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フォーチュンの周りには素敵なひとたちがあつまっているけれど、また新しい興味深い人が。
ビッグとリトル、これからもちょこちょこ出てくれそう?
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こんな仲間がいてくれるフォーチュンがうらやましい。
何ができるかとかいうよりも、そばにいて、自分を心配してくれる人がいるということが一番うれしいのかも。
まぁ、スキルも超一流以上だけど。
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四作目で、まだ町に来て一ヶ月くらいしか経って無いのに…毎週事件が起きてるようなもの…戦場より危険な町なのでは…
何者かによって情報をリークされて武器商人から命を狙われ、田舎町に身を隠すことになったスパイのレディング(フォーチュン)
ただものではない地元のご婦人二名と町で起こる事件に巻き込まれていきます。
保安官助手カーターとのデート途中(始まってすらいない)町で火災の通報がありデートは中止に、火災はフォーチュンの唯一同年代の友人であるアリーの家、しかも放火によるものだった。
善良な人の家になぜ火がつけられたのか?という事件を追うことになる。
だんだん任務として町に隠れていながらも"大切な人達"が生まれ気持ちに変化が起こるフォーチュン、次第に助けたい気持ちと大切な人達に嘘をつき続けることに葛藤します。
超イケメン保安官カーターとも…タイトル通り色々とあります。毎度おなじみいつも冷静なアイダ・ベルの見せ場、ガーティの小ボケ具合も楽しかった。
解説にもありましたが「デンジャラス・ビューティー」を思い浮かべてもらうとわかりやすいかも…
読み応えのある骨太ミステリー!と言った感じではなく気軽に読めてほっこりできる良シリーズです。
しかも出てくる食べ物の描写が良いのよ…腹が減ってきた…
この町に来てからようやく市民の娯楽を勉強し始めたフォーチュンなのに数々ある映画やドラマの中から「ゴッドファーザー」観てるの偉いな(マフィアとの会話で役に立ってた)
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「ワニの町…」第4弾。読む前からわくわく。
フォーチュンの活躍もさることながら、アイダ・ベルとガーディの活躍(?)が毎回毎回面白い。事件も興味深いけどカーターにときめくフォーチュンの葛藤がまたいい。それにしてもみんなササッと美味しそうなもの作るなあ…。焼きたてのマフィンのところなんて垂涎ものです。早く続きが出て欲しいです。
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デート前のドタバタには、なににも代え難い楽しさがある。
この服がいいか、あっちの服がいいか、靴はどれをあわせるか、髪型はどうしよう? 化粧はどっちがいい? え、服を変えたからやりなおし?
本人だけが必死だったり、周りのほうが盛り上がったり、かえって本人は冷めてしまったりするのだが、見ているほうは面白くてしようがない。
それを、まさかこのワニ町シリーズで見られるとは予想外だった!
CIAのスパイ、フォーチュンは作戦を失敗した。やりすぎたのだ。
上司の命令により、ルイジアナ州の田舎、ワニのいる町シンフルに身を隠すことになる。
都会から田舎へ、アメリカ北部から最南部へやってきて、まったく別世界なのだから、出会うもの全てに「なんじゃこりゃー!」となるのが、このワニ町シリーズの始まりである。
女の子らしい育てられ方をされず、長じてからは仕事一辺倒で、フォーチュンはまったく世事に疎い。
レディがついているからと、レディ・ガガを貴族と思ってしまうくらいだ。
そんな自分を自覚して、自分には「任務」ばかりで、プライベートというものがなかったなあと思うようになっていく。
友達とよべる人がいなかった。
シンフルに来て初めてできた。
恋人という人もいなかった。
それが、シンフルに来て初めて――
初めて、デートという話が出てきた!
さあ、そのデートの様子やいかに?! その結果は?!
しかし、ここはシンフル、ワニ町である。そうすんなりとは進まない。
『実際のシンフルはのどかさからほど遠いんだけど』(127頁)
フォーチュンが越してきてからというもの、人骨が発掘されたり、殺人が起きたり、殺人が起きたりしていた。
その間、ええと――
『「言っておくけど、わたしはこの町に来て、まだ三週間なの。たぶんずっと前からいるみたいに思われてるのは知ってる。わたしは間違いなくそう感じてるし。でもね、まだ一ヶ月もたってないの。」』(13頁)
たった三週間という間に、フォーチュンが遭遇したのは死体だけではない。
南部流おしの強さでやってきた婦人会の老婦人二人とも、親しくなっている。
アイダ・ベルと、ガーティ。
この二人とともに、フォーチュンは出くわした事件を解決してきたのだ。
ワニに襲われ、ボートを飛ばし、木に登り、野郎どものバーに潜入し、保安官家の庭に潜み、警察署のトイレを壊し、・・・・・・
フォーチュンは優秀なスパイのはずだが、毎度バタバタと大騒ぎになって、死にそうな心地になっている。
アイダ・ベルと、ガーティ――老婦人方といっしょにいると、どうにもそうなってしまうらしい。
湿地三人組(スワンプ・チーム・スリー)となった3人だが、今回、それにもう一人が加わった。
アリー――焼き菓子の名人にして、フォーチュンに初めてできた同じ年頃の友人である。
『「笑えることなら、話さなきゃだめよ。」アリーが言った。「人って自分自身を笑えないとしたら、誰を笑えばいい?」』(96頁)
ずいぶんな目にあっていながら、明るく、笑うことを忘れない、タフで前向きな彼女の加入があって、ドタバタぶりと、その後始末の見事さ/強引さが、さらにパワーアップされている。
シリーズの続きを心待ちにしていた人も、初めてシリーズに触れた人も、満足のいくドタバタ愉快痛快ハッピーな一冊と言えるだろう。
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待ちくたびれたよ、フォーチューン!!
君たちは二日くらいしか経ってなさそうだけど、わたしは一年以上待ってるのよ。
相変わらず最高です。ガーティ、まだ眼鏡買わないのねほぼ見えてないやん。
アイダベルの言い訳レベルがどんどん下がってきてるけど、いっそ清々しくて良い。カーターどんまい。
いや、カーター!!おまえ!!キスとか!!キスとかしちゃうのおおおお!?と、海外ドラマ見てる気分でツッコミいれるわたし(しかもキスはお上手ほうでした笑)
むしろフォーチューンがちゃんとキスとかできることにおどろいたわ。(人殺し以外なにもできないのかと思ってた)
とりあえずシンフルの街にはわたしが見たことない動物がいるので毎回たのしいです。
そんな獰猛な猫科のペットとかいるのねえええ。
あーぁ、わたしもアリーのマフィン食べたいなぁ(太りそうだけど
そして早く続刊プリーズ!!
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おぉ、新刊だ!と新刊案内にあったので買いに行ったらまだ売ってなかった。そうか、当月発売予定の本も案内に入っているのか…知らなかった。
という訳で第4弾かな。フォーチュンがシンフルに来てまだ一月経ってないというのが信じられない(笑)すっかり溶け込んでらっしゃって(笑)初っ端のデートのための装いのための準備に大笑いさせられました。ムダ毛数本のためになんてことに(笑)
とりあえず事件は解決したんだけど、何故彼女のピンヒールを凶器として使ったのか、その辺りはあまりスッキリ解決って感じじゃなかったような。もしかしてそのうち彼女を狙ってる末端もやってくるのかなぁ。そして原作は20作以上出ているのか。まだまだ続きそうなので楽しみです。
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今作は冒頭、事件に巻き込まれていくテンポがよくて、引きこまれるのが早かった。前作よりも好きかも。
毎回、殺される人間や、犯罪をおかすキャラクターの描かれ方や扱いにモヤっとする部分もあるが(とことんダメなやつとか嫌なやつとか、わかりやすく描かれる)、こんな奴なら殺されても仕方ないなと思わせ、コメディとして楽しむためには必要なことなのかも。
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ワニ町シリーズ4作目。
田舎町に身を潜めた女スパイが事件に巻き込まれるユーモア炸裂ミステリです。
フォーチュンはCIAの凄腕工作員だったが、身元がバレて暗殺指令が出たため、ワニが裏庭に出るようなルイジアナの町シンフルで夏を過ごすことになります。
犯罪など何も起こらなかった町なのに、ごく普通の若い司書という設定のフォーチュンが到着した途端、つぎつぎに事件が起こる。
親しくなったアイダ・ベルとガーティの老婦人二人組は、しっかり者のアイダ・ベルが実は陰で町を取り仕切っているようなもの、相棒で人が良くおっちょこちょいなガーティもやる時にゃやる(笑)
そのペースに巻き込まれてか、本業ではドジの連続なんてことはなかったはずなのに、フォーチュンがやることなすこと思わぬ展開に?!
保安官助手のカーターはイケメンで、ひと月ほどたった今、初デートと相成ります。
ところが、アリーの家で放火事件が!
カフェで働く料理名人アリーは、フォーチュンにとって初めてと言っていい同世代の友人。誰にも恨まれそうにないアリーに何の問題が…?
謎を解くためにあちこちに潜入しては逃げ出し、形跡残しつつも表向きは何とかギリ取り繕う3人組。
アリーもだんだん貢献度上がってるし、カーターもそろそろ覚悟決める?
身元を隠していることに悩むフォーチュンも可愛い。
次の作品も楽しみ!
ずっとシンフルで暮らせればいいねえ(笑)
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相変わらず笑う。まじでどうやったらそんな状況&セリフの応酬になるんだよってくらい面白い。
今回1番笑ったのはニワトリ小屋事件かな。
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二年近くご無沙汰していたワニ町シリーズ。それにしても無事続編が翻訳されて嬉しいのなんのって。何しろ、シリーズものの版権は、出版社が版元と三作ずつ契約し、売れ行きを窺って、次の三作の契約判断をするらしい。その判断は、もちろん作品の売れ行きにかかっているらしいのだ。時には、他の出版社が続編からの版権を獲得したりする。四作目から版元が変わるシリーズが見受けられるのはそういう裏事情があるからなのだ。
マイケル・コナリーのハリー・ボッシュも、ラーシュ・ケプレルのヨーナ・リンナも、アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリのピート・ホフマンも途中で版元が変わったよね。そのように出版社は賭けを打ち、人気が出れば争奪戦になり、他社に持って行かれることもある。将来、大人気というところまで至らない作品も多いだろうし、そういうシリーズは見極めをする人、そして決定権者によって運命が分かれてゆくことになる。
そういう意味では、微妙な人気をかろうじて繋ぎ留めていそうな、少しマニアックでユーモラスな軽ミステリー・シリーズであるわれらが『ワニ町』シリーズは、きっとおそらく相当に微妙なところではないかと不安視されていたのだが、個性ある愛すべきヒロインのフォーチュンと、主役を食わんばかりの脇役のおばあちゃん二人の活躍が、他にない(今後もきっとあり得ない!)個性と魅力を振りまいてくれたために、こうして続投が決まったのだろう。
ちなみに翻訳者の島村浩子さんを迎えた翻訳ミステリーのオンライン読書会でも、本シリーズは絶大の人気を誇っていると体感いたしました。あっぱれ、というべき、尋常ならざる人気と熱い応援の声が心に響いてきたのである。
さて、本書の魅力を端的に言うと以下の通り。まるで女ターミネイターみたいな全身これ武器、心はどこかに置いてきちゃったよ、的な殺伐モノクロ・ヒロインのスパイが、テロリストの首領からの殺害指令を受けてしまったために、CIAが組織的に彼女の身を潜ませようという計画に端を発する。こともあろうに彼女が身を潜めることになったのは、ワニの生息するラグーンが象徴的な米国南部ルイジアナの田舎町。
到着と当時に我らがフォーチュンは、いきなりの事件三連発に巻き込まれる。およそ一週間に一回のペースで。本作はその四週目、四事件目、シリーズ四作目である。実にわかりやすいであろう。
ハイテンポのストーリーと、小さな町の中の人間関係が切れ目なく、愉快で、美味しそうで、楽しい。こんな町にも、危ない奴は毎作最低一名は登場してくれる。フォーチュンとおばあちゃんズの不思議トリオは、ついに本書では原題のタイトルにまで昇格したというわけである。
本書は、放火事件に端を発するあれやこれやがいつもながらのドタバタ調で語られる捧腹絶倒ストーリーなのだが、大事な読みどころはもう一つある。人間機械と言うべき女スパイだった殺伐なヒロインが、町の仲間と町の事件に関わってゆくたびに、少しずつ普通の女の子としての歓びに目覚めてゆくのだ。本書ではその度合いがさらにブーストして、驚き、かつ心配な結末を迎える。
そう、なので、正直なところすぐにでも早く早く次作が読みたくなっているのである。全体が一連の、そう、第一作目からまだ一ヶ月も経っていない物語なのだ。こんなのずるいよね、と言いたくなるくらい毎回、次作が待ち遠しくなる本シリーズ。今作も愉快痛快のニヤニヤ読書体験に満ちた幸せ時間を頂きました。いつもながら有難う。そして何よりも一日も早く続編の翻訳をお願いいたします。
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「ワニ町」シリーズ既刊を一気読み。第二作三作あたりでは、いくらなんでも事件が起こりすぎ慌ただしすぎと思わないでもなかったけど、この第四作は文句なく面白かった。非情な工作員(要するに殺し屋)だったフォーチュンが、南部の田舎町シンフルで、それまでの彼女の人生にはなかったものに出会い、とまどいながら変わっていく様子がすごくキュート。
まあとにかく「お約束」のてんこ盛りで、呆れながらもやっぱり笑える。フォーチュンとお祖母さん二人は必ず不法住居侵入し、必ず失敗して危機一髪で逃げ出し、保安官補カーターに怒られ、突飛な言い訳をする。フォーチュンはしばしば裸に近い格好になってしまい、それをカーターに見られる。アイダ・ベルは颯爽と走り車やバイクをとばし、一方のガーティはいつもヨロヨロ、でもやるときはやる。これ、テレビシリーズかなんかになってないんだろうか。読みながらずっと映像が浮かんできて楽しい。
今回は、フォーチュンとカーターの仲がちょっと進展し、おお!どうなるの?というドキドキのおまけ付き。カーターの好意を感じながら、そして自分の気持ちにも気づきながら、立場と状況から個人的な関係を作るまいとするフォーチュン。顔を赤くしてる様子なんかまるで中学生のようでかわいい。でもカーターの魅力に参って、「キッチンの床に倒してわたしの好きにしてしまおうと思った」りするんだよね。
本国ではなんとすでに二十作目が出たそうだ。えー、舞台はずっとシンフルなのか、この小さな町でまだまだ殺人事件が起こるのか、フォーチュンの身元はばれないのか、カーターとの関係は?などなど気になること多し。続きが読みたいです。
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今回もお腹抱えて笑った。
最優秀オッパイと岩塩弾の命中はほんとにケッサク。。。
カーターとのロマンスもアリーとの友情も、親密さが上がれば上がるほど、フォーチュンの罪悪感が増大していく。この背反する感情が、読む方に刺さってクセになってる。
フォーチュンがワシントンに帰れない理由もきな臭い描写があり、今後まだまだシンフルから離れられなくなりそう。
早く続刊が読みたい。
最優秀オッパイが英語でなんと言うのか知りたいので、もう原作読みに行くのもアリかもしれない。読めるかはわからないけど
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シリーズ4作目。フォーチュンがシンフルに来て何週目?まぁ夏の間しかいない設定だから仕方ないか。
今回はおばちゃんシティにおける数少ないフォーチュンと同年代のキャラ、アリーに忍び寄る魔の影を払う、の巻ですが、終わってみればアリーは何も関係なく、シンフルの町からまた一人好ましからざる人物が永遠に退場して行きました。
解説読んで知ったけど、シンフルシティのウェブサイトがありました。これからアップデートされるのだろうか?カーターとフォーチュンの動向もニュースに載ったりして。
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今回もとっても面白かったです。
アイダベルはクッキングパパのお母さん、ガーティはとっても可愛らしいジャッキー・ウィーヴァー、アリーはズーイー・デシャネル。ウォルターは、とりあえずビル・マーレイかジェフ・ブリッジスかロバート・デ・ニーロで。
でも肝心要のフォーチュンとカーターが、私のイメージに合う人が見つかってなくて、あとがきに紹介されてた作者公認ウェブサイトを見てみたら、全員論外なほどイメージと違う(꒪д꒪II
待ち遠しい次作を読み終える頃には、肝心要が見つかってるといいな