下町ロケット ヤタガラス
著者 池井戸潤
宇宙から大地へ。大人気シリーズ第4弾! 宇宙(そら)から大地へ――。 大型ロケット打ち上げの現場を離れた帝国重工の財前道生は、準天頂衛星「ヤタガラス」を利用した壮大な事業...
下町ロケット ヤタガラス
商品説明
宇宙から大地へ。大人気シリーズ第4弾!
宇宙(そら)から大地へ――。
大型ロケット打ち上げの現場を離れた帝国重工の財前道生は、準天頂衛星「ヤタガラス」を利用した壮大な事業計画を立案。折しも新技術を獲得した佃製作所とタッグを組むが、思いがけないライバルが現れる。
帝国重工社内での熾烈な権力争い、かつて袂を分かったエンジニアたちの相剋。二転三転するプロジェクトに翻弄されながらも、技術力を信じ、仲間を信じて闘う佃航平と社員たち。信じる者の裏切り、一方で手を差し伸べてくれる者の温かさに胸打たれる開発のストーリーは怒濤のクライマックスへ。
大人気シリーズ第4弾! この技術が日本の農業を変える――。
※この作品は単行本版『下町ロケット ヤタガラス』として配信されていた作品の文庫本版です。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
良い本です
2024/08/29 11:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ4作目です。1〜3では、中小企業佃製作所の打倒大企業という構図で展開してきましたが、本作では帝国重工を助けるだけでなく、日本中の農家のために、競合ダーウィンの危機をも救うという超越的な地位へと成長しました。感動的なエンディングです。
おもしろい
2024/05/05 13:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
下町の企業の奮闘が、生き生きと描かれていて、面白く読むことができました。日本の中小企業の見本になってほしいです
下町ロケットシリーズ
2022/10/21 00:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズもおもしろいです。何よりも、勧善懲悪だからかなぁ……ラストのところでスッキリしますからね。今回は、農業に関するお話。日本の農業は、まだまだ……と思いました。続編、期待します!
面白かったです
2021/11/19 10:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
下町ロケットシリーズ第4弾。今回は農業用機械がメインテーマ。相変わらず勧善懲悪の明快な内容でした。軽く読めるので、気分転換にちょうど良いです。
人気シリーズ第4弾!農業のICT化がテーマに
2024/11/21 07:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸潤氏の人気シリーズ「下町ロケット」の第4弾。第3弾の「下町ロケット ゴースト」の後編という位置づけの作品です。
主人公は中小バルブメーカーの佃製作所。帝国重工との協業という形態で無人運転の農業用トラクター開発に参入し、同じく無人農機を開発する新興メーカーとの開発競争がストーリーの幹となっています。本作品では、佃製作所は大手機械メーカーの帝国重工が手掛ける無人トラクターのトランスミッション製造を担います。今回の対立軸となるライバルは、かつて帝国重工を追われて起業した人物や、帝国重工の発注先メーカーで訳あって倒産(そのあたりの事情は本書に詳しく出ています)した企業の経営者など主に中小メーカーが反帝国重工で組んだチームとなっています。
本作品では今までの「下町ロケット」作品のように、佃製作所単独で大企業に立ち向かうというステレオタイプな構図ではなく、ちょっと複雑な人間関係も絡めてストーリーが展開します。
農業のICT化というテーマが、高齢化する日本の農業の未来を切り開く切り札として位置づけられ、それが荒唐無稽な設定ではなく、非常にリアリティーのある設定であるので、まるで近未来(それも数年後とか10年後ぐらいの感覚)を目の前で見せられているような読後感でした。
物語の展開としては、紆余曲折があっても敵味方なくノーサイドで日本の農業を救おう!という結末になっていて、爽快な読後感で締めくくられています。
人気シリーズ第4弾!農業のICT化がテーマに
2023/12/06 13:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸潤氏の人気シリーズ「下町ロケット」の第4弾。第3弾の「下町ロケット ゴースト」の後編という位置づけの作品です。
主人公は中小バルブメーカーの佃製作所。帝国重工との協業という形態で無人運転の農業用トラクター開発に参入し、同じく無人農機を開発する新興メーカーとの開発競争がストーリーの幹となっています。本作品では、佃製作所は大手機械メーカーの帝国重工が手掛ける無人トラクターのトランスミッション製造を担います。今回の対立軸となるライバルは、かつて帝国重工を追われて起業した人物や、帝国重工の発注先メーカーで訳あって倒産(そのあたりの事情は本書に詳しく出ています)した企業の経営者など主に中小メーカーが反帝国重工で組んだチームとなっています。
本作品では今までの「下町ロケット」作品のように、佃製作所単独で大企業に立ち向かうというステレオタイプな構図ではなく、ちょっと複雑な人間関係も絡めてストーリーが展開します。
農業のICT化というテーマが、高齢化する日本の農業の未来を切り開く切り札として位置づけられ、それが荒唐無稽な設定ではなく、非常にリアリティーのある設定であるので、まるで近未来(それも数年後とか10年後ぐらいの感覚)を目の前で見せられているような読後感でした。
物語の展開としては、紆余曲折があっても敵味方なくノーサイドで日本の農業を救おう!という結末になっていて、爽快な読後感で締めくくられています。