミカルな部分が入ったりするのですが
今作はかっこよいばかりで・・・)
鷹と鷹匠という、もろツボです。
しかも、ヴィルベルトがめちゃかっこよいです。
羽根だけでなくて、足も鳥です!
ヴィジュアルに悶えます。
あまりのことに肩甲骨がうずうずするほど
萌えてしまいました。
飛び立つシーンとか戦うシーンとか
見事に描かれています。
珍しく若い子の一人称で「僕」なので、
彼を通して世界や鷹や鷹匠のこと
そしてヴィルベルトの過去のこと、
自分のことを知っていく構成。
弱々しい感じでもあるのですが、
ちゃんと筋が通っていてまっすぐです。
小鳥に愛されて、励まされている姿が可愛い。
「頑張れ、頑張れ」って小鳥が囀るところは
読者も思わず鳥気分で「頑張れ」「頑張れ」とささやいてます。
最後少し急ぎすぎた感じもしますが・・・。
(もっと丁寧に書き込んでほしかったところもありますが)
ヴィルベルトがかっこよすぎて良しとなってしまいました。
☆評価ですが、私の嗜好ドストライクの部分も上乗せされてます。
砂漠と太陽の匂いがします
2021/04/29 17:37
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
砂漠や太陽、砂の描写の見事さに浸りました。包容力のある攻め、初めは弱々しいところがありつつ芯は強さがある受け。奇抜なストーリー展開ではありませんが、鷹の習性が上手く織り込まれた斬新な世界観に引き込まれました。
おまけについている別カップルのショートストーリーも、ちょっと大人の苦い恋の雰囲気が漂っていてステキでした。こちらの続編がもっと読みたいです!
うっわ!妄想暴走!
2021/04/04 12:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もへじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんて面白い設定の話なんだっ!一部、え、これでいいの?、って思ったところはありますが(ページの都合なんだろうなぁ)、イラストも美麗で、最後まで読み終わって、満足の「もふーっ」のため息がでました。続編つくるのは難しいかもしれませんが、スピンオフをめちゃくちゃ期待したいです!
本編よりアルヴィン×ラフィーフ編の「傷痕」が気になる!!
2021/03/19 12:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろん本編も十分に楽しみましたが、標題のとおり、後書きの後ろに付いていたアルヴィン×ラフィーフ編がめっちゃ気になります。。アルヴィンには妻がいるので、地雷になってしまう方が多いかも知れませんが、妻にはスパダリの姿を見せながらも、番のラフィーフには獰猛な素の姿を見せるってなんか萌えます。。。この拗らせカップルがどうなっていくのか、ぜひ単行本で読んでみたいと思いました。
(ああ。入らない。そんなの入らない。)本文より。
2022/12/13 23:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ありがとう、アラブの鷹匠」あとがきより。
ネタバレがあります。
●クマタカの血を引く家系で『空の魔王』の異名を持つ「鷹族」攻め・ヴィルベルト
●ヴィルベルトと契約し番となった21歳の「鷹匠」受け・ナダ
●ハヤブサの血を引く家系で『白い悪魔』の鷹族・アルヴィン
●アルヴィンの番で絶食時に襲われ目の下に傷がある鷹匠・ラフィーフ
●ハイタカの血を引く家系で『破壊の王』の鷹族・ユーリ
●ユーリの番で契約時に目玉を捧げた義眼の鷹匠・ザラーム
○本編はナダ視点、番外編はラフィーフ視点
普通の人間と、猛禽類の血が流れ鳥の足と翼を持つ「鷹族」が共存しながら暮らす国「アーヤ」は、涸れないオアシスのおかげで繁栄した城郭都市です。
ところがそのオアシスを狙う者や敵があとを絶ちません。そこで「鷹族」に体液を与え力を授ける人間「鷹匠」と「鷹族」が契約をして番となり、「鷹狩り」と称して戦いに出向いて国を守っていました。主人公のナダは素質があったため「鷹匠」となり、最強でありながら人を襲い十年も幽閉されていたヴィルベルトの番になります。過酷な訓練と準備期間に耐え、「鷹狩り」に挑んだヴィルベルトとナダ。命懸けの役目を果たし、ナダは体液を与える「巣籠もり」を覚悟しますが、ヴィルベルトはそれを拒否して・・・
アラブと鷹匠が融合したアラブ系BLファンタジー、面白かったです。
命の恩人・ルフ鳥に恋をしながらヴィルヘルムの番となり体を捧げなくてはならない葛藤や、命懸けで国を守っているのに嫌悪される役目、十年前のヴィルヘルムが起こした事件、蛇使いと毒蛇との死闘と謎・・・ずっとドキドキしながら読みました。
とくに「鷹狩り」のシーン!蛇使いや毒蛇がいつ襲ってくるのか心配と不安で、早く夜になってくれ〜!と、そう願わずにはいられないほど(蛇が苦手な方はご注意ください)。
いくつもの謎や山場があって最後まで飽きさせないスリリングな展開と、待ってました!の「巣籠もり」に大興奮(忙しい)。
そして奈良先生のイラストはゴージャスさと血みどろのシーンが鮮やかで、作品の世界観が見事に表現されています。
アラブ系BLファンタジーがお好きな方におすすめです。
鳥がたまらない
2022/10/10 16:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
別作品の鳥モノも大好きでしたが、こちらはもっと真剣なやつで、羽の美しさを想像して萌えます。羽根表現が素晴らしいです。キューピッドやエンジェルなど人体に羽根がついたものにマイナスなイメージがないように、この鷹族も違和感なく、普通に読んでいました。話の舞台が異国情緒に溢れていてよかったです。明日から目にする鳥でいろいろ想像して楽しみます。
猛禽類好きにおすすめしたい
2021/08/16 04:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りお - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーこそ王道といった感じですがアラブの砂漠で鷹族&鷹匠のバディで毒蛇&蛇使いと戦うっていう設定がカッコよすぎます。実際の鷹が目隠ししている画像などみるとさらに妄想が広がると思います。
不思議
2021/03/17 23:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで見た設定とは違った新しい世界観でした。
もちろんハッピーエンドです。
番外編も面白かったですが何と無く奥さんおるのとかが胸痛いです
続編希望!
2021/03/14 08:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:k - この投稿者のレビュー一覧を見る
これはもうシリーズ化しますよね?!
シリーズ化しなくては気になってしょうがない…最後のショートストーリー。
気になる鷹があと2人…今回の2人の続きも読みたいですし…続編希望です!!と、読み終わった後に思わず言いたくなる面白さでした。
運命の番に似たものを感じ、ドラマティックな面もあり、片想いのキャラは読めてはいましたが…面白かったです。
もっと先を読みたくなります。
引き込まれました
2021/03/13 15:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも思うことですが、筆力がすごくて、一気に物語に引き込まれます。戦うための番と愛する人は別、というのがまた、切ない。主人公の二人はハッピーエンドですが、巻末のお話の二人の関係は、ほろ苦さもあって、続きが気になります。
砂漠の鷹匠
2021/03/13 15:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
鷹族と鷹匠の使役するものとされるもの、捕食するものとされるものの緊張感が伝わって来るようなお話だった。
鷹匠の存在の過酷さと、主人公が鷹族と共に戦いを経験していくにつれ意識が変わっていくのとのジレンマを感じてしまう。
鷹族の十年も囚われ続けた人食いの真相は意外だったが、逃げた鷹匠にはお咎めもなく新しい時代の幕開けなのだろうか。
非道に鷹族と鷹匠を使役しているように思えた国だが王様は慈悲深いらしい。