てぶくろをかいに
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てぶくろをかいに
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商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
寒い冬がきました。山のきつねの母さんは、こぎつねを町までひとりでてぶくろを買いにいかせるのですが・・・。
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温かい優しさが二重三重にある物語
2022/07/31 17:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
母ぎつねと子ぎつね、人間のおじさんのそれぞれの思いは
我々読み手の思いと重なっていきます
種族が違っても根底に流れる思いは非常によく似ているはずだと
どんな場合でも忘れないでいたいですね
新見南吉氏のごんぎつねに続くきつねのお話です
ごんの小さい時が手袋を買ったきつねかも・・と
想像をしてしまいます
どちらのも日本に残したい絵本ですね
また教科書に載せて欲しいです
親子の愛情は人間も動物も一緒。
2000/11/07 09:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは、新見南吉さんが20歳の時に書いたお話です。
幼児が読むには文字数の多い絵本ですが、昔から語り継がれた名作は、
どんなに文字が多くても、子どもたちを絵本の世界にどんどん引き込んでしまいます。
そこが、今なお愛されている名作の魅力でしょう。
雪が降り、お手々が冷たく痛がるこぎつねに、お母さんぎつねは町まで行って手袋を買うように言います。
人間の住んでいる町なので、きつねにとっては危険がいっぱいです。
そこで、お母さんぎつねは、坊やの手を片方だけ人間の子供の手にします。
「帽子屋さんの戸口から、人間の手だけ出して、手袋をください。と言うんだよ。
決して、きつねの手は出しちゃだめ。」
でも、きつねの子は…。
誰だって、うっかりはあります。ましてや、人間の怖さがよく理解できていないこぎつねです。
きつねだと気付きながらも売ってくれた帽子屋さんの優しさ、そして、町で聴いた人間の親子の子守唄。
子供を思う親の気持ちは、人間の世界でも動物の世界でも同じです。
この絵本には、沢山の心がこめられているような気がします。
東京書籍版「新しい国語3年」にも掲載してあります。