- 販売開始日: 2021/06/10
- 出版社: ブックマン社
- ISBN:978-4-89308-942-7
母ちゃんのフラフープ
著者 田村 淳
誰もがそうとは言わないが、親とは二回、別れがある。一度目の別れは、子どもが実家を出ていくとき。二度目の別れは、親がこの世を出ていくときだ。2020年8月。コロナ禍の中、が...
母ちゃんのフラフープ
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商品説明
誰もがそうとは言わないが、親とは二回、別れがある。
一度目の別れは、子どもが実家を出ていくとき。
二度目の別れは、親がこの世を出ていくときだ。
2020年8月。コロナ禍の中、
がん終末期で入院中の母・久仁子(くにこ)は、
72歳の誕生日をどうしても自宅でお祝いしたいと願う。
痛い、苦しいと言ったら、
一時退院の許可が下りないかもしれないと考え、
最後の力を振り絞る。
久仁子は、一切の延命治療を拒否。
尊厳死宣言書を残し、自分の最期を決めていた。
まだ生きていてほしい。だけど……
旅立つ本人の希望を、
息子は、夫は、どのように受け入れたのか?
親が死ぬのはずっと先のことだと思っていた。だけど、その日は容赦なく訪れる。
そのときどんなお別れができるだろう? 僕は、この世から心のこりをなくしたい。
田村淳が渾身の思いで綴った、母との別れの物語。
慶応義塾大学大学院2020年度修士論文も一部抜粋して収録!
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田村敦さんは頭の良い人です
2023/09/21 10:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
生まれ育った環境が良くわかりました。その性格を大事に育んでくれた母ちゃんと、家族みんなが暖かかった。
期待してなかったけれど
2022/01/06 14:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Partmadam - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気に読んでしまった。
軽いエッセイかなと思っていたが田村淳さんの成長記録というか母親との関わりで変わっていく人生観というのが巧みに書かれている。
明るい母親が弱っていく様を現実として受け止め、自分にできる限りの事をしてきた。それは誰にでも来る死というものに向き合う事であり、反対にいかに生きていくかということであるのだ。
すでに彼の母と同年輩である私は時々本を伏せて泣いた。
母が「手術をしない」と決断した過程をもっと知りたかった
2021/08/14 05:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍の中、余命が短い母と最期の別れをするために幼い娘たちと一緒に帰省する場面から始まる。
幼少期からの上京してデビューしてまでの母との思いでが綴られる
生活が落ち着いた頃、その知らせは突然訪れた
著者は売れっ子なので詳しい事情は聞かされていないのだろうと思うが、一度目の手術をしてから二度目の手術はしないと決断した過程をもっと知りたいと思った。
題名になっている「母ちゃんのフラフープ」の動画が見られるQRコードがのっている
息子が始めようとしている企画のために一生懸命考えただろう動画が心に残る。
田村さん
2024/06/07 10:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamu - この投稿者のレビュー一覧を見る
田村さんの生い立ちが綴られていました。田村さんがどのようにして育ったのかがわかって、おもしろかったです。
母親
2023/07/03 17:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
田村淳さんのお母さんの話でしたが、いろいろと考えさせられるようなことが書かれていたので、じっくりと読めました。
泣いた
2021/06/13 23:07
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつ、どこで永遠の別れがやって来るのかが、わからないからこそ大事にしないといけないなと強く思いました。