普通の退職準備をベースに置きつつ
2022/08/08 09:53
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投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
FIREのためだけの特別なことはなく、普通の退職後のお金の準備をしっかりと考える・計画するということをベースに、FIREをネタにしつつ、FPとして伝えるべきことを語っている本だと思えました。
たぶん、仕事を辞めたあとのお金のことを、退職金・年金のことも考えてみて、どんな準備をしておくかを一度シミュレーションしてみてはどうか、と言っているように感じました。
よい内容だと思います。
FIREに踊らされる前に
2021/11/06 09:29
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投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近流行ののFIRE。経済的な独立と早期の退職を合わせた言葉だが、これを実現するために、やるべきこと、やってはいけないことを書いてある一冊。現役時代にやるべきことは極めてシンプルで、収入を増やし、支出を減らし、残りを投資で増やしていくということだけ。しかも、内容は極めて常識的。収入を増やすといっても、まずは現在の職場でより給与が増えるように、社内の制度を理解し、やみくもに残業するのではなく時間単価を高める方向を考えようとか、支出は本当に必要な支出以外を削ろうとか、この手の本にありがちな内容はほとんどない。
FIREの基本書
2021/08/22 15:59
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投稿者:sas - この投稿者のレビュー一覧を見る
FIREの基本書として良い本だと思います。
数字による理詰めで説明しており、自分の年齢や年収を勘案して、果たして本当にFIREできる可能性があるのかどうかを考えることができます。
体験談も少しはありますが、それについて深く踏み込んだものではないです。
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FIREするための心構えについては、
他書籍と近しいことが書かれていましたが、
本書でオススメしているのはプチFIRE。
あとは、自由時間が出来たときに何をしたいか?
といった趣味ややりたいことリストを考えておくこと
といったFIRE後の生活についても触れていたので、
色々気づきを得ることが出来ました。
【勉強になったこと】
・FIRE
F.I.(Financial Independence)
R.E.(Retire Early)
・雑所得は年20万円を超えたら確定申告が必要。
・運用がどれだけ高利回りになったとしても、
物価が上昇しているのであれば実質的な資産の
伸びはその差分でしかない。
・長期・積立・分散投資で重要なのは、
「下がっているとき売らない」ことと
「下がっているとき中断したい」こと
→これは実践しててその通りだと思った。
結局相場は上下するものなので、
基本的には持ち続けたほうが強いと思う。
・早期リタイアすると、その分厚生年金水準が下がる。
・iDeCoとNISAをしっかり活用することが出来れば、
プチFIREであれば十分実現可能。
・雇用保険は手続きをしに行った日から数えて2カ月と
7日間待たないと、自己都合退職者は給付開始とは
ならない。
・一般的には10年も投資していれば、急落と急騰の
時期を2回は経験しているもの。
・FIRE後にあえて働くという選択肢もあり。
実際、とんでもない最安値で相談に応じている
ケースもある。
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FIRE後のメンテナンス術も記してあり、まさに日本版FIREと言える。
何度も読み返して、身につけたいと思う。
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良書でした。
最近のマネー本のいいところを全て集めたような本でした。節約にはミニマリストの考えた方を提案するなどライフスタイルの提案も具体的にされてます。
あえて要望を言えばサイドファイヤーについてより細かい記載などがあればなおいいかと思いましたが、そこまで記載するとただでさえ400ページを超える本だけに書けなかったというところが本音でしょうか。
ファイヤーを目指している人いない人に関わらずマネーリテラシーを高めたいと思っている方には是非読んで頂きたい本です。
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【めざすべき事項】
「FI」はめざすところですが「RE」は考える余地ありです。
個人的には仕事自体は続けるべきと考えます。ただし、好きなことを続けるという意味です。
好きなことをすることが仕事と呼べるかどうかは別問題かもしれませんが、好きな事「好事」で社会と交わっていくことは生きる上での活力になり、充実した人生の役割を担います。
「FI」ができれば嫌な事「嫌事」はする必要がなくなります。
「FI」ができていない状態であると「嫌事」でも断ることができず、やらざる負えない立場に追い込まれます。経済的自立ができていれば仕事は選べるのです。
終の棲家はあった方がよいとありますが、それはそうです。しかし、これを勝ち取る方法の記載がないことが残念です。
資産形成+持ち家、この両方を両立するためには世帯年収が1200万円(共働きでもOK)を超え、倹約生活が身についていることが条件になると思います。そこそこの高収入でないと両方は成り立たないことになります。
「資産運用もしながら持ち家も手に入れる方法」これも述べられていると最高でした。
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「FIREを考えることはライフプランニングそのもの」
年収を増やし
支出を削り
差分を資産形成に回す
これはアーリーリタイアメントを目指す人だけでなく全ての人が豊かな老後を迎える必須スキルやと思います。
普通の人がFIREを実現するために最も大切な「仕事で稼ぐこと」なので「運用で稼ぐこと」に時間を費やしすぎるのは避けておいた方が良い
と書かれています。
僕自身の運用スタイルはインデックス重視です。
個別銘柄も持ってますが利回り優先にしてたら軒並みマイナスですorz
インデックス投資は手数料で時間を買うような感覚です。
今のネット証券の手数料の安さは驚異的です。
「FIREはマネーリテラシーの総合問題」
そうなんです。
だから逆にFIREを学び実践すればFIREしなくてもお金に困らないようになります。
理想はいつでもFIREできるけど仕事を楽しんで気がついたら年金もらうまでにひと財産築いたってことやないかなと思います。
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(資産形成等を何も考えずに生きてきた30代半ばの社会人の意見です。)
内容の大半は、現在の年齢が20代前半として資産の計算がなされている。
20代の頃に考えるであろう、キャリア形成や転職、早い時期でのFIREの話は参考にならない、、、と思っていたが、基本的なFIREに対する考え方は何歳になっても変わらず、自身の今後に生かせるものであった。取り急ぎ証券口座を開設しようと思います。
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【文章】
とても読み易い
【ハマり】
★★★★・
【気付き】
★★★・・
前半の収入を増やして、節約して支出を減らすという部分は言わずもがな。
iDeCo、NISAなどの制度を利用して、インデックス投資で資産を安定的に増やしていくというのは、分かりやすく実践しやすい内容かと思う。
個人的には、資産を蓄えて定年前に引退するというよりかは、経済的に自立しつつ働けるまで働くというスタンスが理想かなと思った。
ポンジ・スキームのことを、自転車操業ではなく、タコ足操業と表現するのは初めてみた。
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FIRE本を初めて読みました。
40歳代・50歳代・プチFIREなど、いくつかのパターンをそれぞれ具体的なケースに沿って説明されており、分かりやすかったです。
また、第7章「メンテナンス」では、FIRE達成後のやるべき手続きなどが書いてあり、知って得するもしくは知らないとまずいことが学べます。
本書でも触れていますが、FIREを目指すか否かに限らず、必要なお金の知識を知ることができ良かったです。
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ファイヤーとは、Financial Independence, Retire Early のこと。 経済的に自立し早期退職することを言う。最近、欧米で流行っている生活スタイルだが、類書を読むと日本との制度や考え方に違いがあったり、既にファイヤーで成功者となっている人達も、たまたまうまくいった自分の成功談を紹介したりと、これから Fire を目指す人にはあまり参考にならなかったりする。 この本では、もう少し日本の現状を踏まえて、まず稼ぐ、生活費用を減らす、少しでも増やす、という3つのステップで Fire になる方法を伝授する。内容は具体的で現実的で、これから Fire を目指す人には格好の入門書だと思う。 ポイントもわかりやすく、図版も多用しており理解しやすい。 この本をベースに、関連する情報を調べて自分の将来プランを立て「時間を掛けて」実行すればファイヤーの道が開けると思う。
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・運用の基本は全世界株、そこに重み付けを好みで足していく
・不動産投資は分散が効かない点でハイリスク。慎重になりすぎるということはなく、空室リスク(事故物件になる可能性もある)、設備メンテリスク、家賃低下リスクなどはストレスかけて評価すべき。
・FIREすると厚生年金と退職金が相当程度減額されるのは要注意
・リタイヤの前に家はローン完済して持っておくことが強く推奨される
・5年早くリタイヤには老後3000万(理論上は2000万だが全てをきれいに使うことは心理的にできないため)、5年生活費2000万の合計5000万がいる。リタイヤ期間短いので運用益は考慮できない。
・15年早いリタイヤには約1億円が必要。運用益を見込めばもう2-3000万減らせる。
・リタイヤ後のために趣味を持つことが大事。インドア/アウトドア、1人/複数人、金がかかる/かからないといった軸で。終わりのある趣味だけにしない方が良い。仕事が趣味になれば最高
・副業についてはブロガーだと、最低週3本、1年くらい記事投稿を継続できるテーマがないと無理。好きや専門性で稼ぐものが良い。
・厚生年金や退職金、ボーナスも考えると、共働きは正社員にこだわった方がよい
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タイトル通り早期リタイア(FIRE)されたい方向けの本。段階別(40歳リタイアや50歳リタイア)に記載されており、自分に合った内容がわかる。また、社会保障制度など自分が普段触れることのなかった内容も記載があったので助かった。
個人的にはプチFIREを目指したいと思う。(「DIE WITH ZERO」を読んで【時間、年齢、お金】のバランスを考えるようになったため。※まだ途中なので読み終わったら感想書く予定
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とても参考になる本でした。
FIREは、とても魅力的ですが、なかなか実践するのは難しそうですねー。
ただ、知っておくべき内容だと思いました❕
ぜひぜひ読んでみてください