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始まってしまったウクライナ侵攻ですが、今だに終結していない現状にやるせない気持ちになります。プーチンの思惑やロシア側の主張の中にも知らないことがあり、相変わらず勉強になりますね。
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毎年刊行されて愛されての13冊目。今回はウクライナとロシア問題で持ちきりのなか、世界は絶えず動いていて、アメリカ、中国、中東、ヨーロッパと盛りたくさんだ。毎回問題の大きなエリアは変わらないけれど、一年で大きく情勢が変わる様は、特別な時代を生きている実感がわいてくる。
変化があまりに生じる現代において、こういった本は情報の理解・アップデートに大変適している。
来年はどのような一冊になるのだろうか…。
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今回も池上さんの膨大な知識と情報量に少々圧倒されながら読了。
毎年この時期に新刊が出るので、心待ちにしていていた。
前巻で初めてタイムリーに読み拾えた時は、
自分がどれだけニュースを浅く読み、凝り固まった思考と偏見を持っていたか思い知らされ反省したので、
次の一年はメディアだけでなく正しい情報を適切に拾いながら自分なりに考えられるようにしようと心に決めていた。
その答え合わせの本、と言うわけではないけれど、
自分の知識や思考と、池上さんの考察を照らし合わせられる機会になった。
ウクライナ情勢や米中関係に関する記述がやはり多く、この1年で拾い切れるタイムリーな情報とは別に、これまでの歴史を辿って現代を見るという、池上さんの本ならではの視野が新たに得られた気がする。
宏池会や自民党の派閥に関する事項も、これまであまり深く関心を持ってこなかった分もっと深く知りたいと思った。また違う著者の本も漁りながらじっくり視野を広げたいと思う。
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毎回ながら、勉強になる。現状を把握するために歴史を振り返る解説もあるので、理解しやすいです。このシリーズ、これからずっと買うことに決めました!
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毎年拝読させて頂いていますが、今年のテーマについて誰が予測できたでしょうか?
現代は多くの国や地域が連携しあい、貿易や投資によってバランスが成り立っています。 その中にあって自国の民族意識や、利益に暴走する国(指導者)が居ることによって、どれほど世界中が混乱するのか? 我々は今 目の当たりにしています。
日本にとって最も懸念されるのは「台湾問題」。
決して隣国における他人事ではなく、かならず物理的(軍事的)、経済的に大きな壁に突き当たることでしょう。
「最悪のシナリオ」を頭の片隅でも想定し、準備や対策を怠らないことが重要ですね。
例えば、「絶対に安全な原発」が福島でどうなったのか? 歴史の教訓が日本人にはあるはずです。
池上さんが本書で残された最後の「一言」が印象的でした。
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今回はロシアがウクライナに侵攻したということで、その事に関しての内容に多くを割いてます。
ソ連時代からの経緯や、変わりゆく周辺国の状況を、いつもながらの読みやすい文章で解説されてます。
池上さんは中立な立場で意見を述べられていますので、安心して読めますが、色々な方の本も読んだ方がいいかもしれませんね。
ロシア問題は、今リアルに起こっている出来事なので、スラスラと読めました。
また、中国についても書かれてますが、この本のシリーズ別冊で中国についての本が出たみたいですので、今度はそちらを読んでみたいと思ってます。
なんだかんだ言っても中国すごいですからね、変な偏見持たない様に、色々な知識を得て、自分の頭で考えたいものです。
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出版されるたびに欠かさず読んでいるが、その時点でも知らなかった最新のニュースに対する背景がアップデートできるので、大変重宝している。
今回はロシアのウクライナ侵攻に関し紙面がさかれており、ロシアを含むそれぞれの国の立場から見た今を知ることができ、とても有益であった。また、普段はあまり関わりの薄いワードである「ロシア正教」「サラミ戦術」「社会至上主義経済」などの意味合いも正確に理解することができ、他の本などを読み理解する上でもこれらの知識は役に立つ。
内容の割にはわかりやすく、2時間弱で読み切ることができるので、タイムパフォーマンスも高い。普段から世の中の出来事に興味・関心をもってニュースなどを見ている方におすすめ。
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毎年読むのが恒例になっているが、今の社会情勢が程よく掴める内容である。
ただし、今回はウクライナ戦争が主な内容になっており、日々ニュースを追っていて、背景の理解が出来ていたので少々物足りなかった。
あとは、経済、気候変動などもっと広い話題が欲しかった。
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2022/06/10
お決まりのシリーズ。毎年楽しみにしてます。今回はロシアとウクライナのことについて大部分のページが裂かれ、ロシアの歴史にまつわること、ウクライナや周辺国とロシア(ソ連)との歴史的なつながりなどに焦点を当てて、今、ロシアとウクライナの間でどのようなことが起きているのか、世界の周りの国々にはどのような対応が求められているのか、過去の歴史と比較しながら現代を分析することができる内容になっています。
また、ロシアの動きに対して、その動向を虎視眈々と伺う中国が今後どのような動きに転じようとしているのか、何を狙っているのかということについても考察されています。
とにかく、この一冊を読むと世界のことがとてもわかりやすくなり、現在の情勢についてもその表層部分だけでも多少理解を深めることができる導入本としてとてもいい内容になっているような気がします、
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全巻揃えているけど、全巻読んだわけではなく、積読になっているものもある。
年に一回出版されるので、その年その年の話題だと思って読むのに、過去のことが書かれていたりして、混乱していた。昔から、歴史や地理、いわゆる社会科が苦手で、基礎知識がないのも、混乱の元だな。
今回は、プロローグに、「これまで毎回、過去1年間に世界で起こった問題を取り上げ、そこにどんな背景があるのか、その因果関係を知ってほしいと、歴史をおさらいしながら解説してきました。」と書かれていて、腹落ちした。
新型コロナ、ウクライナ、これからの世の中、どうなっていくのか。
「歴史は繰り返さないが韻を踏む」。
今を知るためには、歴史を学ぶことも大切だ。
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2022.12th
今年はなんと言ってもロシアのウクライナ侵攻ですね。ロシアにも歴史的に他国から何度となく攻め込まれて来たという経緯もあり、本質的に相容れない部分もあるのでしょうね。
他にも、ドイツ、韓国はトップが交代したり、中国は習近平の独裁体制が一層強化されたり…。
つい最近ですが、安倍元総理が殺害されるという非常に残念な事件があったので、来年はこのあたりもフォーカスされるんでしょうね!
毎年勉強になりますが、近年は池上さんの個人的な思想が強く出ている感が少し気になります。
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年1回、発売されるシリーズの13弾。
今回もさまざまなテーマが取り上げられているが、やはり中心となるのはロシアによるウクライナ侵攻。
ロシアによる戦争行為は、許容されるべきものでは断じてないが、ロシアはロシアの考え方があり、それに基づいた行動を行なっていることが語られている。特にナポレオンやヒトラーからロシアが侵攻を受けた歴史は、西側諸国への不信感を持つには十分で、緩衝地帯を置きたい、という行動原理につながっていることは理解はできる。
ウクライナ侵攻や中国の台頭は、アメリカの弱体化ともつながっている。アメリカは中間選挙の年であり、国内の対応にも時間が取られている。バイデンの支持率の低下は、アフガニスタン撤退やコロナ対策で期待に添えなかった部分も大きい。ただ、これもトランプ以前から積まれている課題である。
アメリカも軍事力を用いて民主主義を他国に根付かせようとしてきており、戦争を行ったという点においては、ロシア同様批判的に見るべきではないかと思う。
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毎年読んでいます。
今年はとうとう戦争が起きてしまったのでなおのこと世界情勢を注視する必要が有りそうです。
ほとんど知識が無くてもわかりやすく読み進めていけると思うのでおすすめです。
教養の一歩目としての読書を若者に薦める最後は池上さんの芯から出てきた言葉だと感じたので響きました。
来年も楽しみにしています。
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世界を振り回している国々のイデオロギーを知ると、日本はなんて良識ある国なんだと改めて誇らしく思います。
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ロシアのウクライナへの軍事侵攻
中絶禁止で二分されるアメリカ
経済からイデオロギー政策へと転換する中国
NATOとロシアの対立
世界では、21世紀には起こり得ないと思うことばかりが起きている。日本でも、円高で輸出が苦しいと言っていた日本が急激な円安になり、更に物価高に苦しむことになる。
この本にはありませんが、イギリスのジョンソン首相の辞任や安倍元総理の殺害など、コロナ禍で蓋がされていたパンドラの箱が開ききった印象さえあります。