- 販売開始日: 2021/07/20
- 出版社: 潮出版社
- ISBN:978-4-267-02295-1
対決!日本史2
信念はあるか、理想はあるか、胸の底に秘めた怒りはあるか――。明治維新の功罪を見極めろ!"この国"の病根に迫る近代史シリーズ始動!これからの日本を再建していく上で、明治維新...
対決!日本史2
商品説明
信念はあるか、
理想はあるか、
胸の底に秘めた怒りはあるか――。
明治維新の功罪を見極めろ!
"この国"の病根に迫る近代史シリーズ始動!
これからの日本を再建していく上で、明治維新をどう評価するかは死活的に重要である。なぜなら維新においてどのような国家を作ろうとしていたかを知ることは、新しい日本のグランドデザインを考える上で大きなヒントになるからだ。(「まえがき」より 安部龍太郎)
「明治維新は功罪相半ばするのだ」という視点で、歴史を等身大で見ていくべきです。明治維新は古い過去の産物ではありません。あの時代をどう評価するかという問題は、今も回答がでないまま積み残されているのです。(「本文」より 佐藤優)
●目次●
第1章 ペリー来航とパラダイムチェンジ
第2章 「パクス・トクガワーナ」時代の終焉
第3章 江戸無血開城の奇跡
第4章 征韓論と西郷隆盛の限界
第5章 中央集権国家の成立
第6章 自由民権運動の展開
●主な内容●
◇ 明治維新は「天皇・幕府・大名・武士・庶民」というヒエラルキーの中から幕府と大名を抜いたにすぎない。
◇ 幕府が外国との交渉を急いだのは、東京湾3000 艘の流通を妨害されたから。
◇ 徳川慶喜は「天皇には絶対に逆らえない」という大原則をもっていた。
◇ 江戸無血開城が失敗したら、京都に新政府の首都が出来ていた。
◇ パリ万博に独立国家のフリをしてブースを開設した薩摩藩
◇ 征韓論に火をつけた「八戸事件」は薩摩版藩の謀略! ?
◇ 板垣退助の自由民権運動は人事抗争から始まった。
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2巻目です
2023/08/31 15:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
列強の帝国主義が世界を席巻する中で、日本には植民地化されずに文明化するという新しい時代がやって来ましたが、そんな明治維新が手放しで礼讃できない様々な要因が示されて、興味深いものばかりでした。
学校で習ってきた日本史は何だったのか!
2021/12/04 07:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:W124 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻に続いて読みました。幕末において日本は欧米の植民地になっても不思議ではなかったという事実を思い知らされました。先人の頑張りに感謝したいです。日本史の得意な人は是非読んで目からウロコを感じてほしい本です。