- 販売開始日: 2021/11/15
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: HARTA COMIX
- ISBN:978-4-04-736763-0
あかねさす柘榴の都 1
著者 福浪優子(著者)
【あらすじ】南欧・グラナダ空港のロビーにて、14歳の橘 夏樹(たちばな・なつき)は、不安を抱えていた。身寄りのない彼は、スペイン人の不愛想な叔母・アルバとこれから暮らすの...
あかねさす柘榴の都 1
01/09まで通常748円
税込 110 円 1ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
【あらすじ】南欧・グラナダ空港のロビーにて、14歳の橘 夏樹(たちばな・なつき)は、不安を抱えていた。身寄りのない彼は、スペイン人の不愛想な叔母・アルバとこれから暮らすのだ。知らない国で、会ったこともなかった家族との、新しい生活が始まる!白い石壁に色濃い影が落ちる、美しい街並み。ガスパチョやトルティージャなどが並ぶ色鮮やかな食卓。スペイン風シェアハウス「ピソ」やバルに集う陽気な人々。これは、日本から1万1000キロメートル離れた異国での、騒がしくも幸福な日々の記録。【舞台となる都市・グラナダとは?】スペイン南部に位置する観光都市。アラブ文化とキリスト教文化が混在しており、多様な人種で賑わう。壮麗な「アルハンブラ宮殿」をシンボルとした旧市街一帯が、世界遺産に認定されている。「グラナダ」はスペイン語で「柘榴」の意を持ち、街灯やマンホールなど、街のあちこちに柘榴のモチーフがあしらわれている。【作家情報】福浪優子(ふくなみ・ゆうこ)ハルタ・コミックグランプリ出身。2019年秋「ノウゼンカズラの家」でデビュー。日常の中にある煌めきを、丁寧な筆致で写し取る。本作が初単行本となる。
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やわらかい存在感とやさしさ
2023/04/23 22:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ああ、この作品が持つ空気感はとてもやさしい。
寂しい思いをしている子にやさしくして「あげなくちゃ」とか、
わたしがしっかり「しなくちゃ」とか、
肩に力が入った様子が少なくとも私には見受けられないのが
とにかく心地よかった。
おいしいものを一緒に食べるとか、当たり前にコップが
用意されるとか、そういう空気感ややさしさが読んでいる
自分まで癒されるような時間でした。
やさしさとか、そばに誰かいてくれる心強さとか、
そういうのをとても力を抜いて考えられるような読めて良かった
安心できる作品でした。
セリフメモ
2021/12/26 13:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:* - この投稿者のレビュー一覧を見る
「うちの知り合いの日本人もそうだが、みんな静かすぎる。スペイン人相手にゃ ちゃんと言わんと伝わらんよ。
思うことあるなら言わんと。
黙っててもいいことないよ」
第3話